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七話 宴の夜のこと

遅めの昼食の後。これでもかと揉み倒したおかげか、やたらと動きのいい朔がてきぱきと千鶴を夜会仕様に整えていた。

 柔らかなリボンを首の後ろで結び、その下から薄く透けるレースに金糸と銀糸で蔓薔薇が流れ落ちる。

 胸元を露出しない代わりに、背中と肩が大きく開いた、花の蕾のようなシルエットが美しい藍色のドレス。

 これは、少ない千鶴の荷物の底に、いつの間にかとんでもない小ささに纏めて入れてあったロアラからの餞別だ。

 日本にいた頃にも見かけたイブニングドレスと形はよく似ていても、素材はこちらの方がよっぽど一級品だろう。


「またお札が見える……」

「千鶴さまー? 呆けてないで真っ直ぐ向いて下さいなー。髪が結えませんー」

「そんな複雑な結い方出来る程長くないからいたたた!」


 ぐいぐいとあちこち引っ張りまわされる頭皮に涙目になりながら、千鶴は鏡の中に移る自分を見つめた。

 昼食中の朔の話でむせたおかげで赤い頬、笑い泣きで潤んだ瞳。それなりに頑張った化粧もあって、ぼんやりと視線が泳いでいる以外は、なかなか立派にお嬢様に見える――ような気もする。


「馬子にも衣装、ってこういう時に使うのかな……」

「なにをぼんやりしてらっしゃるんです? こんなにお綺麗なのにー。我ながら渾身の出来ですねー。本来のご婚礼の儀ではありませんからー、ベールは短めにしておきましたよー」

「あー……ありがとう」


 細かな刺繍が施されたベールを被せられれば、微妙な顔をした花嫁の完成だ。本人に全くその気が起きていないのは、この際見なかった事にするべきなのだろう。

 軽く乾いた笑いを漏らした千鶴に、朔は少しだけ耳を折って肩を落とす。


「恐らく、元々雑用でしかないわたしは、千鶴さまのお傍にはいられません。千鶴さま、気を強く持って下さいね!」

「ああうん。頭から酒ぶっかけられるくらいを考えておけばいいのかな。ドレス汚れるのは嫌だなぁ」


 職場のおばさんが好きだった昼ドラの修羅場を思い出して、千鶴は朔の言葉に頷いた。

 回を追うごとにスケールアップしていく嫌がらせと、いっそ突き抜けたキャラの濃さで男性にすら一周回って人気だったあのドラマの最終回が見られなかったのが、千鶴のほんのりした未練だ。


「ガスコンロが七輪になった辺りまでしか見てないから、あんまり参考にならないかも……朔? どしたのそんな顔して」

「いえあの、若干気を強くお持ちになりすぎかなぁとー……」

「あ、流石にそこまでじゃないの?」

「そこまでだったらわたしも困りますので……」


 千鶴の言葉に体中の毛を膨らませて、朔が震える。異世界って怖いですね、と、無意識にか手の甲を舐める朔に、どんな恐ろしい想像をしたのかいっそ千鶴の方が聞きたくなった。

 椅子に掛けられた白いストールを片手に、千鶴は立ち上がる。その顔は、それでもやはりどこか固い。


「ま、なんとかなるって。朔が緊張してどうするの。行こう」

「はいー……」


 自分より慌てている姿がすぐ近くにあると、どうも反動で冷静になるのはどこにいても一緒のようだ。

 しょんぼりと元気の無い朔の手が、じっとり妙な汗をかいているのに小さく吹き出すと、千鶴はその手を引いて部屋の扉を開いた。

 




 

***********




 宴の席は案の定、居心地のいいものではなかった。


 入口で朔と引き離され、案内された席は長いテーブルの端。磨き上げられた玉座に堂々と座る黒獅子の、かろうじて隣には並んでいたが、その間は開けられるだけ開けられている。

 

「なんだか気味が悪いわ……」

「見ろ、あんな姿見た事が無い」

「魔力が無くとも星跨ぎとなれば、妙な力を持ってなど……」

「何を言う。ただの子供ではないか」


 居並ぶ貴族や大臣たちらしき獣人達は、ひそひそと小さな囁きを交わしながら千鶴の事を見つめていた。

 ざっと眺めるだけでも、犬や猫、兎に鳥、蛇やトカゲと、その種族は様々。それぞれ美しい衣装で着飾って分け隔てなく並んでいるのは、見ている分には和む光景だ。

 けれど、漏れ聞こえる会話の内容は、嫌味というより怯えに近い。これが獣人同士なら、なんて素敵なお耳、まあふくよかで立派な肉球、とでも言われるのかな、と会話の中心にされている千鶴は無理矢理思考を飛ばす。

