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影の勇者の再冒険 ~~Re-Tale of the Brave~~  作者: ヒマジン
第54章 パルデシア砦攻略戦

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第1025話 パルデシア砦攻略戦 ――小休止――

 瞬の過去世である『島津豊久』の出現により辛くも死神の魔の手から逃れる事が出来た瞬達冒険部遠征隊。彼らはその後、飛空艇に乗って戦線を離脱して艦隊最後尾に位置している病院船に避難していた。


「いってぇ!」


 その中の治療室の一つで、ソラが悲鳴を上げる。彼は現在、絶賛治療中だった。両腕はパンパンに膨れ上がり、身体の各所に幾つかの打ち身、その他擦り傷切り傷は無数だ。どうやら切り傷に消毒液がシミた、という所だろう。


「彼の容態は?」

「左腕は完全に骨折、右腕はヒビ、という所です。肋骨は検査中で、今はまだはっきりとした事は。敵が<<死神(ザ・デス)>>である事を考えれば、この程度で済んだのは大金星であったかと思われます。が、入院はさせてください」


 カイトの言葉を聞いて、ソラの治療を行っていた医師が首を振る。どれだけ早くても、戦線復帰は明後日になるそうだ。一応応急処置で出る事は出来るが、それはここまで敵が入り込まれる様な非常時の場合に限られる。

 そして敵も冒険者を除けば軍人が大半であり、大大老や元老院が殊更に言わない限りは人道的な面を考えて病院船を襲撃する事は避けるらしい。ここで怪我の治療に専念する以上、ソラは安全の確保は出来ると断言出来る。撤退出来た以上、そんな無茶はやるべきではないだろう。


「そうか・・・じゃあ、ここでこいつは休ませておいてください。流石に今日はもう駄目でしょう」

「はい。確かに、彼の身柄はお預かり致します」


 ソラを医者に預けたカイトは、負傷者達でごった返す通路を歩いて行く。瞬達の所へ向う為だ。


「ソラは?」

「リタイアだな。まぁ、幸いな事に命に別状はない」


 瞬の問いかけにカイトが首を振る。最終的な結果としてはソラが折れたのは左腕だけらしく、他は骨にヒビが入った程度だそうだ。死神の言う通り、オーアが作ってくれた防具の性能のおかげだった。

 とは言え、腕が使えなくては流石にソラも戦えない。リタイアは、リタイアである。そうして、カイトは今度は瞬の方に問いかけた。瞬の方に他の軽症の者達の事を任せたのだ。


「他は?」

「半分、治療中だ。骨折や中々に手酷くやられた奴も少なくない。が、幸いな事に腕が吹き飛んだり足が消し飛んだり、という事はない。いや、デカい傷を負った奴を考えれば、それが良いか悪いかはわからんが・・・」

「いや、十分に上出来さ。戦場では、最後まで生き延びていた奴が勝者だ。所詮、戦争の勝敗なんぞお上の話。末端のこっちには大した意味もないからな」


 カイトはとりあえず、瞬に慰めの言葉を送りながら一安心という具合にため息を吐いた。まだ、戦闘は終わっていない。が、とりあえず安全圏までは逃げ込めた。ここまでの所では、勝てていると言える。


「そうか・・・で、カイト。ここからはどうする?」

「どうする、か・・・難しい話だな」


 カイトはため息と共に、次にどうするかを考える。現状、こちらは一番後ろにまで引いている。そしてランクS冒険者であるあの死神とこちらを瓦解させかねなかった魔術師の二人に加えて、今もフロドとソレイユがランクS冒険者であろう弓兵と、ホタルは今も戦場で大型魔導鎧と交戦中だ。

 それを考えれば、カイト達はこの戦場に限れば十分に報酬に見合った働きはしたと言える。一時とは言え、ランクSの冒険者の半数程度をカイト達――カリン・フロドを含める為――が抑え込んだのだ。

 が、それで良いと判断するかどうかは、また別だ。勝たなければならないのだ。なら、出来る事をやるだけである。


「オペレーター。ギルド・冒険部のギルドマスター・カイトだ。現状を教えてくれ。今後を考えたい」

『はい・・・現在戦線は『パルデシア砦』の一キロ前方にて停滞中。敵高位冒険者の妨害により、戦線は膠着状態に陥っています』

「そうか。こちらの被害状況を教えてくれ」

『現在の被害状況は想定の6割程度です。ジュリエット・ゲニウス殿とユリシア・フェリシア殿率いるエンテシア皇国マクダウェル公爵軍による援護により、被害が抑えられています』

