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影の勇者の再冒険 ~~Re-Tale of the Brave~~  作者: ヒマジン
第34章 暴走する者達編

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第584話 回収作業

 大型魔導鎧を改良した半魔導機とでも言うべき大型魔導鎧の組み立てが始まる少し前。丁度少女型特型ゴーレムの調整は、一段落出来ていた。


「調子はどうじゃ?」

教授(プロフェッサー)。各部に問題無し」


 ティナの問いかけを受けて、少女型特型ゴーレムが敬礼して質問に答える。口調に固さは残っているが、かなり、穏やかな雰囲気があった。そんな少女型特型ゴーレムを見て、アイギスが何処か感慨深い様子で、問いかける。


「これが、私の妹・・・ですか?」

「うむ・・・と言っても、どちらが姉で妹なのかは、わからんがのう」


 アイギスの問いかけを受けて、ティナは苦笑気味に答える。それを受けて、アイギスが少し緊張気味に、問い掛けた。


「じゃあ、試しに・・・あの、搭載魔石は何時の物を使ってるんですか?」

「・・・教授(プロフェッサー)。答えて良いのですか?」

「構わん。あれはお主とほぼおなじ役割を持つ者と考えよ。協力は必要じゃ」

「はい。私は凡そ2万8千956年前に生まれました」


 ティナの言葉を受けて、少女型特型ゴーレムがアイギスの質問に答える。ティナの名前が教授(プロフェッサー)なのは気分、らしい。

 メカ少女の呼び方はこれだ、と強くカイトに説いていた姿が、数日前に見られていた。まあ、気分なので、彼女の気分で全員統一の『マザー』になるだろう。


「えーっと、私が約3万と数千年ですから・・・」

「おもっきしサバ読んどるのう・・・」

「い、いいじゃないですか、1万年ぐらい・・・」


 ティナの呆れたツッコミに、アイギスが照れくさそうに答える。サバを読む桁が可怪しいのは、彼女が世界最古の魔石の一つだから、だろう。ちなみに、アイギスは正確には、約5万年と倍程であった。世界最古は伊達では無い。


「どっちにしろ、私がお姉さん、ですねー」

「まあ、そうじゃろうな。固さもそこらが影響しておるのやもしれん」

「わかりかねます」


 ティナの言葉に、少女型特型ゴーレムが首を振る。まあ、ここまでで何が起きているのかは、分かるだろう。言うまでもなく、少女型特型ゴーレムにアイギスと同じくエネフィア最古の魔石を搭載したのである。

 別に何の理由も無く搭載したわけでは無い。改良を始めて、ティナはこの特型ゴーレムが搭載しているのは人工知能では無く人工無脳だ、と気づいたのだ。

 これでは魔術を十全には使えても、十二分には使えない。魔力とは意思の力、だからだ。意思の力によって、出力が左右されてしまう。

 人工知能は自分で考えるが、人工無脳は教えこまれた物を特定の法則で出力しているだけだ。人工無脳は一定の出力で出せても、限界以上の力が出せないのだ。簡単に言えば、特型ゴーレム達は一定の出力で魔弾を射出する魔銃と一緒、だったのだ。

 おまけに、この特型ゴーレム達は調べてみると、予め設定された以外の魔術以外は使えない様子だった。どうやら予め人工無脳の部分に魔術の術式を記載し、それを展開する事で、超高度な魔術を使いこなしていたのである。

 転移術や古代魔術(エンシェント・スペル)等繊細な術式を刻み込めたのは見事、と言えるが、その代わりとして、これら数個の魔術にその容量の大半を食われて、他に使える魔術はほとんど無かったのである。調べれば、エネフィアではそこらの子供でも出来る<<火球(ファイア・ボール)>>さえ、出来なかった。

 彼女らの戦闘方法が近接戦闘がメインだったのは、近接戦闘の方が得意だからでは無く、近接戦闘しか出来なかったから、だったのだ。武器がいくつもあったのは、足りない部分を補う為、だったのであった。


「まあ、そこらは追々調子を見ていく事にしよう・・・で、どうじゃ。魔石の馴染みは」

「・・・不可解です。言葉にし難い・・・何か、モヤのような物があるような・・・」


 少女型特型ゴーレムは、ティナの問いかけに顔に少しだけ困惑を浮かべる。固さはあったが、そこには人と同じ困惑があった。不気味の谷は越えている様子だった。


「ふむ・・・効果は出ておるな。それで良い」

「そう・・・なのですか?」

「うむ」


 少女型特型ゴーレムの言葉を、ティナが楽しげに認める。というのも、魔石はそのまま、意思の力の塊だ。先に少女型特型ゴーレムが言った抽象的な言葉こそが、その表れ、だろう。