 昼間より各段に増えたその目や声は、じりじり千鶴の胃を痛めていたが、斜めすぐ前から突き刺さる見覚えのある兎の視線が何より痛い。

そろそろ目にかかる前髪辺りが凍りつきそうだ。

 どうしてここまであの兎、花霞に嫌われているのかも気になるが、千鶴の意識はそれよりも隣に居る巨大な獣の方に向いている。

 テーブルの端と端でも、今までで一番傍に座るその迫力は外で出会った時よりも段違いだ。

 天井から下がる巨大な灯りと、テーブルに乗せられた花を象る美しいランプに照らされて、黒い鬣が滑るような艶を帯びて七色に光る。

 昼間見た鎧から、漆黒に銀の刺繍がされた軍服に変わっているおかげで、全身真っ黒のその威圧感は余計増していた。

 赤い炎に染まったその金色の目は、相変わらず千鶴には向けられていない。

 

 そもそも、千鶴本人もその迫力に、両手を膝の上で握りしめたまま、ほとんどそちらを見られずにいた。

 出来る事ならその艶々の毛並みを思う存分撫で回せたらとは思っていても、その欲望に従えば間違いなく最速であの世に到着できること請け合いだ。

 流石にでっかいライオンは私も怖い……! と、少しずつ椅子の隅へにじり寄る千鶴をまるきり見ないまま、衣擦れの静かな音と共に王が立ち上がる。

 一拍遅れて次々と立ち上がる貴族たちに倣い、千鶴も同じようにグラスを持ち上げた。

 

「……ソラントの繁栄と……ラルキアより来たる星跨ぎに」

「……かんぱーい……」


 ロアラに付け焼刃で教わった礼儀作法に戸惑って、ぎくしゃくと千鶴が妙な動きをしている間に短く王が声を上げる。

 大きな声ではないのに、不思議とよく響くその低い声と、びっくりするほど投げやりな紹介に、千鶴はいっそ込み上げる苦笑いを堪えて小さく答えた。

 視線は正面を向いたまま。妃のきの字も無い言葉。どうやら歓迎されていないと言うより、王自身が千鶴にまるっきり興味がないらしい。

 正直なところ、本気でワインのシャワーでも浴びるかと思っていた千鶴は、これならいっそ動きやすくていいかもしれない、と王の方を伺うのを止めて席に着いた。


 部屋の隅に待機していた楽団が音楽を奏で始めるのと同時に、次々と食事が運び込まれる。

 給仕の小柄な犬猫が走り回るのを、少しだけ気を取り戻して微笑ましく見つめていた千鶴は、その向こう、正面の入口に張り付くように、心配そうにこちらを見ている朔を見つけて小さく吹き出した。

 長いヒゲをしょんぼり垂らし、まろ眉をこれでもかと寄せて、胸の前で両手を組んだ乙女なポーズで目を潤ませている朔。

 千鶴が少しでも身動きをするたびに、この世の終わりのように目をぎゅっと閉じるのがなんとも哀愁を誘う。

 

「朔さんなんちゅう顔を……!」


 千鶴の待遇が心配で、けれど見ていられなくておろおろする姿は可哀想ではあったが、その顔が顰められるたびに、へちゃむくれ具合が増すのが可笑しくて仕方ない。

 口を開けてめいっぱい目を瞑った、失敗した福笑いのような朔の顔に重なって、昼食中にねだった家付き猫の昔話まで思い出してしまった千鶴は、吹き出さないようにするのに必死だ。


「ど……どうぞ……」

「ひ、ひゃい!」


 小刻みに震える千鶴の前に、横から皿が渡される。笑顔が引き攣ってほとんど威嚇のような顔になったたれ耳の犬に、千鶴は助かったとかろうじて返事を返すと、朔の変顔から皿の方に視線を向けた。

 大きな白い皿に、少しずついくつかの料理が盛られている。周りを見ても同じように盛られているあたり、獣人の食事は基本的にワンプレートらしい。

 ちらちら視界に入る朔の顔を見ないように、千鶴はぎこちない動きでその料理を口に運んだ。

 

「あ、良かった普通に美味しい……」

 

