表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

第2話:【家】最後の課題

つい番外でやるようなモノにしちゃいました。

 え〜〜と、

 

 突然ですいません。自己紹介をします。

 

 私はフィン、フィンシェア・ローランス

 今は、16歳

 銀色の腰まである髪と少し薄い緑色の瞳

 身長が155センチで最近は全く伸びていません。

 

 

 それでは、私が、学園都市サタテストに来るまでを話します。 

 

 

 私の物語の始まりは………

 

 

 産まれてから、15年、街に行くとき以外は、離れたことの無い森の家を離れることになりました。

 

 理由は、私のお父さんが死んでしまったからです。

 

 

 お父さんは、元冒険家だったようで、物心が付く前から昔、お父さんがした、冒険の話を聞いていたんです。

 お父さんは冒険家でありながら、魔術師でもあり、剣士で有ったんのです。

 そのため、私はそんなお父さんに憧れ、小さい頃から、冒険家に生ることを夢見てきました。

 

 そんな事もあり、私の、お父さんで有り師匠でした。

 

 お父さんの話の中には、必ずお母さんの話しが出てきます。

 お母さんは、お父さんと出会う前は、高名な魔術師であったようです。

 だけど、お母さんは元々体が弱く、私を産んで直ぐに亡くなりました。そのため、お母さんの顔は、覚えて無いのですが、お父さんがお母さんの話しをする時はもの凄く嬉しそうに語りました。

 

 そんな事であったため、私は冒険家として大切な知識と体力。

 

 魔術師としての基礎から、今では余り使われない(知らなかった。)、精霊術を教えてもらい、私には、不思議な事に精霊の声が聞けると言う力がありました。

 

 その事をお父さんに話すと、

 

『怖がる事では無く、素晴らしいものだと思え。精霊は、危険を教えてくれる。そして、他の自分が一番信頼している人以外には、教えてはいけないからな。

 フィン。』

 

 そして、お父さんの言葉どうり、今まで沢山の危険を精霊は教えてくれました。

 

 それから、身長が低い私にお父さんは、剣の替わりに魔力を無くした又は、使えなくなったときのためにナイフの使い方と素手での対処の仕方を学びました。

 

 小さい頃から学んでいたため、同世代の子ども達と遊んだ事は有りませんでしたが、それでも、お父さんと一緒に生活する森の家で暮らしは不自由ありませんでした。

 

 私が14歳になったとき、には、お父さんは病にかかり、動く事すら出来ませんでした。

 

 一年後、私が15歳になろうとした、1ヶ月前。私に与えた最後の課題が遺言となりました。

 

『フィン。私はもう少し頑張ってみるつもりだったが、もうダメみたいだ。フィンは私が居なくなった後どうするつもりだい。』

 

 

 

『森をでて……冒険家になります。』

 

 

 

『そうか。……フィン。私からの最後の課題を出そう。』

 

 

 

『え!……何ですか。』

 

 

 

『フィンの隣にある、タンスの二番目にある3通の手紙がある。白い方を中央大陸の学園オリシアにいる学園長に渡してきてくれ。

 残りの2通は、白い方を渡した後にあずけてくれ。』

 

 

 

『でも、学園オリシアの学園長が会ってくれますか?』

 

 

 

『その心配はいらないなら、学園オリシアに入るには、都市バルシアから、2つを分けている【学問の扉】を通らなければならない。そこで、手紙と一緒にある銀色の四角いカードがあるだろ。それを見せて、バルノィア・ローランスが学園長に相対と言えばとおしてくれる。』

 

 その時、お父さんが昔から何かを企んでいるときの表情が久しぶりに見れ、それが最後となった。

 

 

 

 お父さんが亡くなってから三日後、森の家をかたずけ学園都市サタテストを目指しました。 

 家の中からは、タンスに会った3通の手紙のほか家の中に隠してある私でさえ知らない物が数多く出てきた。

 

