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こじんまりしたチーム
二班の次で四班の前。
数字としてはそうなるはずが、三班は通路の突き当たり。一、二、四班に続いた奥の他より小さい部屋をあてがわれている。
三班の人数が少ないからなのだが、遊の部下達は何故か納得していない。事あるごとに部屋割りに不満を言うのでその度に遊が合理性について説く羽目になる。
ドアを開けると机が向かい合わせに10台程並べてあり、資料が詰め込まれた棚が並んでいる。奥にある遊の部屋に続くドアと、資料室だった部屋に続くドアは開け放たれて換気をしている最中だった。
部屋では指示した通りに班員達が片付けと資料の整理を行っていた。
遊は班員をぐるりと見回して声をかける。
「仕事が来た。明日の予定は休みのままで構わないが、資料整理を中断して概要だけ打ち合わせしたい」
それを聞いた三班所属の七名はそれぞれ疲れを隠せない様子で頷いた。
「わかりました、部長どうしてました?」
真っ先に声を掛けたのは濃紺の髪と瞳の穏やかそうな青年だった。
「機嫌も体調も最悪だ。今にも過労死しそうな顔をしていた」