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昭和のおっさんが考える、令和の新しい作品づくりの方法

作者: 吉川明人

 表題通り、わたしは昭和生まれの文学なんてものの教育さえ受けていないただのおっさんです。

 ここ最近アップしているのは、過去にこのサイトに1話ずつ載せた話を改めて残しておきたいと考えてまとめて掲載した作品が多いです。

 新作はそのうち思いついた時にでもという、テキトーなスタイルでやってますので、説得力なんて皆無ですね。


 ただ、この数年のなろう作品の上位に掲載される作品に、変化が出ている気がしたのでちょこっと書いてみたいなと思ったわけです。



 昭和の時代の話って、あくまで小説家主導の話でした。

 小説家が考えて、オチに持っていくストーリーも小説家が盛り上げていく。


 もちろんそれが物語りの基本に間違いないと考えます。

 主幹を書かなければ、一体誰の作品なんだと。


 ですが、令和に入ってから人気上位に入る作者さまの作風が、読み終えた後に申し訳ないのですが「あれ?」と、“期待していた裏切られ感がない”ように思えるようになったのです。

 もっとガッツリどんでん返しして欲しいのに! さらっと流されるような作品で、何でこんなので高評価を受けるんだろうか?


 などと思ったこともありましたが、そういった作品を読ませていただいているうちに、ふと気づきました。




 これ、読者にエンドを押しつけてない。




 これまでわたしが書いてきた話であれば、自分が狙ったオチへ読者を誘導しよう、こう考えさせようという意図が見え見えなような気がします。

 でも新しい作品たちは、作者の思惑もある上でその意図を超え、『読者さんたちの想像に任せる』というスタイルに変化しているように感じます。


 作者、読者。

 ともに双方から信頼し合える新しい読書スタイルに変化しているのかも知れません。


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