「何か司令部に膠着状態を覆す考えは?」

『現在、思案中です』

「ちっ・・・やはり、そうなるか・・・」


 カイトは現状を聞いて、小さく舌打ちする。こちらの被害が抑えられている所は、まだ良い。その分こちらは勝利に近い事に他ならない。

 が、ここから先が問題だ。どうにかして、敵陣を突破して砦を落とす必要があった。と、そうして考えてふと思いついたのと、レヴィから連絡が入ってくるのと同時だった。


『カイト、聞こえるか』

「なんだ?」

『このままでは膠着状態でいたずらに戦力を消耗する事になる・・・強引にでも決めに行く必要がある』

「そりゃな・・・それで?」


 カイトは大凡が理解出来ながら、レヴィの言葉の先を促す。そうして語られた内容は、カイトがちょうど考えていた事と同じだった。


『どのぐらいの高度が必要だ?』

「やっぱ、それね・・・ここらの地脈の質等を考慮して高度2万メートル。それで、砕ける」

『随分強気だな』

「前よりも腕上げたんで。今なら、かつてのあれも5万メートルもあれば十分に砕いてみせるさ」


 カイトは笑いながら軽口で応ずる。そんなカイトは、レヴィへと一転真剣な顔で問いかけた。


「だが、わかってるのか? 相当に難しいぞ? オレだってこんな状況ではやりたくないからな」

『ここでいたずらに戦力を消費するより、勝ちが確実に見えた方が兵士達の士気も高まる。このまま無駄に夜になれば、兵士達の士気も落ちる。せっかく初手で相手の士気を砕いたのだ。ならば、このまま勢いに乗るべきだ。電撃戦だ』

「砦攻めを一日で終わらせる、か・・・些か急いだが今回ばかりは、速攻を決めに行くしかないか」


 レヴィの断言にカイトは同意する。それが、一番だった。が、同時にかなり危険性のある作戦である事もわかっていた。故に、カイトが選ばれたのである。


「わかった。一隻用意させてくれ。準備には?」

『小型艇の用意そのものはもう終わらせる。戦時の突貫作業だが、増設した飛翔機で高度3万メートルまでは対応可能にした。爆発しなければ、だがな。後は突入の戦力を整えるだけだ』

「その終了は?」

『もうすぐ終わる。すでに過半数は見繕った。カリンも頃合いを見て合流させる。奴も同意済みだ。作戦開始は今より大凡30分後に開始だ』


 どうやら、レヴィはカイトが撤退してきた時点ですでに用意は進められていた様子だ。カイトがジュリエットに支援の申し出が出来たのも、そこらの兼ね合いがあった可能性は高かった。元々カイトを引かせる予定だった、というわけなのだろう。


「りょーかい。飛空艇の場所は?」

『貴様の居る飛空艇に案内の小型艇を横付けさせる。それに乗っていけ』

「あいよ。ああ、そうだ。やるなら支援にユリィを寄越してくれ。偽装にもなる」

『そう言うだろうと思い、すでにシャリクに頼んで許可を貰い同じ船に乗れる様にしておいた。これをするのなら一度やった事のあるユリィの支援が必要だろう、と奴自身が支援を申し出た。貴様になったのは貴様が丁度ほぼ無傷で撤退している為、とした。正体がバレる事はない。それに貴様なら、ユリィ・・・公爵家のユリシアが居る事も知っている。奴としても口止めが出来て好都合だったようだ』


 しっかりと隠蔽まで行っている事をレヴィが断言する。どうやら、シャリク達としてもカイトというのは好都合な人選らしい。

 そしてソラ達が怪我をして帰還する事になったのは偶然だ。流石に戦場でどの敵と出会うか、というのは誰にも想定出来ない。カイトが選ばれても不思議のない状況が幸運にも出来上がっていたのである。


「わかった。じゃあ、後は任せる」

「何か決まったのか?」

「ああ・・・一気に決めに行くしかない、って話し合いで決まった」

「一気に? まだ一キロあるんだろう?」

「正確には、800メートルって所だけどな。最後の一陣はそこまで層は厚くはない」

「? どういうことだ?」


 カイトの言葉に瞬は首を傾げる。『パルデシア砦』から最前線まで、およそ1キロ。これを遠いと見るか近いと見るかは人それぞれであるが、戦士であれば近いと見れる距離だ。が、それは何もない場合に限った話で敵が居れば十分に遠い距離だろう。


「残り200メートル地点からは敵の外側の野営地や兵器類が置いてある地帯になる。だから、ここまで行けば障害物が多すぎて守りにくい。突破したも同然だ。そういうわけで、残り800メートルなわけだな」