 淡い赤色の何かで煮込まれた、丸い野菜。どぎつい人参色の和え物。きのこ風の食感がするステーキもどきに、緑のソースがかけられた細長いネギに見えなくも無い何か。

 かろうじて分かるパンとスープ以外、材料に何が使われているのかも分からない。ついでに若干盛り付けが雑なような気もするが、並べられた料理はどれも十分美味しい。

 後で朔に何で出来てるのか聞いてみよう、と、ひとしきり笑ったおかげで余裕の出来た千鶴はまた辺りを観察し始めた。


「綺麗だなぁ……」


 隣同士で会話をしつつ、千鶴よりずっと優雅に食事をしている貴族達に、千鶴はうっとりと目を細める。

 灯りに照らされて輝くのは、王の毛並みだけではなかった。

 完璧に手入れをした色とりどりの毛並や鱗が、きらきら光りながら目の前に所狭しと並んでいるこの状態に千鶴のテンションはうなぎ上り。

 豪華な衣装に身を包み、いっそ千鶴が地味にすら見えるその集団に、千鶴は走り出しそうなのを必死で堪えていた。


(あああ目の前のネコ科の人のもふもふ触りたい撫でくり回したい! 向かいのあのつるすべできらきらの蛇さんの鱗こちょこちょしたら怒られるかなぁ……)


 思わずわきわきと妙な動きをする両手を膝の上に揃えて、よだれでも垂らしそうになりながら、千鶴は拷問のような宴の時間が早く終わるのを願う。



 まるきり周りの事を忘れて自分の事にいっぱいいっぱいだった千鶴は、最後まで気付かなかった。


 隣の黒い獅子が、赤い顔で震えるその姿を見ていた事を。


 

 





 



「酷いです! 酷いです! あんな言葉にあんな料理! 千鶴さま、千鶴さまも怒って下さいー!」

「朔さんや、とりあえず落ち着いて。別に気にしてないから」

「どうしてそうものんびりしてらっしゃるんですかー! もっとこう、ありますでしょうー?」


 長い宴が終わり、部屋についた途端。前を歩いていた朔がじたばたと肉球付きの両手を振り回す。

 本気で怒っているらしく、ぐるぐると唸る朔の喉を撫でてやり、ついでに両手を取って肉球をふにふに揉んでから、千鶴は肩を竦めてドレスを脱ぎにかかった。

 

「そりゃ確かにいい気分じゃなかったけど。なんかこう、あの貴族さんらの顔、どっかで見たなぁと思ったらさ。雷にびびるうちの犬にそっくりなの思い出しちゃって。もうなんかむしろ途中から微笑ましくてしょうがなかったよ」

「……千鶴さまのその精神、改めて凄いですー……」


 雨が降るたび実家で恒例だった、ひゃいーん! と泣きながら寝転ぶ家族の腹に追突をしかける大きな図体を思い出して、千鶴はでれっと表情を緩ませる。

 なんとも幸せそうなその顔に、怒るのも疲れたのか朔の眉間から皺が消えた。

 もぞもぞと部屋着に着替えた千鶴の髪を降ろし、ブラシを取り出す朔を、ベッドの端に腰かけて目だけで振り返る。


「料理も酷いって割に美味しかったし。ちょっと盛り付けは雑だった気がするけど」

「……あれ、ほんのりわたし達にはゲテモノ系なんですが、千鶴さま、流石ですー……」

「ゲテ……まさか虫とか?」

「いえー。主に植物ですがー。獣人族はあまり好みませんのでー、一応嫌がらせの一環だったのではないかとー。現に、普通に召し上がってる千鶴さまに、貴族の皆さんがちょっと驚いてらっしゃいましたー」

「なんだか知らない所で私の株が余計下がってるし……。あーもう! あんなにいっぱい綺麗な人達が並んでたのに一つも触れないし!」

「あの状態ですのに、あわよくば触ろうと思ってらしたんですかー。千鶴さまって、つくづくチャレンジャーですよねー……」


 かく言う私も野菜は苦手でしてー。と、ちょっとだけ引きつった顔をした朔の尻尾を捕まえて、千鶴はじたばたと子供のように足を揺らした。

 千鶴としては早く仲良くなりたいのに、その道は遠い。あれだけのもふもふを前にしてひとつも触れられなかった事が、千鶴には何よりも切なかった。

 


