第1話 旅立ち
ちょっと変かなと思う1話まあ仕方ない
真っ暗な森その中で子供が二人走っていた。その様子はナニカから逃げているようで、必死の形相である。
そのんな時ナニカは吠える。
「GAAAAAAAAAAAAAAAAAA」
「きゃっ!!」
二人のうち少女の方がその咆哮に驚きつまずく。
「!?大丈夫!!」
「い、痛い。」
二人が逃げていた反対の方から木々を押しのけ潰すような音が近ずいてくる。
「!!は、早く逃げなきゃ!!」
少年が少女に声をかけるが、
「私のことはいいから逃げて!」
自分のことはいいと返される。
「で、でも」
「早く逃げなさいっ!!」
そんなやりとりをしていると
『GUGAAAAAAAAAAAAAAAA』
巨大なナニカに追いつかれてしまった。
「ひっ!?」
「早く逃げて!」
「う、うん!!」
そうゆうと少年は逃げていく。
(これでいいのよ、あとはこいつを足止めするだけ。そうすれば、あの子は逃げ切れる。)
覚悟を決めたのか少女は大きく息を吸い叫んだ。
「きなさい、バケモノ。ここから先には、行かせないわ!!」
そう言い手を掲げる。
「《フレイム》!!」
そうゆうと炎が生まれナニカに向かって放たれる。
『GAAAAAAAAAAA』
「よ、よし!!きいてるわ!」
と油断したところを逃さないとばかりにナニカは腕を振るう。
「ガッ?!?!!?」
少女は少し遠い木まで吹き飛ばされた。
(ああ、ここで終わりか)
そんな風に気を失いかけるその時。
「うわーなんでこう俺がいくと必ず面倒なことに巻き込まれんのかな」
「まあ、仕方ないのでは?」
うなだれている男とクスクスと笑う女がそこにいた。今まで自分を殺すことしか考えていなかったナニカは、この時初めて顔に表情を見せた。恐怖していたのだ。この男女二人が現れた瞬間、自分など到底かなわない物だと本能で理解してしまったのだ。
「しっかし、まあ、ひどい怪我だ。面倒だが、見て見ぬフリはできねえし。しゃあない、使うか。」
そうゆうと男は、少女の頭に手を乗せ。
「【ーーーーーー世界】」
そうゆうとあら不思議、傷が巻き戻るかのように復元する。
「さてあとはあれだけか。【ーーーー世界】」
ガラス細工のようにパリンッと壊れる。
それが気絶する前に見た最後の光景だった。
一応説明
少女が放ったのは魔法です
男が使ったのは能力です
次回はどうして二人(少女を助けた方)がきた流れの説明です。