「ああ、なるほど・・・魔導砲の砲撃だの何だのと飛んできているからな・・・」


 瞬は病院船の窓から、敵陣営を観察する。確かに砦の周囲にも無数の大小様々な魔導砲が設置されて陣を築いていた。

 だがこれは遠い相手だからこそ効果があるのであって、近づかれれば無用の長物だ。砲撃なぞ至近距離で撃てば自爆と一緒だ。逆にこちら側の障害物になってくれる。勿論、敵にとっても柵になり得るので、そこは一長一短という所だろう。


「それで、どうするんだ? 結界を破壊出来ない事には、敵陣を突破しても意味はないだろう? そもそも破壊する為に、敵陣を突破しているわけだからな」

「だから、破壊するんだよ。敵陣を無視して一気にな。後は、敵の上を強行突破で要塞を攻め落とす」

「そんな事が可能なのか?」


 瞬は訝しげに問いかける。そんな事が出来るのなら最初からやれば良いだけの話で、やっていない時点で出来ないと考えるのが筋だった。


「出来る出来ないで言えば、可能だ。オレは一度やった」

「まぁ、お前ならば出来るだろうが・・・まさかお前がやるわけには、いかないだろう?」

「そうでも、ないんだよなぁ・・・これが」


 カイトはわずかに苦笑を滲ませて瞬の言葉に肩を竦める。ここでカイトが正体を露呈させずに、要塞の結界を破壊する。そんな事が可能なのか、と非常に疑問だった。


「あるんだよ、ランクAクラスの冒険者でもそんな一撃をぶちかませる方法が。勿論、凄腕の支援を貰ってこその話にはなるけどな」

「それならなぜ、誰もやらないんだ?」

「ある程度対空防御を潰さないと迎撃されるから。そして本来は敵に気付かれるより前、準備が整っていないからやるやり方で、戦闘が始まった状態での攻撃はほぼほぼ自殺行為と一緒。後はこちらから乗り込むにもある程度艦隊戦で優勢と言える状況でないと難しいから、って所か」

「・・・どちらにせよ自殺行為、と?」

「だから、オレが指名されたわけだ。参るよな」


 カイトが呆れる様に笑う。普通の奴がやれば自殺行為故に、一番達成の見込みがあるカイトが指名された。戦略としては、正しい事だろう。とは言え、作戦司令部とてこれは可能と判断した作戦だ。成功の見込みは十二分にある。


「そ、そうか。それはわかった。じゃあ、俺たちはどうすれば良い?」

「そうだなぁ・・・実力から考えて多分、ここに居座っている時点で選別に入ってるだろうから・・・」

『瞬・一条様。おられましたら飛空艇の発着デッキにいらしてください。他、ギルド・冒険部、ギルド<<粋の花園(すいのはなぞの)>>に所属している冒険者で出撃が可能な方はそちらに集合してください』


 カイトが言うや早いか、艦内放送にて瞬や冒険部の面々が呼び出される。それに、カイトが頭を掻いた。


「やっぱりか。ランクBとランクCで無事な冒険者を放置するほど、戦況も甘くはないか」

「従った方が良いか?」

「そうしろ。多分今さっきよりは安全だ。オレの想像通りならな。どうにせよ、オレは出撃確定だからな」

「ああ、わかった。すぐに人員を集めて行ってくる」


 それなら、従うか。瞬はそう考えて、カイトと共に歩いて行く。その間にも何人もの冒険者達が呼ばれて、揚陸艇で乗り降りする為のデッキへと集合していた。そうして呼ばれた大半が揃ったのを見て、軍の司令官が口を開いた。


「貴君らの中から志願者を募りたい」

「志願者? 何をやるつもりだ?」

「・・・これから20分後。一つの作戦を決行する。かつて勇者カイトがかの移動要塞でやった方法と同じ方法で、敵の結界を破壊する」

「なっ・・・」

「馬鹿だろう・・・?」

「あれをやれと・・・?」


 ある冒険者の問いかけを受けた軍の高官の言葉に、集められた兵士や冒険者達が一気にざわめきを生む。誰もが一様に、それは自殺行為だ、という風だった。


「諸君らの考えはわかっている。すでにこちらの人員は決まっている。ランクAの冒険者が担う事になっていて、支援にはジュリエット・ゲニウスに加えて突撃の補佐に専門の術者が就く。故あって名は明かせないが、こちらも腕利きだ。達成は可能だと考えてもらって結構だ。諸君らに頼みたいのは、結界の破壊後に即座に『パルデシア砦』に乗り込む突入部隊だ」

