始まり?いや、始まりませんよ
自分勝手に書いてみた結果がこれです。
自分的に自信作で。
自分的に大変悪い作品になっております。
はっきり言って自分で何かいてるか分かりません。
ですので、苦情は受け付けません。
それではどうぞ。
もしこの世界に主人公がいたら?
よく「自分の人生の主人公は自分だ」ってさ。でもそんなものじゃなくて。
この世界で起きてる事件や出来事を解決する主人公。
そんなのがいたら世界は主人公の正義を振り回されるな。
主人公が「アイツは悪」って言えば悪になってみんなは悪を嫌う。
自分は正義なんだから何でもしていい。
自分は正義なんだから何しても許される。
自分中心的な考えを相手に押し付け、自分の正義のために戦う。
主人公っていう肩書きは便利だ。
「自分が正義」! って言ってしまえばそうなる。
そしてヒロインがいるだろ?
主人公の幼馴染だとかクラスメートだとか。
ヒロインに巻き込まれて主人公はヒーローになってしまったり。
最後はハッピーエンド?
羨ましい身分だな。
それで素晴らしい仲間たちと共に戦うんだろ?
同じかどうか分からないけどその自己中心的な正義の基に戦うんだろ。
愉快なこった。
これほどムカつくことがあるだろうか?
だから僕は主人公ってものを嫌う。
というかこんな幸せな主人公もどきが嫌いだ。
本当の主人公はもっと独りで。
もっと弱く。
もっとカッコ悪い。
そんなもんだよ、主人公なんて。
起きたら電球が切れてて。
電球を行く途中で犬の糞を踏んでしまって、子供に笑われて……。
電球のサイズが違ってて取り替えてもらうため店まで行った。
その途中「アイツ犬のフンを踏んだドジ野郎だぜ」と笑われ……小石に躓いた。
店に行ったけど、欲しかった電球のサイズのものが売り切れてた……ありえないだろう普通。
こんな出来事僕の生きてきた人生の一部の出来事でしかないけど。
僕は不幸体質らしい。
よく物語で不幸体質の主人公っているけど。
アレは主に女の子が関わる不幸だ。
どっかの誰かみたいに「ふこーだー」って叫べば良いのかな?
叫んだら女の子が落ちてくるのかな?
今、ここで、主人公が、「ふこーだー」って、叫んだら
物語は進むのかな?
まあ、僕は進まなくていいや。
進んだところで正義なんて興味ないし。
誰かが言う悪を正義で捻じ伏せるという性格してないし。
僕の相手をする人が可哀想だよ。
だからこの世界は起承転結の転は起こらない。
だって僕が主人公だから。
ある日の事。
なんて思わせぶり書いてみるけど何も起こらず。
僕を主人公とする世界は何も起こらず平和だった。
もしかして「主人公が世界を壊す」という物語なのでは?と思うような日常。
それか「実は僕は主人公ではなく一般人で、僕が知りえないところで物語は進んでる」とか。
まあ、僕以外が主人公ってのはないな。
だって……僕がこの世界を創ったんだし。
驚くようなことじゃないよ、だって僕主人公だし。
ほら、アレだよ。主人公なら何しても許されるってやつ。
そう、それだよ。
そんな感じで創ってみた。
前の世界は意外とつまらなかったよ。
偽善者が主人公を気取ってる世界なんてね。
だから僕は主人公らしい我侭で偽善者を自分の正義で捻じ伏せた。
呆気なかったよ。
僕が散々と言ってきた主人公の自己満足や自己中心的考えや我侭で。
努力の成果も、築き上げた友情も、育まれてた愛も。
一瞬で無に帰った。
所詮は偽者、本物には叶わない……。
という感じにダークヒーローなんかより捻くれた僕だったけど。
何も起きない世界でのんびり主人公をやってる。
だけどまあ、唯一の敵といえば……。
これから現れるだろうダークヒーロー。
めんどくさいものだ……。