 が、これを教えては、意味が無い。自分で考えさせてこそ、意味があるのだ。彼女は既に人工無脳では無く、人工知能、なのだ。なので、ティナはそれを認めるだけで、指摘はしない。そして、ある理由と目的から、放っておく事を選択していた。


「まあ、書物等は貸し与えよう。一葉達はカイトの援護に出ておるが・・・あやつらに教えてもらうのも、良し、じゃ」

「了解」

「固いですねー。身体の方が影響、ってあるんですかね?」


 固い言い方をする少女型特型ゴーレムに対して、アイギスが疑問を呈する。アイギスの身体は一葉達ホムンクルスと同じ身体だ。それに対して、少女型特型ゴーレムの身体は魔力伝導性と柔軟性のある何らかの――現在組成の調査中――特殊素材だった。そこらで、違いがあるのかもしれない、と思ったのである。


「ふむ・・・わからんのう。まあ、体温に嗅覚に、と色々と搭載されておったが・・・む? そういえば、触覚は搭載されておるのか?」

「いえ、搭載されていません」


 ティナの疑問に対して、彼女が調査結果を見る前に、少女型特型ゴーレムが答える。それに、ティナが顎に手を当てて、思慮を始める。


「ふむ・・・軍用じゃし、目的が敵の排除じゃから手加減は要らぬ、と判断したか・・・触覚が無いと、事細かな力の操作が出来んからのう・・・」


 設計思想を見れば、どういう目的なのか、というのが理解出来る。ティナの推測はそこから、だった。そして、これは正解だった。彼女らを出す時点で敵を捕らえる等の必要は無いし、構造が複雑になるため、排除されたのである。とは言え、それでは、今の状況に合っていない。


「ふむ・・・もう一度、メンテナンスポッドに寝よ。触覚を搭載するとしよう。幸い、余の再構築で搭載スペースには余裕が出来ておるからのう」

「了解」


 ティナの指示に従い、再び少女型特型ゴーレムがメンテナンスポッドに横たわる。そうして、ティナが装置近くにあったスイッチを操作すると、蓋が閉じた。

 少女型特型ゴーレムは全身の魔術回路を再調整した結果、搭載出来る要領はかなりの余裕が出来ていた。やはりユスティーツィアという簡略化の天才が居なかった事から、洗練されていなかった術式がそこかしこに散見されたのだ。それを修正してやるだけで、かなりのスペースが空いたのであった。


「アイギス。少々手を貸せ」

「イエス。乙女の柔肌のチェックです」

「肌を覆う素材は使えるのう・・・早めに素材の組成を調べたい所、じゃな」


 彼女の肌となっていた素材は、それそのものが魔術回路の基盤としても使える物、だった。それ故、このように簡単に触覚を形作る事が出来たのである。おそらくシリコン等の半導体に似た素材なのだろう。

 だが、これもまた、滅びた帝国の秘密の素材だった。帝国が崩壊して素材の製法等は失伝してしまっていたのであった。もしかしたら元マルス帝国の帝都があったルクセリオン教国の研究所跡には残されているかもしれないが、冷戦中の国に入れてください、と言った所で入れてくれるはずもないだろう。

 まあ、修理素材として、彼女の肌の部材は遺跡に残されていた。サンプルも十分だった。錬金術という普通とは違う技術があるので、比較的容易に作れるだろう。


「・・・ふむ・・・やはり・・・うむ。読み通りじゃな・・・」

「これ、自己増殖と自己進化なんてしませんよね?」

「暴走してエネフィアを喰らい尽くす、なぞ笑えんのう・・・自己修復だけじゃろうよ」


 意味深な顔を浮かべていたティナに対して、アイギスが問いかける。二人は触覚の構築を行っていたが、口は暇なのだ。手を動かしながらも、口も動いていた。

 ちなみに、どうやら少女型特型ゴーレムに搭載されている素材はある程度の傷ならば、自分で修復出来るようになっている様子だった。


「まあ、戦闘用、じゃしな。多少は自己修復もせねば、使い物にならん、か。組成はやはりシリコンに似た物質が主、のようじゃな・・・うむ・・・」


 上がった結果を見つつ、触覚の構成を行いつつ、ティナは感心したように頷く。やはり、平和な時代が続いたのは良いのだろう。彼女たちでさえ知らない新素材が無数に開発されていたようだ。

