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リア充はいつ見ても甘ったるい雰囲気…



あーあー、本日も晴天なり本日も晴天なり



という訳で、毎日を平穏に暮らしている慎吾だ



こっちに来てから争いごともねぇし、勇者一行の事も気にしなくて良いしなww



ん?今なんか引っかかるワードが…


…勇者一行?



そうだよ、そいつらの事綺麗さっぱり忘れてた!Σ(°□°;)


あいつらと別れてから結構経ってたのに、俺の馬鹿ー!(汗)




まあ、困った時の魔王さんという事で魔王の部屋に急行するぜ





ーー魔王の部屋



「ウェーっす、入るぞー」



「おお、シンゴか。どないしたん?」



「勇者一行の動きが気になってな…。お前なら分かると思って」



「…せやなー。あんま見ない方がええと思うで?」



「…どういう意味だよ?」



「…まあ、百聞は一見に如かずやさかい見た方が早いな」




俺はこの言葉の真意を後で知ることとなる





ーー???


「…ここは?」



「勇者の動きを見る部屋や。一応魔王やさかい、仕方なく勇者見張っとるねん」


「本音が駄々漏れだぜ…?」



「ほんでこれが勇者を見張る機材や。これを作ったんはウチらの中で頭の良いカヤって子や」



「お前より頭良いのか?」



「そうやな。他にも色々作って貰う予定や」


「まあ、今はそんな事より勇者一行の動きだ。早速見せてくれ」


「そんな事扱いは酷いです…」


「うお!?」



声のした方を見るとツインテールの小さい幼女が…



「む…?何か変な事考えてませんか?」


「…ははは、そんな訳ないだろ?」



ボ○ロのミ○かと思ったが、髪の色が金髪で幼女にも関わらずアレが意外と大きい


はい、眼福眼福…




ってか、巨乳ばっかりじゃねぇか!?


あと、ボ○ロじゃなくて良かったぜ


危うくこの小説が…ゲフンゲフン!




「おお、丁度ええとこに居ったな。この子がカヤや」



「魔道具開発責任者のカヤです。よろしくお願いします」



「ああ、俺は向坂慎吾。よろしくな」



「よしよし、自己紹介が終わった所で勇者の動きを観察するで~」


「そうだった…」



「ほな、いくで!」



魔王が手をかざすと、鏡の部分に波紋が広がりだんだん何かが映し出される


次第に映像がはっきりしてきて見えたものは…



「こ…これは…!?」




現勇者の…カイ○だっけ?

まあ、名前はどうでも良いがその周りが異常なのだ


だって、予想はしてたよ?

あれぐらいのイケメンならハーレム状態になると…



だけどさ…?゛50人゛も女侍らせるってどうよ!?


いくら何でも度が過ぎるわボケェ!



「…まあ、今は周りの女達は置いといてこいつらの居場所はどこなんだ?」



「多分…シンゴと戦った街から3つしか離れとらん」


「…は!?あれだけ日数経ってるのにまだ魔界に入ってねーのか!?」


「うーん…ウチらの事完全に忘れとると思うわ…」



魔王もカヤも何とも言えない顔をしている中で俺はブチ切れそうだった



「(やっぱり勇者の称号目当てか…ふざけんのもいい加減にしろよ、クソ優男!勇者の仕事舐めてんじゃねぇよ!)」



そこで魔王に振り返ると、カヤと顔を真っ青にしてたがあえて無視する



「展開中の部隊ってどれぐらいだ?」



出来るだけ笑顔で魔王に聞く



「ぜ、全部で7部隊や…」



「よし、全員呼び戻せ」



「は!?ゆ、勇者はどないするん!?」


「あんな奴らに部隊を当てる方が無駄だ。それからカヤ…で良いか?」



「は、はい!」



「これから言うやつを量産して欲しいんだが…頼めるか?」


「ま、任せて下さい!何が何でも3日で完成させてみせるです!」



「…そうか、ありがとな」



その後、2人はそそくさと逃げるように部屋を出ていった








さて、現勇者…その余裕ぶった顔を真っ青に変えてやるから覚悟しやがれ!!

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