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影の勇者の再冒険 ~~Re-Tale of the Brave~~  作者: ヒマジン
第57章 剣士達の戦い編

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第1088話 剣士達の調整

 中津国を治めている<<日輪>>燈火の思惑から中津国で行われる世界最大の武闘大会である『天覇繚乱祭(てんはりょうらんさい)』への参戦を決めたカイト。その本戦への参戦資格を得る為に、彼は冒険部に所属する剣道部一同に混じって、マクダウェル領で行われる武闘大会へと参戦する事を決める。

 というわけで、カイトは少し急ぎ足で用意を整えていたわけであるが、そんな中。その旅路に同行を願い出た者が居た。それは天才という名をほしいままにしてきたルーファウスである。彼とてやはりまだ若い。興味が沸いたとて、不思議ではない。


「ああ、あれか・・・ふむ・・・」

「ん? もしかして興味があるのか?」

「無いといえば、嘘になる。正直に言えば、参加したい所だ」


 カイトの問いかけを受けたルーファウスは己と同じ顔の少年を伺いながら、カイトの言葉に頷いた。まぁ、本音としてはアルと戦いたいという所だろう。そしてそれは、アルとしても同じ意見だった。


「あー・・・うん。僕も出ようかな」

「ふむ・・・良し。ならば、俺も出る事にしよう」


 アルの答えを受けて、ルーファウスが応ずる。すでにお互いにお互いを敵としてしか見ていなかった。どちらも一度は戦わねばな、と思っていただろう相手だ。であれば、この流れは必然だったのだろう。


「やれやれ・・・まぁ、出場資格は満たしているから、良いけどな。場外乱闘はしてくれるなよー」


 カイトは視線で戦う二人に呆れながら、遠征隊の名簿の中に二人の名前を含めておく。別に今回はそもそも戦いに赴くわけでもないし、そもそもカイト以外は依頼で動くわけではない。今回は修行の一環として、というのが表向きの理由だ。


「さて・・・今回は中規模の遠征隊かな」


 カイトは遠征隊のリストを見ながら、人数が少し多い事を把握する。カイト達はまだラエリアでの戦いがあったので実力を試す場があったわけであるが、それ以外はやはり試す場となると日々の依頼の中でしかなかった。

 というわけで、こういう比較対象があっての話ではないのだ。なので多くの面子がこの武闘大会について興味を示していたわけであった。と言ってもその多くは男子だ。そこは仕方がないという事だろう。


「まぁ、今回は剣士と槍使い限定、そこまでではないか。こんなもん、って所でしょ」


 カイトはそう言って、参加リストに許可の署名をする。冒険部として大会へ向かう以上、参加するのならカイトの認可が必要なのだ。そのサイン、というわけである。

 とは言え、カイトが言うほど大きくはない。武器を限定されている事が影響しており、例えばこういう事に興味を示すだろうボクシング部や空手部の連中は不参加だ。徒手空拳で戦う事は可能だが、それはあくまでも武器を手にした上での話だ。剣技や槍技を使う上での体術としての限りである。

 なお、一応言うがマクダウェル領で開かれるのが剣士と槍使いの大規模な物なだけで、拳闘士達向けの大会はまた別途別の所で行われる事になっている。単にここで行われるのがこの大会というだけだ。

 それはさておき。他にも剣士でも魔法剣士とも言われる魅衣や、桜の様な薙刀以外のメインウェポン以外を常に併用して戦う者も不参加である。勿論、竜騎士の瑞樹も不参加だ。

 これは流石に魔術師やメイン武器以外の要素が大きい。こういった剣技や槍技に依存しない戦い方をメインとした戦い方は禁止されている為、人数はそれ相応、と言うところであった。


「さて・・・」


 カイトは深く椅子に腰掛ける。彼としても興味がないわけではない。この血の猛りだけは戦士である以上、どうしようもない性質なのだ。戦士、闘う者である限りは強敵との逢瀬を待ち望んでしまう。


「大物が出るか、否か・・・」


 カイトは笑みを零す。これは依頼だ。故に結果以外についてどうでも良いといえば、どうでも良い。故に、興味があるとすればそれだ。猛者が出て来るかどうか。やはり武芸者である以上はそこが気になる。


「ちょっと調整しておくか」


 カイトはそう言うと立ち上がって軽く運動をしておく事にする。今回はあまりに急な決定であった為、準備は一切出来ていないと言っても良い。そして依頼でもある。なら、少し急ぎ足だが準備を整えるべきだろう。


