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イノセントフラワー  作者: こじー
しおんの章
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1/90

プロローグ

「おはよう!しおんちゃん!」


「おはようかすみちゃん。今日も元気だねー」


空は雲1つ無く快晴で、桜の花びらが舞う季節。入学式が始まり、今まで後輩だった私が先輩として新たに高校生活の始まると感じさせてくれる。今日は一緒に高校に行く為に親友のかすみちゃんと待ち合わせをしていたのだ。


「もちろん!だって今日のお昼はそうたの手作りだよ!ふふふふ」


かすみちゃんはいつも通り惚気けてるなー。なのにそうた君とかすみちゃん、まだ付き合ってないなんて……。信じられないなー。


目の前にいるかすみちゃんとその幼馴染のそうた君はかすみちゃんを家に迎えに行ったりと付き合いたての彼氏、彼女の様な生活をしている。これで付き合って無いとかどれだけ2人とも奥手なの?と言うしかない。2人とも両想いなのは身近にいる私じゃなくても分かるくらいだ。身近にいる私からしたら


「早く告白してよ!!どっちから告白しても一緒だよ!!」


と叫びたくなる。というかもう心の中で何回も叫んでる。まぁ、2人が付き合ってかすみちゃんが私と遊ばなくなっちゃうのは寂しいからそれはそれでいいけど。私は付き合って欲しいのか付き合って欲しくないのかどっちなのか分からない事を考えていた。あれ?私って応援してるのかな?応援してないのかな?


「しおんちゃん聞いてるー?あ、しおんちゃんまた考え事?道路で考え事は危ないから辞めなさい!めっ!!」


かすみちゃんがお母さん見たいな説教をしてくる。これは中学生だった頃からのいつもの光景だ。


「ふふふっ」


私が考え事をしてかすみちゃんが説教する。この流れが私は好きだ。だからかすみちゃんが説教してくれるとつい笑ってしまう。


「あ!しおんちゃん今笑ったでしょ!!もーー!!」


かすみちゃんが両手を上下にぶんぶん振りながら怒ってる。ここがかすみちゃんの可愛い所の1つだ。


「ごめんごめん!反省してまーす」


私はこれ以上かすみちゃんを虐めるのは不味いと思ってちょっと軽く謝った。


「ぐすっ。本当に反省してる?」


「してるしてる!ごめんね?かすみちゃん」


「うん。分かった!反省してるならいいよ!」


さっきの泣きそうな顔はどこへ行ったのかすぐに笑顔になった。かすみちゃんは本当にチョロ……こほんこほん。心配だ。かすみちゃんは誰とでも話せるし、顔も可愛いから他の男の人がホイホイついて行きそうだ。好きな人がいても、告白されて迫られたらノリでOKするかもしれない。


「かすみちゃんノリでOKしちゃ駄目だからね」


「え?何が?」


かすみちゃんはきょとんとした表情をした。それに対して私は


「秘密!」


と人差し指を鼻の前に持ってきて言った。


「ねぇ、しおんちゃん!何が駄目なの??教えてよー!!秘密って何ー!?」


私はかすみちゃんと話すのはやっぱり楽しいと思いながら、笑って高校へと歩いていった。

初めましての方もお久しぶりな方も、どうもこじーと申します!今回の作品は最初に書いて投稿したイノセントフラワーとは違い、初めに考えていたけど書ききれなかった所、これ入れたい!と思い入れた所。私がこの作品で書きたいと思った所を全て書こうと思って、新たな作品として出させて頂きました。前にこの作品を見て下った方々は、あれ?最初から話が違うじゃん!新キャラいるじゃん!と思ったかと思いますが、これが書きたかったんじゃぁぁ!!と言う私の持てる全てを書かせて頂きました。これからイノセントフラワーと言う作品を応援して下さったら嬉しいです(〃・д・) -д-))ペコリン

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