第2話 質問会
お久しぶりです。
すいません遅れてしまいましたがようやく出せました。
暗い森の中一際目立つ灯りがあった。
その灯りの近くには3人の人影がある。
一人は男性だろう。バーテンダーのような服装に、黒のハットを身につけた男が、灯りである焚き火の様子を見ていた。
もう一人は女性だろう。白いワンピースを着ており、白い肌白い髪さらに女性さえもため息を漏らしてしまうような様それはまるで雪のような儚く美しい様だとわかる。その女性はもう一人の女性とゆうより少女の頭を自分の膝に乗せて頭を撫でている。いわゆる膝枕とゆうやつだろう。
そんな様子を男性は焚き火の様子を見ながら羨ましそうに見ていた。
「う、う〜〜〜ん。ここは…」
そんなことを言いながら少女は起きる。
「あら、起きたのね。エド君起きたわよ。」
そうゆうと
「ん。やった起きたか。どこか怪我はないか…っても"戻した"から平気か。」
そんなことを言いながらどこからともなく取り出した大きめの鍋と皿それにスプーンを取り出した。
その鍋の蓋をあけると湯気が出る。美味しそうなシチューの香りも同時に漂う。
シチューを皿に盛って少女に渡す。
「ほら、食え。腹減ってんだろ。話はそれ食ってからだ。」
そう言い少女に皿とスプーンを渡した。
「あ、ありがとうございます…」
そういって、少女はシチューを食べ始めた。
「!!お、おいしい!!」
「そうかい。お代わりならあるから、そうがっつくな。って言わんこっちゃねえ!ほれ水だ。これ飲んで落ち着け。てか"フェル"お前さりげなく食べ始めるな手伝え!」
「えー、だってお腹が空いたんですもの。」
そんなやり取りを終えて
「さて、腹ごしらえも済んだし、ここからは質問タイムにしようか。いやその前に自己紹介か、俺の名前はエルドート=ラプラス。しがない旅人だよ。そしてこいつは。」
「フェルマー=アーダと申します。よろしくお願いいたします。」ぺこり
「あ、え、えーと、わ、私の名前はアリス。アリスといいます。よ、よろしくお願いいたしましゅ!」
緊張しているのか呂律がまわらないせいで噛んでしまいアリスは顔を赤くしてしまいました
「さて自己紹介も済んだしそろそろ本題の質問タイムだな。」
「あ、はい。それじゃあえーと「エドでいいよ」はいエドさん達はどうしてこの森《暗き森》にいらっしゃったんですか?」
「ふむ、なぜと聞かれたら、まあ"転移"した先がたまたまここだったそれだけだ。」
軽い感じで答えると
「!?転移って、【魔法適性:空間】がある人の中でもごくわずかな人たちぐらいしか使えないとされるぐらいなのに、それに空間適性がある人もかなり少ないのに。」
そんなふうに絶句しているアリス
(あーこりゃただの転移じゃないって言わないほうがいいな)
「次はこっちの質問だ。どうしてここにいたんだ?」
「それは…」
言いたくなさげなそんな感じに顔をうつ向かせる。
「そうかい、聞かれたくないか。まあいいそんじゃ今日は寝るとしようか。今日は遅い、それに子供は寝る時間だ。さてフェルねr…って寝てるしどうりで静かなわけだ。」
よっこいしょと言いながらフェルマーを寝袋の中に入れた。
「どうして、どうしてそんなに親切にしてくれるのですか?どうして聞かないのですか?」
「だって聞かれたくないんだろ。それなら聞かんよ。さ、寝ろ寝ろ。明日は早めに出るんだから、お前の家族も心配してるだろ。」
「…はい。」
こうして眠りにつくのであった。
次回はまた少しあいてしまいますが楽しみにしていただけると嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。