「桜ー。悪いけどさ、少しの間ギルド頼んだ。ちょっと調整してくる」

「あ、はい・・・楽しそうですね」

「男の子の血ってのでしょ」


 カイトの背中が楽しそうな事に気付いた桜が楽しそうな笑みを浮かべて呟いた言葉に、魅衣が若干呆れた様に笑いながらそう告げる。

 彼女はルールで自分が不利になる事をわかっていれば、出るつもりは一切無かったのだ。と、そんな少女らの微笑みを背にカイトは今度は外へと足を運ぶ。

 ロビーで一度武蔵と別れる直前に藤堂が来て、地下にて修行を行うと言っていたのだ。武蔵も監督に向かっていた。であれば、対戦相手になるかもしれないカイトが邪魔をするわけにもいかないだろう。


「・・・良い空だ。あっぱれ日本晴れとはまさにこの事だな」


 カイトは呼吸を整えながら、晴天を見詰める。


「我が流派は蒼天に二つと無し」


 カイトは興が乗った事もあり、武蔵の流派の謳い文句を謳い上げる。雲一つない青空の事を、日本では日本晴れと言った。蒼天もまた雲一つない青空を述べていた。これは武蔵なりの自負であり、そして目標と言えるのだろう。日本一の剣技とならん、という彼なりの戒めなのかもしれない。


「我が剣にて蒼天を緋に染めよう」


 それに対して、後の講談では生涯の好敵手として語られる佐々木小次郎こと旭姫は己の剣技をそう言い表した。これは武蔵に敗れた彼女が彼女なりに、もう二度と負けないという心意気を表した物なのだろう。


「我、蒼天と緋天を統べ神技へと至らん」


 カイトは今の己を謳い上げる。今彼が学んでいるのは、彼自身が剣聖と崇め奉る上泉信綱が興した神陰流。これと彼ら自身が基礎として興したマクダウェル流の四つ――師が師なので新陰流も一応使えるが――が、今の彼が使える剣技だ。今回の戦いではこの四つをメインに戦いを構築する事になるだろう。


「ふぅ・・・」


 猛る血を鎮めるべく、カイトは深呼吸を行う。まずは何事も精神集中から。カイトは武芸者として、そう学んでいた。重要なのは、心技体の三要素。これを心がけてこそ、真の武芸者足り得る。


(・・・)


 カイトは刀を構え、実空間ではなく想像の中に一人の影法師を呼び起こす。彼が十分に身体を動かすにはここは狭い。そして今から動かしていては時間が足りない。故に調整するのは、己の感覚一つ。それ故、思い起こすのはこの世で最強にして最高の剣士だった。


(・・・見えた)


 カイトのイメージの中。影法師は確たる姿を取り始める。それは一言で言えば、刀の様な人物に見えた。


「お願いします」


 カイトは小さくそう呟いて頭を下げると、己の師を模した影法師へと刀を構える。師の剣技は地球時間で数年見てきた。手合わせこそ数えるほどであるが、その全てが彼の瞼の裏に焼き付いていた。


「・・・」


 刀を構えたカイトはしかし、その場から一切の動きを見せない。いや、動けないのだ。どう動けばこの世界最強にして最高の剣聖に一太刀届かせられるのか。今までそれこそ万を超えるイメージ・トレーニングを行いながら、想像の中でとて一度として成功した事は無かった。

 そして、それで良いと彼は考えている。現実として、この剣聖であれば確実にそう出るだろうと理解しているからだ。そしてだからこそ、この修業に意味があるのだ。


(・・・流れを読め。この世全ての流れを・・・)


 カイトは意識を研ぎすませて、己と世界を一体化させるイメージを持つ。新陰流の基本的な考え方も、神陰流の基本的な考え方も変わらない。両方共創設者は同じだ。故に、基本的な考え方は変わらない。

 ただより高度に、より深みにある剣技が神陰流というだけだ。神陰流の基礎は新陰流の基礎とも言える。信綱の言葉で極論であり暴論と述べていたが、新陰流を極めていけば自然と神陰流の奥義にもたどり着く事は出来るそうだ。

 勿論、これは並大抵の才能ではなく一つの星に一人の才能が必要だとの事であるが。そしてその一人が信綱である事は事実だろう。つまり、彼ほどの才能が無ければ至れない領域と断言して良い。

 カイトでは無理だし、兄弟子であり日本有数の剣豪達でさえ無理だったと断言されていた。まぁ、それがわかっているからこそ、信綱も自身で神陰流を教えているのである。そんな信綱に、カイトは精神世界の中で打ち込んでいく。


「くっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」


 何度やっても、信綱の影法師は己の攻撃を完全に防ぎ切る。それ故、カイトは心身を疲労させて膝を屈する。一太刀打ち込む事さえ、出来ない。と、そんな所に真竹で出来た水筒が投げ寄せられた。


「ほぅ・・・見に来てみたが・・・恐ろしいのう」

「ああ、先生。どうも」


 カイトは武蔵より投げ渡された水筒を受け取ると、中の水を呷る。藤堂達の監督を一時切り上げ、こちらに来たようだ。どうやら、彼にもカイトの想像の内にあった信綱の姿が見えていたらしい。


「気の流れを見るに、左側から打ち込みに行って脇腹にもろうたか。あまりに自然過ぎて、思わず何が起きたか、と二度見してしもうたぞ」

「ご明察です」


 カイトは武蔵の推測にはっきりと明言する。イメージ・トレーニングといえども、熟練になればどういう動きをしていたのだろうか、と推測する事は可能だ。武蔵の言うように気配が揺れ動くからだ。

 それを読みカイトの動きを推測し、そこから信綱の動きを推測してみせたのである。剣豪・宮本武蔵の名に恥じぬ腕だった。


「げに恐ろしき新陰流。諸国漫遊の折、宗矩殿と十兵衛には相見えたが・・・その二人をして、信綱公は剣聖と称えられた。そして儂も一度相見え、そう断ずる」

「まさに、そうでしょう。あれは百度打ち合い、百度打ち勝つ。私もまだ一筋の光さえ見えはしない」

「で、あろうな」


 カイトの言葉に応ずる武蔵の言葉の中には、多大な畏敬の念と僅かな畏怖があった。カイトの鍛錬を見てわかった。自分がもし今同じことをしていた場合、百度も打ち込めずに切り捨てられていただろう、と。そしてそれ故、武蔵もどうしても興味が抑えきれなかった。


「どれ。少し見せてはくれんか」

「はい」


 その場に胡座をかいて腰掛けた武蔵に対して、カイトもその場に腰掛けて応ずる。そうして、師弟は同時に目を閉じた。


「・・・」

「・・・」


 カイトと武蔵は同時に、深く深く意識を落としていく。そうして、カイトは再び信綱の影法師を生み出して、対する武蔵は己の影法師を想像の中に生み出した。カイトは武蔵以上に長い間信綱を見てきている。故にその気配や立ち振舞いはほぼ理解しており、それを武蔵へと見せていたのである。

 なお、敢えて言っておくがこれは誰でも出来る事ではない。送る方であるカイトは剣士としての信綱の事をよく知っておらねばならないし、それを再現出来る技量が必要だ。対して受取人である武蔵はそれを完璧に受け取れるだけの鋭敏な感覚が必要だ。どちらも熟練の剣士だから出来るイメージ・トレーニングだった。


「・・・」

「・・・」


 武蔵は精神世界にて、カイトのイメージの中の信綱を見る。幸い、一度信綱を見ていた事でその姿等は把握している。故に影法師は普通よりも正確に理解出来ている。が、それでも打ち込めない。打ち込めば、確実に打ち返される。そう分かっていたからだ。確実に返されない一手を探る必要があった。

 とは言え、いつまでもそのままでは自分が負ける事を武蔵は理解していた。信綱の精神はもはや磨き抜かれた玉に等しい。一切の焦りも動揺も浮かばない。

 それに対して、まだ修行中の身である武蔵は何時かは精神力が切れる。それが一時間後か半日後か、それとも一週間後かは誰もわからない。武蔵当人にもわからないだろう。が、何時かは切れる事だけは確実だ。そしてそれがわかっているが故に、焦りが生まれる。


(・・・)


 深い深い意識の底。そこでさえ武蔵は一切の雑念を捨てる。ただ見据えるは信綱の影法師。この剣聖を相手に一太刀馳走する事こそ、今の彼の目的だ。超えられるのは一太刀浴びせられてからだ。今の彼は互角でさえなかった。まずは、互角にならねばならないのだ。

 そしてその為には血の猛りなぞ一切不要だった。そんな雑念を抱いた瞬間、自分は一刀のもとに両断されると剣士の本能が悟っていた。


(・・・)


 ただ瞑想しているだけなのに、武蔵の身体はまるで今が夏空の下の様に汗を掻いていた。そうして、それが一粒地面へ落ちると同時に、武蔵は信綱の影法師へと斬り掛かる。


(っ)


