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小説家ごっこ

夢ばかり追い求めていた学生時代

現実の厳しさがまったくわからずに

努力すれば夢は叶うと思っていた


今思えばそれは儚い夢だった

現実感のない世界は

あまりにも簡単に崩れ去った


結局、甘い言葉でいい気になって

ごっこ遊びには多過ぎるお金出して

小説家ごっこを楽しんでいただけ…


そんな単純なことに気付いたのは

社会に出てから

一人前に働くようになってからだった


別にわざわざ本なんか出さなくても

作った小説をホームページで発表して

満足している自分がいた


結局、安定した生活と

売れない小説を発表さえできれば

それでよかったことに気付いた

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