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主人公による主人公のための主人公  作者: *
終わりの始まり
8/25

雨が降ったなら能力を使えばいいじゃない

 分からない。

 ねえ、分からないよ。

 僕には分からないんだよ。

 だから僕に教えてよ。



 



 こんばんはー、僕だよ?

 声が小さいなー。

 もう一度。

 こんばんはー。

 まあ、1回目も2回目も誰も言ってないと思うけど。


 そんな感じで僕です。

 

 あと少しで4月が終わっちゃうらしいよ?

 関係ないけど。

 でも4月が終わっちゃうとゴールデンウィーク?

 これも関係ないけど。

 だって友達いませんから。


 何で悲しいセリフをさらりと言うか?

 これまた関係ないから。

 だって友達なんて作ったら物語が進んでいまうでしょ?

 それを避けようと思ってね。

 どちらにせよ、こんな性格の人にはできないでしょ?

 

 まあ、お話を続けよう。

 4月が終わっちゃったら雨がどんどんと降るよね。

 梅雨とかになってずっと雨降ってきて。

 ビッチョビッチョに……ならないけど。

 僕の場合、水が僕を避けてくれるような能力を使えばいいだけだし。

 だって主人公だから。

  

 

 こういうの能力の無駄使いって言うけど。

 使わなかったら使わなかったで能力の持ち腐れでしょ?

 だから適度に使おうにも使う相手なんていないしね。

 偶然そこらに悪魔と落ちてないかなー……いないだろうけど。


 

 ただ偶然で悪魔が落ちてきて、そこに天使が登場。 

 悪魔VS天使の結果は悪魔が勝利。

 そして主人公が天使を発見。

 天使から力を貰って天使の代わりに戦うことになる。

 簡単に思いつく物語だ。


 だから、もしここで悪魔が登場するようなことがあれば、僕は悪魔を天使に見つからないやり方で殺すかな。

 だって巻き込まれたくないし。

 普通の主人公だって巻き込まれたくないと思ってるけど、そんな心と裏腹に天使と仲間になっちゃうでしょ?

 だから僕はそうならないために悪魔という元凶を殺す。

 力がない主人公もどきは力がないけど、僕には力があるから。

 

 まあ、これは壊す力であって守る力ではないんだろうけど。

 守る対象がいないからどうでもいいや。


 もう夜だし寝るよ。

 おやすみ。

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