 一つ目は、お父さんから聞いたことのあるお母さんが使っていた私より、少し大きいく全体に魔法陣で強化された綺麗な杖。

 

 2つ目は、私の今までの暮らしを続ければ一緒使い切ることの出来ない【オルメカ】共通の金貨が一袋100枚は、入っている袋が5袋。

 

 3つ目は、魔法石が入った袋が金貨と同じで5袋。魔法石とは、自然界で魔力を含んだ鉱物の事を示す。中には、宝石よりも価値が高い物もある。

 更に、これらには、3種類あり

 

 一つ、魔石(ませき)

 石の中に魔力があり、基も多く存在する基本的な魔法石。

 石を加工し、使い方次第での魔法陣(この場合、魔術回路)を刻めば大抵の人は使うことが出来る。

 

 一つ、聖魔石(せいませき)

 魔石を加工した後で、魔術師が、自らの魔力を魔石に加えた人工物。この技術は、質の良い魔石と魔力の微妙なコントロールが出来なければ、魔石が使いものにならなくなる為、出来る人は少ない。

 

 一つ、精霊石(せいれいせき)

 魔石とは比べようのない高い魔力を内蔵してある魔法石。

 精霊の石とも呼ばれており、精霊石が取れた場所は、精霊が長い間その場に居たという証でもあると言われている。

 ちなみに、聖魔石は希少な聖魔石の替わりにと考え出された代物。

 

 そんな事で、袋の中からは、袋いっぱいの魔石が入っていた。

 小さい頃にお母さんは魔具(まぐ)を作るのが好きだったと聞いている。だから、コレは、お母さんが残したものだと直ぐ解っ。た

 そして、袋一つに指輪が2つ銀のチェーンに繋がれて入っていた。片方は、お父さんが着けていたものだ。

 もう片方は、多分だが、お母さんのだと直ぐに解った。

 何故なら、これは、お父さんが大事にしていた指輪だったのですぐにわかりました

 

 4っ目は、私の体より少しサイズの大きめの、旅に適した服と、お父さんが昔使っていた鞄と杖、新品のナイフが見つかった。

 

 お母さんの杖は、大きくてまだ使えなかったので、替わりに、お父さんの杖にした。

 金貨も、袋から15枚だけ抜き取って、森の奥にあるもう1つの家に、お母さんの杖と魔石の袋、残りの金貨を隠してきた。

 

 全ての準備が整い、今まで、過ごしてきた家とも一時であるが離れるのは、つらかったが、明日には家を出るので早く眠ろうと思っていたが、つい、お父さんの事を考えてしまい、お父さんが亡くなった時以来の涙が流れた。

 

 

 お父さん残した服に着替え森の家をでて、学園都市サタテストに着くのに2週間かかってしまった。実際は1週間で着くはずだったが途中でトラブルに合い後れてしまった。

 

 学園オリシアの前、【学問の扉】に着き学園に入ろうとしたら早速、警備兵に捕まってしまった。

 まあ、仕方がない事だが、屈強そうな厳つい顔の男の人が質問してきた。

 

「おい、そこの女の子。ここから先はて、………

 おいおい、聞こえてるのか?」

 

 街に入ってから、人の多さと、あっちこちから、聞こえてくる、精霊の声に気を取られていた。

 

「え?ああ、ごめんなさい。聴いていなかったです。」

「あ〜〜〜そう。で、何しに来たんだ。ここから先は学生と許可証が在るものしか、通れんぞ。」

 

「許可証?」

 

「許可証も知らんのか。許可証て言うのは、四角い、魔石で出来ている物だ。」

「四角い?………ああ〜〜持ってますよ。ちょと、ええっと、確か?ここだったはず。」

 

 鞄の中にお父さんに渡された銀色のプレートを捜していたら、後ろからいかにも貴族といういでたちの男女がいた。

 