 そうして、ティナはこれら新素材の調査を行いつつ、少女型特型ゴーレムの改修作業を進めて、この日は終わる事になるのだった。




 それから、数日後。ティナはテラール遺跡に再びやって来ていた。今日はようやく一通りの改修作業が終わった少女型特型ゴーレムも一緒だ。

 前回は遺跡の調査が出来切っていなかったので、もし万が一、彼女が遺跡に入ると同時に何らかのバックアップが起動して再度敵に回られてはたまらない、と連れて来なかったのである。今は無い事が確認された為、連れて来たのであった。


「これで、良い。起動は可能か?」

「肯定です」


 ティナの問いかけを受けて、少女型特型ゴーレムが頷く。何を起動しようとしているのか、というと、以前に全員から酷評を食らった彼女の為の特殊外装、だった。

 確かに兵器としては現代では使い物にならない物だが、内部に搭載されている技術はティナも参考にしたい、と思える程の出来栄えだ。なのでこれから持ち帰ってリバース・エンジニアリングを行おう、と言うことだった。外には公爵家が所有する飛空艇を待機させているので、それで架橋して、持ち帰るつもりだった。そうして、少女型特型ゴーレムが基地施設とリンクして、特殊外装を起動させる。


「・・・こちら、ソフィーティア。今から外に出すが、周囲に気を付けよ」

『了解です』


 起動を受けて、ティナは外に向けて連絡を送り、少しだけ離れる事を指示する。外に出るのがわかっていて、激突するのは馬鹿らしいだろう。そうして、退避を指示して、少しだけ、ティナが子供っぽい笑顔を浮かべ、大声を上げた。


「では、合体!」

「了解」

「つまらんのう・・・」


 至ってフラットな声で応じられたティナはつまらなそうに口を尖らせる。やはり合体というのは、漢――女だが――のロマンだ。ということで楽しそうだったのである。

 まあ、それはさておき、そんなティナの指示を受けて、少女型特型ゴーレムが舞い上がり、首の部分にあった穴から特殊外装の中にすっぽりと入り込む。と、それに合わせて、彼女が入った部分が後ろから現れた兜状の蓋が接続される。設計図によると、これがメインカメラらしい。


教授(プロフェッサー)。搭乗、完了です』

「うむ・・・そういえば、中はどうやって操縦しておるんじゃ?」

『肌から直接しています』


 少女の身体にアダプターを接続するような機構が無い事から疑問に思ったティナの問いかけに、少女型特型ゴーレムが通信機を用いて答える。この特殊外装には外部に音声を飛ばす機能が無い、との事だった。

 肌の素材が魔力伝導性があったのは、コクピットの中に入った際にアダプターを接続したりしなくても大丈夫なように、という判断なのだろう。


「それはほぼ当時のまま保存されておった様子じゃが・・・何か不具合はあるか?」

『否定。何もありません。そのまま出せます』

「良し。では、外部ハッチを開けて構わん」

『了解。特殊外装、移送を開始します』


 特殊外装の腕の部分に座ったティナの指示を受けて、特殊外装がゆっくりとだが、動き始める。動く方向は後ろだった。


「うーむ。このキュラキュラキュラ、という音は良いのう。タンクも悪うは無い」

『外へのハッチを開けます』

「うむ・・・おっと」


 どうやら、箱があった後ろに、外部に繋がるハッチがあったらしい。特殊外装が少し動くと、二人の背後にあったハッチが開いて、薄暗い通路の姿が露わになる。そうして、特殊外装はしばらくの間、直進し続ける。


『マザー。通路に入ったからか、凡その位置が判明しました。現在、近くにあった丘に向かって、移動している様子です』

「なるほど。少し遠くの所に、出入り口を設けておったわけか・・・」


 近すぎれば、簡単に検査で発見されるだろう。それを考えれば、少し離れた所に出入り口があったのは理解出来た。そうしてしばらく動くと、行き止まりにさし当たった。そこにはエレベーターがあって、これで地上に出るのだろう。


教授(プロフェッサー)。問題が発生しました』

「なんじゃ?」

『出入り口のハッチが、年月の経過により、土で覆われています。外部ハッチは開きますが、出られません。メインカメラの望遠モードで撮影した上部ハッチ解放後の映像を、ホログラフとして投影します』

「一分の隙も無いのう・・・むぅ・・・良くあるパターン過ぎて、本当に良くある事になったのう・・・」


 長年放置された研究所等から大型兵器が出てくる時に、出入り口から土埃があがるのは、多くアニメ等でお馴染みだ。そして土等で覆われているのも、良くあるパターンだ。まさかそれを自分もやろうとは、とティナは少し楽しげだった。