「と、言う訳で」

「にゃ? ……あれ? あの、あの千鶴さまー? 目、目がえぐい色してらっしゃいますよー」

「えぐくもなるわい! つべこべ言わずに寝ろー! 私にもふもふを寄越せ!」

「どこから出したんですかそのブラシー!」



 とりあえず手近なところでその鬱憤を晴らしてやると、千鶴は背後の朔をベッドに押し倒した。







 ******************






 夜の帳よりも深い藍色に包まれた、豪奢な部屋の中。

 千鶴の部屋より大きく、装飾品の数も段違い。けれど、嫌味な派手さは欠片も無い落ち着いた雰囲気の室内。

 その窓際に置かれたソファにゆったりと身体を伸ばしているのは、黒い獅子王だ。


 ぼんやりと手元を照らす仄明るいランプの灯の下で、彼は静かに思考を巡らせている。

 視線の先、金の装飾がされた小さなテーブルに乗せられているのは、先程届けられたラルキアからの書状だ。

 慇懃な挨拶の後に続くのは、あの星跨ぎの少女、千鶴の保護を要求する長い長い文章。

 文面の端々から滲み出る千鶴への心配と、こちらへの不信感に、随分と慕われている子供だと王はひとつ瞬きをした。


「陛下」

「花霞か。どうした」

「やはり、あの星跨ぎはこのソラント国には相応しくございません。早急にあちらへ帰してしまった方がよろしいのではないでしょうか」

「…………」

「テーブルマナーもなっておりませんでしたし、貴族たちを見て赤くなって震えていたではございませんか。何をしでかすか分かったものではございませんよ!」


 挨拶もそこそこに部屋に現れ、きゃんきゃんと高い声で怒りはじめた花霞は、叩きつけるように何も書かれていない手紙をテーブルに置く。

 ご丁寧にインクと筆ペン、封蝋まで横に並べて、挑むように自分を見上げるその姿に、相変わらず気が強い事だと王は片眉を上げた。

 今回の嫁とりは、ほとんど王の独断で行われたことだ。宰相である花霞はそれがいたく気に入らない様子で、しきりに千鶴を帰すように言ってくる。

 王族同士の婚姻がそう簡単に破棄できないことを、彼が一番よく知っているだろうに、と王は小さく息をつく。

 王との信頼関係があるからこそのこの荒れようだが、その望みを叶えることは当分できそうにない。

 それよりも、どうも先程の宴がちらついて、王は強気な自身の右腕に視線を合わせた。首をかしげた花霞に、珍しく疑問を投げかける。


「陛下、如何いたしました?」

「いや……。花霞、あの星跨ぎは、貴族達――獣人を見て、なにを思っていたと思う」

「そんなもの、口にするのもおぞましいような事に決まっております! 見ましたかあの表情! それにあの娘、あのような料理を気にもせず口に運んで……!」

「それはお前がそう指示したからだろうに……」

「う、その、それはともかく! あのような野蛮人、早急にラルキアへ帰してしまわなければ!」


 大きな足で地面を苛々と叩く花霞を横目に、王ははたして本当にそうだったか、と静かにラルキアからの書状に目を戻した。

 居心地悪そうに辺りを見るあの目は、そんな歪んだことを考えていたものだっただろうか。

 世話係を任せた猫族を見つけて笑い、睨みつける花霞に少しだけ困った顔をして、周りの獣人達にきらきらと興味津々で。


 その間、一度もこちらを見なかったあの目に映っていたのは、一体どんな景色だったのだろう。



 しばらくぼんやりと虚空を見つめていた王は、無言で席を立つ。唐突な主の行動に、花霞がその大きな目を見開くが、王はそれを気にすることなくゆっくりと窓辺に近寄った。


「陛下?」

「今日はもう寝る。お前も早く休むといい」

「……っ、おやすみなさいませ」


 窓の外に目をやったまま動かず、これ以上なにもする気がないらしい王に、花霞がしょんぼりと耳を垂らして一礼する。

 外に意識を向けていた王は、静かにテーブルの上を片付ける部下を振り返って首を傾げた。

 

「……ちなみに花霞、外からするこの音は一体なんだ」

「は? よく分かりませんが、恐らく朔の、あの者の世話役の喉鳴りでございましょうか」

「……一体なにがあってこんな音を……?」

「さあ……」


 外から微かに聞こえる盛大な喉鳴りにひとつ瞬きをして、王は静かに部屋のカーテンを閉める。



++++++++++




 花霞が残念そうに部屋を出て行った後、王はゆっくりと先ほど片付けられたテーブルに便箋やペンを戻していた。

 ソファに座り、ペンを執る。花霞が持ってきた筆ペンではなく、王の手の先で美しい文字を生み出すのは、漆黒に銀の装飾がなされたガラスペンだ。

 気に入りのそれで綴るのは、ラルキアの王への親書。


「しばらく、かの星跨ぎには苦労をかけるな」


 ほんの少し、王の目が悲しげに眇められる。

 これから王がすることは、彼女を、千鶴を巻き込み、ソラントを巻き込み、ラルキアをも巻き込んだ大きな波になるだろう。


 今綴るこの手紙の返事が、ラルキアとの本当の和平の足がかりになることを、王は静かに願っていた。

 その足がかりから先、星跨ぎでありさえすれば、本人になど興味がなかったはずの彼女は――千鶴は自分に協力してくれるだろうか。



 そんなことを思いながら王が静かに星を見上げたこの夜が、千鶴の知らない所で王が彼女個人に興味を持った、最初のときだった。


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