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頭で考えるのはもうやめた
どうにかこの最悪の状態を改善したくて
必死に考え続けた
どこかにきっと答えがあると思ったから…
でも答えなんかどこにもなかった
最後に残ったのはボロボロの心と体だけ
自分を犠牲にしたって何も変わらない
頭で考えた事は全て他人のためにならなかった
数えきれないほど自分をごまかして
常識や習慣にそった行動ばかりしてきた
そして心の存在をいつからか忘れていた
忘れさられた心はずっと沈黙を守り続けた
どんなときもただひたすら耐えた
本心と正反対の行動でさえも
生きて行くために自分に嘘ついてまで従った
そうやって利口な大人に近づくたびに
自分を内側から壊していった
そうまでして頭を使わないといけないなんて
他人から嫌われたくなくて偽善者ぶるために
ひたすら心を置き去りにして考え続けたからダメなんだ
もうどうなってもいいから心のままに生きよう




