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序章「始まりは突然に」
とある国の神殿にて、今日も神殿の掃除や祈祷に励む1人の少女がいた。名前は「ルミナ」。
両親は彼女が赤子の時に他界しており、神殿にて拾われ、シスターとして育てられている。
他にも元孤児のシスターは沢山居るが、彼女は一際違った雰囲気を出していた。
低い位置で結んだ短い茶髪のツインテール、茶色と金色が混じった瞳…ここまでは極めて普通だが、周りと違う要素が一つだけ、白いシスター服だ。
これはとある方から似合うと言われ、着ている物だ。そんな彼女の話をしよう。
彼女は齢10にてとある声が聴こえるようになった。それは、神殿の御神体「女神ヴァルロッサ」の神託であった。
『そこの小さき者よ、わたくしの声が聴こえるのですか?』
「えっ…この声…どこから聞こえて……?」
『どうやら聴こえているようですね。これは神託です。小さき者よ、心して聴きなさい』
これが全ての始まりだった。
coming soon……
序章「始まりは突然に」を読んでいただきありがとうございました!
めちゃくちゃ短くてすみません(^^;
これからも頑張って連載して行くので応援よろしくお願いします!