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夏の日に/人生がわからない…
夏の日に
寝汗かき 刺さる朝日で 目を覚ます
空の蒼 朝顔映える 夏の朝
蝉の声 負けじとさわぐ 子どもかな
灼熱に すくすく育つ 入道や
夕立に 涼をもとめる 帰り道
日が暮れて 風鈴の音 涼しげに
縁日で 微笑む君に 咲く花火
寝苦しい 夜に翔るは 夏の夢
人生がわからない…
何かを知れば知るほど
分からないことが増えていく
まだ何も知らなかった頃
何の迷いもなく答えが出せた
知識や経験が増えても
人生の答えが簡単に出せるわけじゃない
むしろ迷いや困難が増えた
それから抜け出したくて
たくさんの人々の話を聞き
たくさんの本を読んだ
なのに皮肉にも更に迷うようになった
結局最後は自分で決めていかないといけない
わからなくても自分の人生から逃げてはいけない
わからなくても前に進むことしかできないんだから




