★★★堕落経営者へ復讐劇場★★★ Story 05 愚令カンパニーの倒産
その頃愚令カンパニーはというと・・・
"倒産した"というニュースが流れ、地域では噂がざわめいている。
信頼・信用を失くし証と表現できるでょう。貴人は立て直しする威力も気力もすっかり失くしていた。
弟直人が生計を担い休みも削りアルバイトをして懸命に働いている。
直人自身時々自分の生い立ちを悔やんでみたり恨んでみたりすることもあり、自暴自棄になったこともあった。
それでも日常は止めることは誰にもできず前に進む選択のみだ。
兄貴人はアルバイトしても長続きしない。その原因がわからないのである。雇われる立場が我慢できないのだろうか、直人には理解できずにいた。
貴人に心を入れ替えて働く場所を探していた。面接には足を運ぶものの採用に及ばないことが連続すると酒におぼれる貴人に困っていたのだ。
必死だった。誰よりも、何よりももしかして世界中で一番必死なのかもしれない。
数カ月一年はあっという間に経過したが貴人はまだ職に就けないままなのだ。
そんな時産等商事の求人募集を知る貴人。気分がいいのか、履歴書も書き始め就活をする雰囲気を漂わせていた。
直人は不安だった。また不採用で自棄になられても・・・という想像がよぎるが見て見ぬふりをする直人だった。