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君がいない世界
こんな日が来るなんて思わなかった
君が突然いなくなってから
もうどれぐらい経っただろうか…
この世界は君がいなくなっても
何事もなかったかのように回り続ける
まるで初めから君がいなかったかのように…
まさか突然この世からいなくなるなんて
君だって思っていなかったはずだ
どうにかしてこの世界に戻ろうともがいては
どうしてこんなことになったのだろうと…
何度も何度も思ったに違いない
少しずつ薄れていく意識の中で…
君のためにどれだけ泣こうとも
君のためにどれだけ怒ろうとも
君のためにどれだけ祈ろうとも
君のためにどれだけボールを買っても
君のためにどれだけ言葉を紡いでも
もう君は二度と帰ってこない
君は僕よりもはるかに遠くて
二度と戻って来れない世界へと
行ってしまったんだね
そっちの世界が
君にとって幸せな世界だといいね
それが残された者の唯一の願い




