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主人公による主人公のための主人公  作者: *
少しずつ始まる物語
24/25

バカとハサミと転校生は使いよう

 仕方ないよだってあたしバカだもん。

 バカだから分からないもん。

 君の考えてることなんて……。




 転校生が起きた同時刻。

 僕はもちろん家にいるよ。

 

 ま、今頃少年漫画の主人公らしく「俺修行するよ!」だとか「強くなるよ!」だなんて面白いこと考えてんだろうな。

 退屈しなくて好きだぜ?

 

 それにしても……まーこれはどうでもいいことだけど。

 面倒くさい展開になるかもねぇ。

 

 転校生の問題+また別の厄介事が絡むかもしれない。

 その厄介事は僕に向かうのか……それとも矛先を転校生へと向けるのか分からないけど。

 大変だ大変だ。

 なーんて他人事のように言うけど、僕の問題という現実は変わらないよねー。

 

 めんどかったら転校生を使えばいいだけだし。

 バカとハサミは使いようってね。

 

 ま、当面僕が本気になるような出来事はないかもね。

 退屈なのは好きだけど。

 読者を退屈さえちゃ主人公失格だと思うよ。

 だけどそんな退屈と言える無駄を20話も続けてるんだけど。

 それはご愛嬌ってね。


 それに物語(面倒事)なんて何てこと無い日常を装って襲い掛かってくるものさ。

 変わらないのはどうにもならない現実だけだよ。

 だからそろそろ日常が変わっちゃうかもねー。


 いつしかくだっねーバトルもんになっちまうのかなー?

 文才も何も無いから勘弁して欲しいもんだねぇ。

 世界はどうやら僕には優しくないらしいしね。

 あらあら、困った困った。

 ついうっかり世界に八つ当たりして壊してしまうところだったよ。

 ま、嘘だけど。

 

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