 だったのだが、問題は方角だ。上に、出入り口はあるのだ。下手に崩せば上から大量の土砂が降って来て、生き埋めになるだろう事は明白だ。


「良し。では、特殊外装で上を吹き飛ばせる武装は?」

『武装についてはメンテナンス状況が不明な為、使用は推奨出来ません』

「構わん構わん。暴発した所で、お主も余も無事じゃろう。動力炉も無い鎧が大破した所でそこまでの被害にはなりゃせんよ。今は出す方が先決じゃ。多少破損した所で、問題は無い。ド派手なのぶちかませ・・・アイギス。飛空艇をどかしておけ。上にぶっ飛ばすぞ」

『イエス、マム!』


 上に邪魔な物が乗っているのなら、大出力でぶっ飛ばせば良い。そう考えたティナは、とりあえず搭載されているだろう高出力の武装で吹き飛ばす事を決定する。どちらにせよ吹き飛ばさなければ出れないのだ。仕方が無い。


『了解。背部大出力魔導砲のブラストモードで上を吹き飛ばします。余波が考えられますので、避難を』

「うむ・・・おぉ! なかなかに変形とは! 良い武装を持っとるのう!」


 ガシャンガシャン、と音を立てて変形していく背部ユニットを見て、ティナが楽しげに笑い声を上げる。どうやら背部のランドセルはほぼすべてその大口径の砲塔に占領されていた様子だった。そうして、20秒程の時間を掛けて、大口径の巨大な砲塔が完成した。


『射出まで、5秒・・・4・・・3・・・2・・1・・・ファイア』


 少女型特型ゴーレムの声が響いて、砲塔から真っ白な光条が放出される。それは一直線に上へと上昇していき、コンマ数秒でハッチの上を覆っていた土を吹き飛ばした。


『障害物の排除を確認。エレベーター、上昇を開始します』

「うむ。アイギス。上に上がるから、飛空艇を待機させておけ」


 ティナが再び特殊外装の腕の部分に座ると同時に、ゆっくりとエレベーターが上昇していく。と、それと同時に、アイギスから連絡が入った。


『イエス、マザー。それと、光条の観測を終了。結論だけ言えば、それ、とんっでもない出力です。多分、現代の大半の飛空艇を数珠繋ぎに並べれば5隻ぐらい串刺しに出来ちゃうんじゃないですかね』

「そ、そりゃまた・・・」


 アイギスの言葉に、上から差し込む陽の光を浴びつつ、ティナが頬を引き攣らせる。これほどの威力は、並の大型魔導鎧にも量産型の魔導機にも無かった。が、アイギスの言葉はここでは終わらない。


『ただ、問題も』

「なんじゃ? これほどの兵装じゃ。多少はあるじゃろう」

『収束率が無茶苦茶悪いです。ぶっちゃけ、マザー達の位置が後もう少し下だったら、多分広範囲にものすごく丘が吹き飛んじゃいますね。使うのなら、マザーの改修は必須です。そうしないと、自軍まで攻撃しかねません』

「・・・はぁ・・・やはりマルス帝国の物、か。分かった。後で余が改修する事にしよう」


 アイギスの検測結果を魔道具で受け取って、ティナが再び呆れ返る。確かに、上に行くほど広がり、最終的には上空2000メートル程でほとんど無意味な光になっていた。

 ゼロ距離での威力としては良いだろうが、巨大な魔物の居るエネフィアで見れば、射程距離はほぼゼロと言えた、だった。と、そんな呆れていたティナだったが、そこに更にアイギスが報告を入れた。


『あ・・・マザー、先の光に影響されたのか、魔物が集まってきています』

「そういえばこの特殊外装には対人兵器も搭載されておったか・・・実戦使用には丁度良い的じゃな」

『武装の使用はすい』

「推奨せん、じゃろう。分かっておる。じゃが、使え。使ってみんと、何処をどう改修すれば良いかわからん。もし不安があれば、出力を落として対処せよ」

『了解。出力50%で応戦します』


 少女型特型ゴーレムの再びの提言を受けて、ティナはそれをバッサリと切って捨てる。そうして、それとほぼ同時に上部ハッチから特殊外装が出て、戦闘が開始されるのだった。

 お読み頂き有難う御座いました。

 次回予告:第585話『集合』


 2016年10月3日 追記

・誤字修正

『人工無脳』が『人工無能』になっていた所を修正しました。『無脳』ではあっても『無能』じゃないのが、少女ゴーレムちゃんです。まあ、もう『無脳』でも無いんですけどね。

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