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悪役来りゅ!…か、噛んでねーし!!(汗)




短文でごめんなさいですm(_ _)m



旅立ちから数日が経っていた


道中で人助けや、魔物退治をしていたので戦闘にも慣れてきている


そんな時に立ち寄った街で俺は人生を狂わされたのだ




街に着き、薬草などを買い込んだ後、街を見回っていると馬鹿でかい建物が目に入った



「あれは何ですか?」


「あれはコロセウムです。コロシアムとも言いますね。ここでは決闘デュエルを行っています。貴族たちの道楽の一つですよ」



なるほど…前にやった歴史の教科書にもあったやつだ


猛獣と闘ったと書いてあったが…



「勇者様も腕試しに参加なさいますか?」



…待てよ?この展開の小説見たことあるぞ(汗)



まあ、やってみて損は無いか…


「戦闘経験を積めるからやってみようかな…」



「でしたら早速受付を済ませましょう」



--コロセウム内



「まさか簡単に参加出来るとは…」



武器屋で密かに購入しといた逆刃刀を手入れしながら呟く


この世界で逆刃刀が有ることに驚いたな


「…はぁ、裏切られると分かっていながら参加するの止めときゃ良かったかも」


時計にふと目をやると試合開始間近だったので会場に移動する


「何にせよ、敵に回る奴の力量ぐらいは見極めねーと…」



そう呟いて入場する


あ、そういや姫さん魔法使えたんだよな…


回復系だから敵に回ると厄介だし、手を打ちたい所だが…



考えに浸っているとアナウンスが入る



ーーこれから、勇者シンゴと決闘士デュエリストカインの試合を始める!



その声に考えを止めて相手を見ると…うん、イケメンの優男が居たよ



「今日はよろしくお願いしますね、勇者様」


「シンゴで良い。今回はよろしく」



「…ふ~ん、なるほどね」



「あ?」



「勇者様、賭けをしませんか?」



カインがそう提案する



「僕が勝ったら勇者にしてほしいのです。まあ、簡単に言えばーー」



「俺から勇者という肩書きを奪いたいんだろ?」



カインの言葉を遮り、先に言ってやる



「!?…いえ、そこまでは」



「良いぜ。その賭け、乗ってやるよ」


こうして俺の勇者人生最後の闘いが始まるのだった

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