「どっちにしろ自殺行為じゃないか・・・」

「いや、そうではない。現在、『パルデシア砦』に展開されている結界はほぼ最大出力で展開されている。そこに一瞬で莫大な過負荷が掛かり結界が弾け飛べば、魔導炉の緊急システムが作動して一時期的に対空防御も無効化される事になる」


 軍の高官が作戦達成の見込みについてを告げる。敵陣を強引に突破する事で危険性は確かにあるが、それでもそれさえ抜けてしまえば比較的安全だ。そう言い切れるだけの根拠は、あったらしい。


「対空防御が無効化される時間は?」

「おそらく、一分や二分。五分には満たないだろう。が、それだけあれば十分に兵員を送り込めると判断した」


 軍高官の断言に、冒険者達が一様に考える。勝ち目がない戦いに臨む必要は彼らにはない。彼らはあくまでも雇われの傭兵だ。死にに行く必要はない。そうして、彼らの中でも特に結論を出すのが早いらしいギルドの一つが、結論を下した。


「・・・良いだろう。ウチは乗った。そのランクAの馬鹿がやる、つってんのに俺達が拒んだら、ある奴に一生顔向け出来ないんでな」

「・・・こっちも乗ろう。腰抜け呼ばわりされるのはごめんだ」

「それが、一番か。けが人は置いていくぞ! 急いで準備に取り掛かれ!」


 次々了承を示す冒険者達を見て、瞬はこの作戦がかなり困難だが同時に達成の見込みも高い作戦である事を理解した。そして一度藤堂や綾崎達と頷き合い、最後にリシアンサスの了承を得た彼は意思を統一して返答を行った。


「こちらも受ける」

「・・・感謝する」


 口々に了承を示した冒険者達に、軍の高官が頭を下げる。そうして、急いで用意に入らせる事にする。その一方、カイトはユリィと合流していた。


「ということは、厄介なのが要塞の真上に陣取ってる、って事かー」

「ちょいと厄介な事になってるが・・・まぁ、そこは腕と経験、実力の差で覆すしか無いだろ」

「経験と実績と実力ねぇ・・・それって結局」

「力技でぶっ通す」

「だよねー」


 己の言葉の後ろを引き継いだカイトの言葉に同意する様にユリィが笑う。結局の所、それしかない。いつも通りといえば、いつも通りと言える。まぁ、その後の事は司令部の仕事だ。カイト達の気にする事ではない。


「まぁ、そう言っても奴はこっちが結界破壊したら即座に逃げるだろうからな。気にしなくて良いだろう」

「そうなの?」

「ああ。交戦してて思ったが、あいつは根っからの遠距離型だ。絶対に近づいて戦わない。ティナとは違って、遠距離にこそ自信を持つ奴だな。逆にそれ故、近接戦闘には絶望的なまでに自信を持っていない。究極的な魔術師タイプだ」


 ユリィの問いかけにカイトは己が交戦していた魔術師の評価を語る。彼は結局、一度も結界の外に出てくる事は無かった。なら、結界に入られた時点で逃げるだろうというのが理解出来た。

 それに戦いはここで終わりではないのだ。まだ、南部軍の本拠地たる『ラクシア』攻略戦も残っている。ここで無駄に危険を犯す必要はない。


「となると・・・問題はまーたそれになるというわけでして・・・」

「それになるということは、つまり・・・」

「対空防御抜けながら敵の砲撃突破、か・・・はー、やだやだ。昔は対空防御薄い時代だったから楽にやれたってのに・・・今はわんさかあるとか」

「文句言わない」


 嫌そうなカイトに対して、ユリィがたしなめる。先には逃げると言ったが、おそらく魔術師はそれまでは全力でカイトの接近を阻止するだろう。

 接近されれば終わり。それをしっかりと認識出来ているのならば、絶対に阻止しなければならないのだ。そしてそれは即ち、あの猛攻の中を掻い潜らねばならないということであった。とは言え、今度は相棒(ユリィ)が一緒なのだ。気負いは一切存在していない。


「はいはい・・・さて、じゃあ久しぶりに」

「ちょっと本気でやりますか」

「おう・・・行くぜ、相棒」

「うん!」


 カイトとユリィは揃って移動を開始する。作戦開始まで、残り10分足らず。これが成功すれば、『パルデシア砦』はほぼ陥落したも同然だ。そうして、カイトはこの戦いに決着をもたらす為、遥か空の上にまで行く事にするのだった。

 お読み頂きありがとうございました。

 次回予告:第1026話『パルデシア砦攻略戦』

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