一郎はレベルが上がった
「なんだよこれ…」
頭上のLv.1という文字がいつの間にか付いており
一郎は異世界に来て2度目パニクっていた
「触れねぇし、かと言ってそこら辺の動物にも付いてるから問題は無いのか?ここが異世界として文字は同じという事かな…」
意外と冷静である。
先ほどゴブリンを倒した一郎は落ち着きを取り戻しLv.1と言う謎の文字に戸惑いながら
人に会うために森を歩き続けていた
「おーい!誰か居ませんかー?」
さっきゴブリンを見たばっかりなのに一郎は叫びまくった
案の定ゴブリン達がよってきて
ゴブリンの群れが襲ってきた▼
「またこいつらかよ…しかも3体も!?」
グギャー!
一郎はゴブリン3体の攻撃を交わしつつカウンターを入れギリギリの所で勝利した。
ゴブリンが棍棒を落としていった▼
一郎は棍棒を手に入れた▼
もう1度言うが一郎に戦闘経験は無い
ピロンッ♪
頭の上の文字が
Lv.2に変化していた
「Lv.2…?ゴブリンを倒してレベルが上がったってことか?確かに身体が軽くなった気がするけど」
引きニートやってた割には冷静さがあった
これも長年やってきたRPGへの対応力だ意味無い才能だが。
しばらく歩くと小さな村のようなものが見えてきた
「やった!やっと人に会える!!」
ニートで10年もずっと家にいたのに人と会うのが怖くないのだろうか…
一郎Lv.2
持ち物
ゴブリンの棍棒