復活レシピ。
どうすれば良いだろうか……。
悩みに悩み。
遂に新年を迎えるにいたる。
例えば、ロールキャベツなんてのも有りだ。
くるくると巻いてみて、ただ中身はスッカスカ。
歯ごたえなど、皆無に近い。
ならば、と――うすぐち醤油で浸してみる。
モチャモチャ、ぐちゃぐちゃ。
じゅんわり。
それは最早、味覚を誤魔化すだけの代物だった。
結局、腹を満たすだけのモノ。
舌先が痺れた。 胃袋が溢れた。
たった一枚の紙切れを食材に選ぶ。
丁寧に剥がして、二枚にして。
しゃぶしゃぶテイストの鍋料理。
大根おろしもなければ、酸味豊かなポン酢も無い。
お湯を沸かせたことだけが、嬉しい。
「うえっ!?」
吐き出しかけたのを我慢して―――呑み込んだ。
正直、食えたモノではないにしても。
明日を夢見て、過ごす。
ティッシュペーパーのしゃぶしゃぶが恒例行事だった。
昆布なんて高価。
水風味の、水鍋料理。