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創造神の遊戯  作者: 面白味
創造神初めての冒険
29/54

番外編 キャラ紹介 空

この小説内に出てくるキャラクターを詳しく紹介する番外編を作りました。自分の考えたキャラについてもっと知ってほしいです。


呼称:そら

肩書き:創造神

外見:本来は白か透明か判然としない髪と、神秘的で定まらない姿。異世界に合わせるために自ら成人男性の容姿を選んでいる(外見や性別は自在に変えられる)。

一人称・語り口:飄々としていて、退屈を嫌う。必要な時は冷徹、興味が湧けば子供のように好奇心を剥き出しにする。



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空 — すべての「はじまり」


空は文字通り「すべての始まり」であり、概念・物質・存在そのものを生み出した存在――創造神である。

言葉で言い表せば「たった一つの根源的な力」を持つ存在。その一つの“力”は同時に全ての源であり、逆に言えばこの世界に存在するあらゆる力(自然法則・魔力・重力・生命・因果など)を任意に模倣し、あるいはまったく新しい力を生み出すことができる。


彼が持つのは多数の"スキル"ではない。むしろ「全能の根源」を一点に宿したようなものだ。だから理屈としては、あらゆる現象を再現できるし、新しい現象を設計できる。創造神の座にあった頃はその力を基盤として、神や運行組織を作り、無数の世界を産み出し、管理する仕組みを整えていた。


しかし、すべてを「作り」「管理」する存在であり続けることに飽き、また組織内で“あまりにも強すぎる”がゆえに疎まれることを知り、自ら創造神の座を降りた。以後は「新鮮さ」を求め、創った世界に身を委ねる趣味――すなわち、自ら作った法則の中に入って“遊ぶ”ことを選んだ。



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現在の在り方 — 「人間の器」という遊び


物語に出てくる空は、人間の体を自らの“器”として創り、その中へと入っている状態だ。現実で表すなら「極めてリアルなVR上での遊戯」であり、彼自身は本来的な創造者のまま。しかし演出として人間としての制約(肉体の脆さ、感覚、人間的思想)を自ら加えることで、初めて得られる「刺激」「学び」「遊び」を楽しんでいる。


人間の器に入っている状態では、彼の力は意図的に大幅に抑制される。完全に力を封印しているわけではないが、世界や人々の日常を壊さない程度に“出力”を絞っている。だがその「抑制の強さ」は彼の裁量次第であり、必要ならば容易に調整できる。つまり彼が本気を出せば、世界の法則すら捻じ曲げることが可能だが、そうするたびに彼は“リスク”や“面白さの損失”を考える。



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力の性質と表現


根源性

:空の持つ力は「一つだが万能」。全ての現象はそこから分岐する。火を起こすことも、時間軸を弄ることも、物理法則を作ることも、根底では同じ力の異なる応用だと考えている。


創造と調整

:物質の創出、空間の生成(異空間ゲート)、概念の付与(秩序や法則)、存在の書き換え、概念の変更などが可能。

これまでに作ったものの例は、異空間インテリア、物質の凝縮(死体を小石にするような処理)、装飾品や武具の瞬間生成など。


抑制の美学

:力の限界は彼のポリシーであり、物語の面白さを優先する。だから普段は“見せない技術”をあえて隠し、相手や状況に応じて一点だけ力を出す――これが彼の戦闘のスタイルでもある。


スキル名と技:人間世界での戦闘では自身が扱いやすい“形”にして技を名付ける。例として物語中の《断虚》《閃歩》などは、空が根源力を”戦闘の作用として表現”したものに過ぎない。技は本質的には同じ源を異なる演出で使っているにすぎない。




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行動原理と倫理観


空は基本的に「観察者であり遊戯者」。創る側の目線で世界の多様性を楽しみ、時に介入し、時に放置する。

だが放置は無責任さからではない。“世界が世界らしくある”ことを尊重しており、単純な全能の介入で問題を即解決してしまうことを嫌う。人々の葛藤や成長こそが面白さの源だと理解しているからだ。だから、他者にとって極端に不利な状況や理不尽が見えた時だけ、最小限の介入で状況を改変する――これが彼自身の“遊びのルール”でもある。



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対人関係・現在の立ち位置


エドガー:従者というより“傍らの紳士”。空が選んだ“人間の伴侶”であり、礼節と実務で空のサポートをする。エドガーは元貴族執事で、その実力を空が引き上げて側に置いた人物。人間社会での立ち回りを補佐する。


カイル/黒鋼の翼:空が出会った“強者”のひとつ。空は彼らの友情や戦闘を娯楽として楽しみつつ、共闘を通じて信頼関係を築いていく。


組織(神族の管理機構):空が作った組織の神々のメンバーからは「邪魔者」として疎まれるが、空自身はそれを皮肉と受け流している。故郷(創造神の座)を離れたため「神権」と距離を置く。


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弱点・制約(意図的なもの)


自己課した抑制

:完全に力を解放すればその場にいる全ての因果や法則が完全に歪んでしまうため、自らが作った空間でしか本当の力を使うことはできない。


精神的な孤独

:全能者としての立場は孤独を呼ぶ。真に理解してくれる相手は稀であり、だからこそ自分の事を理解してくれる相手を求めている。


倫理的なバランス

:創造者としての責任と、個人的な好奇心の間で選択を迫られることが多い。無条件に介入すれば世界の秩序を崩す恐れがある。



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— 物語での存在意義


空は「力そのもの」を象徴しながらも、物語では“外側から来た観察者”ではなく、”内側に入って世界を遊ぶ者”である。彼の存在は登場人物たちに試練や救いを与え、同時に読者には「力とは何か」「創造とは何か」を問う装置にもなる。


創造の主が、あえて制約を選び、有限の器で遊ぶ――それは冷徹な存在の中に隠れた人間らしい好奇心であり、物語の進行役としてとても贅沢な役割を担っている。空は破壊も癒しも創造もできるが、最も大事にしているのは「この世界が面白く在り続けること」だ。それが彼がここへ降りてきた理由であり、結局のところ彼の最も純粋な願いでもある。

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