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3章 10

「ちぇー、緋一君の浮気者め」

 階下の地面では、響子が腕組みしながら上空を仰いでいた。不満丸出しの顔で屋上の手すりを窺うが、緋一たちが顔を引っ込めてしまってからは何も見えなかった。

「僕の告白を聞いた後だって言うのに、白羽といる方がいいってことぉ?」

 腕組みしたまま頬を膨らませた。

 そろそろ首も限界に近かった。響子は前に向き直ると、

「いいですよぉ。お二人で水入らず、楽しくおしゃべりするといいさぁ」

 両手を肩に上げながら首を振る。

「その間に僕は用事を済ませてきますよ。ちょうど一人で行かなきゃいけない用事がありましたからねぇ。あー、白羽に頼む手間が省けた省けたぁ、と」

 誰にとなく呟きながら、路地の暗がりへと歩き始めた。

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