 初手。武蔵が右側から斬り掛かるも信綱の流れる様な剣撃により防がれる。が、驚くに値しない。この程度は余裕で、防がれる事は武蔵も理解していた。どうやっても初撃で防がれるのがわかっていたのなら、その後を考えて行動するだけだ。

 そんな二撃目を狙う武蔵に対して、信綱がまるでそれが自然であるかの様に静かな流れで空いた武蔵の脇腹を狙って剣撃を放つ。


(・・・)


 これは読めている。敢えて打ち込める隙を作り出したのは自分だ。武蔵は信綱が打ってきた一撃に対して、即座に左手の大太刀を振るい迎撃する。そしてそれと同時に、右手に携えた大剣で一気に信綱へと襲いかかる。


(・・・っ)


 が。武蔵はここで、驚きを露わにする。信綱は一切の迷いなく武蔵と鍔迫り合いを交わす足から力を抜いて、その上で鍔迫り合いの力を利用してその場を離脱したのだ。

 しかもそれで大きく吹き飛ぶではなく、必要最低限の距離を離しただけだ。故に一歩踏み込むだけで、信綱は再び武蔵を射程に捉える事が出来た。

 そうして、その次の瞬間には大剣の攻撃の隙を狙い打つように斬撃を放ってきた。ここまでが完全に流れるような、一連の動作だった。

 どこまで修練すれば、この一瞬でそんな正真正銘の神業が出来るのか。普通なら、どこか一つで力の淀みが生じて一瞬にも満たない刹那の僅かな停滞が生まれるはずなのだ。それなのに、まるで水の流れの様でさえあった。武蔵は思わず、顔に笑みが浮かぶのを抑えられなかった。それは興奮の表れだった。


(ああ、まだまだ未熟じゃのう)


 深い深い意識の底。更にその奥底にて、武蔵は自分の敗北を理解する。楽しいと思ってしまった。血が猛ってしまった。まだまだ及ばない、と奥底が理解してしまった。それ故に、負けを理解したのだ。そうして一瞬にして百数度、斬撃が交わされる。


「かぁああああ! 駄目か! 負けじゃ負け! 儂の負けじゃ! 百と八つ! 新免武蔵の意地で煩悩を振り払うべくそれだけ打ち合ったが、今の儂ではそれが限度じゃ!」


 影法師の信綱に一刀両断された武蔵はそれと同時にかっと目を見開くと、楽しげな顔で負けを宣言する。もう途中から楽しくて仕方がなかったらしい。それ故、途中からは心技体の三要素が整わず、ものの見事に切り捨てられたと言うわけであった。最後は相打ち覚悟で切り捨てられるも構わず食らいついたらしい。が、それさえも躱されたそうである。

 こう打てば、こう打ち返される。まるで自然に返される信綱の剣技に武蔵はただただ見惚れるばかりであり、その反応を楽しんでいるかの様でさえあった。そんな師に対して、カイトはただただ平伏する。


「いえ、お見事でした。想像の内とてそれだけ打ち合えれば、満足かと」

「まぁ、そうじゃろう。お主、幾太刀で終わる?」

「まだ数百と。数倍程度です」

「ふむ・・・初回としては上出来という所かのう」


 武蔵はカイトの答えから、己の敗北の結果に満足気に頷いた。武蔵はこれで一度目。カイトは万を超えるだけ打ち合ったのだ。そしてカイトは信綱より教えを受けている。不思議はない。


「今ので、どの程度じゃ」

「大凡、半分程度かと。果ては私でも未だ見えず。ただ何度か見た神域の剣技を目安として、そう予測しました」

「かかかかか。そこまで物凄い御仁か」


 カイトの言葉に一切の嘘偽りが無い事を理解した武蔵は、ただただ信綱への畏敬の念を深める。これで、まだ半分の実力。いや、それ以下かもしれない。剣士としての信綱にはこれでも遠く及ばないのだ。武蔵をして圧倒的な格上としか言いようがなかった。


「ふぅ・・・何時かは、会いに行きたいものじゃ。今の儂であれば、一太刀ぐらいは馳走出来るやもしれんが・・・いや、駄目じゃな。今の儂であればこそ、一太刀も馳走は出来まい。新免武蔵で切り込めても、宮本武蔵では切り込めんな」


 武蔵は朗らかに笑いながら、己に対して戒める様に要鍛錬と告げる。そうして、武蔵は風呂場に汗を流しに行き、残ったカイトは大会に向けて更に鍛錬を続ける事にするのだった。

 お読み頂きありがとうございました。信綱、本編に出てこないのに圧倒的です。

 次回予告:第1089話『剣士達の大会へ』

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