季節外れのアイツ
書くことになったきっかけ
仕事場の後輩から書けと言われて書きました
120%悪ノリで出来てます
『吐く息が白くなり、宙に消えていく。
息を吸うと冷たい空気が身体の中に入り僕の意識を……』
楓「シュウせんぱーい構ってくださいよー暇ですよ〜」
突然横から聴き覚えのある声がして本から目を逸らさないで、応答する
柊「見てわかる通り僕は絶賛読書中だ話しかけてきたことは許してやるから黙ってろ」
すると彼女はニヤリと笑いゆっくりと近づいてくる
楓「そんな読書より楽しいことしましょう?た・の・し・い・こと(ハート)」
そんな事を言いながらあからさまに無い胸を目一杯寄せている。本人は誘惑のつもりなのだろう。僕は一息吐き、本を閉じ、表紙で頭を叩こうとする
柊「ご丁寧にハートまで言葉に出さんで良いわ‼︎あれか?誘惑をなめてるのか?そんなんで僕を落とせると思ったのか?片腹痛いわ‼︎」
ここで普通ならば頭に攻撃があたり苦しみ悶える筈なのだろう。だが彼女はそれとは逆のリアクションをとる。
楓「あたらないですよ〜私幽霊なんですから〜先輩幽霊に物理が効かないのは常識ですよ?ポ◯モンやったことないんですか?小学生以下の知能ですね〜プププー」
この後輩煽りよる。
そう、彼女。四ツ谷 楓は幽霊である。
柊「ポ◯モンなら正確には物理じゃなくて格闘だろ。そしてそれなら悪が弱点か?オラァ!」
今度は本を置き腹に悪意の込めたパンチを腹にねじ込むように叩き込む
楓「あたらないって言って…ゴフッ⁉︎」
感触があったのでやはり当たったのだ
彼女は気を失っているが
まぁ静かになったから良しとしよう
これで本に集中できる。