「おいおい、こんな所で、しゃがみ込まないでくれるか。」

「そうよ!貧しい、一般人は、端っこに行ってらっしゃい。」

 

 もちろん、無視。

 お父さんには、見た目よりも中身を見なさいと言われてきたが、この二人はどちもダメだ。

 

 こちらが何も言わなかったから、面白く無くなったらしくさっさと、学園の中に入っていた。

 

「はぁ〜〜〜」

 警備兵が

「又か」と呟いている。

「あ、見つかった。ところで、あの二人は何?」

 私は、今後一生関わるわけでは無い二人の事を聞いてみた。

 

 だが、この後多く厄介事をあの二人は引き連れて現れるがその話しは又そのうちに。

 

「ん、ああ、あの二人は今年、高等に入った王族の血が流れている家系の兄弟何だが、名高い貴族を鼻にかけて、威張りくさってんだ。

 おっと、無駄話をしてしまったな。それで、許可証は?」

 そう聞かれて私は慌ててプレートを見せた。

 

「はいこれ。後、学園長にバルノィア・ローランスが合いにきたいて言って。合わせて欲しいんだけど、出来る。」

 

 そう言っている傍で、警備兵は呆けた顔で聴いていない。

 

「ちょと、どうしたんですか。」

 

「こ、こ、このプレートをどこで。」

 

「え、コレは、お父さんのですが何か?」

 

「ええ!!!」

 

 《本当にどうしたんだろう。》

「それよりも、学園長に合わせて欲しいんだけど。」

 

「え、は、はい。

 待っていて下さい。」

 

 そうして、数分後学園長に合う事になった。

 

 まあいろいろ合ったが、目の前にいる年を取って白髪の髪と長い髭を生やしている学園長に手紙を渡して課題が終わる。

 一つ目の白い手紙を渡した。

 

「ふむ。あいつ、わし、おっと、俺に会いに来ないと思ったが、まさか………」

 手紙を読み終わった学園長の顔は三年間会っていない、お父さんの親友、アルマス・ガルシストだった。

「ヘェてっ、何でアルマスさんが!?」

「あはは…………

 あれ?聴いてなかったのか。俺はここで学園長をしているんだ。因みに、さっきのは俺の顔を隠すための幻影だ。この学園じゃあ俺の顔では、問題があるからな。」

 

「そ、相なんですか。手紙読みましたね。それじゃあ―――――――――」

「もう二通の手紙だろ。そんなに驚くなよ、書いてあったんだ。」

「そうですか。それでは。」

 アルマスさんに手紙を渡した私に、

 

「フィンちゃんはこれからどうするだい。」

「私は家に帰って、旅に出ようと思っていますが?何か。」

「ン〜〜〜ごめんね。君は、明日からオリシアの生徒になって貰うから。」

 《え、ええ!!》

「ちなみに、これは君のお父さんからの手紙に書かれいた事なんだけどな。やっぱり、聴いていなかったか。」

 

 私は直ぐに手紙を読まして貰った。

 

 …………確かに書いてある。

 

 そして、最後に私宛てに書かれたとこがあった。

 

『俺の可愛いフィンへ

 

 コレを読んでいることは、アルマスに会えたて言うことだ。

 フィン。お前には、冒険家になりたいのは、知っている。その為、俺は知り得ることを全部教えたはずだ。だが、俺が学園オリシアで学んだ時から大分年がたちまっている。

 だから、オリシアで学べ。

 知識は冒険家にとて大切なもんだ。時として、命を救うこともあるはずだ。

 

 入学の手続きは、アルマスが何とか出来るはずだ。

 それじゃあな、卒業後はフィンの好きな用にして良いから。

 フィンの父と師匠として、バルノィア・ローランスより』

 

 

 私が読み終わり顔を上げると、アルマスがどうするか聞いてきました。

 

 

 

「私は、オリシアに入学します。」

 

 

 

 こうして、私の学園都市サタテストでの生活がは締まりました。

次も同じような感じです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