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Dual Recollection  作者: 神衣舞
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2

「……はぁ?」


 少女が呆れとも溜息ともつかぬ声を漏らす。

 朝早く。

 ティアの元に訪問してきたジュダークは困り顔で説明を続ける。


「ですから、ユメリア嬢が誘拐されたんです。

 しかも屋敷から」


 用件はまさしく今繰り返した事である。

 意識不明状態のまま屋敷で安静にされていたユメリアが朝、忽然と居なくなったという。

 しかもただの民家ならまだしも、警戒もされている邸宅からである。


「して、犯人は?」

「……なにぶん早朝ですので目撃者が少ないのですが……。

 二人組が屋敷から少女を運び出して行ったという話があります」

「ふむ。

 つまり、内通者かえ?」

「可能性は高いと思います」


 早朝は一番気が緩む時間であるが、町の住人も起き出す時間である。

 強引に乗り込むならば多少の騒ぎでも周囲の人間の動きが鈍い深夜に行うべきだ。

 だが、今回は早朝。

 つまり警備が一番緩む時間に、内部の者が運び出した可能性が高いとの予測である。


「恐らく連れて行ったほうの犯人はどこかに潜伏していますね」

「……屋敷の人間は?」

「動きがないか別班に周囲をマークさせてます」


 一瞬あの父親の自作自演かとも考えたが、昨日の来訪がある。

 事が動くには余りにも性急すぎる。

 あくまでティアを関わらせたいならもう一度誘拐する意味はかなり低い。


「隊長」


 一人の隊員が駆け寄ってきて耳打ちをする。

 そうして頷くと視線を再度ティアへ。


「動きがありました。

 使用人の一人が屋敷から抜け出したそうです」

「ふむ」


 今まで海千山千の相手と渡り合ってきたためか、拍子抜けするほどあっさりと尻尾を見せられると逆に疑ってしまう。


「恐らく事情は複雑じゃが、手口は素人のそれじゃろうな」

「……これは、我々の仕事ですよ?」

「わこうておる」


 少女はひとつ肩を竦める。


「ただ、事件が片付く前に処置をしたい」

「……わかりました。

 おや?」


 ふと、ジュダークは窓の外を見る。少し遅れてティアはその魔力反応に気付いた。


「これは……魔道アーマー?」


 ジリオスが時々部下を引き連れアイリンまでやってくるため、珍しいと言えば珍しいが、その存在に対して騒ぎ立てるほどでもなくなっている。

 しかし、それがルーンの大使館でなく、赤の詰め所に近付いてくるとなるとその意味は異なってくる。


「……まさか、のう」


 早馬でも10日くらい。

 体力のない魔術師を引き連れてなのでもう少し掛かるものと考えていたが。


「隊長!

 ルーンの魔道アーマーがジリオスの名で2機の着地を要請してきております!」

「……」


 視線は少女へ。


「悪いが、承認してやってくれぬかえ?」

「……結構ボクの権限を越える気がしますが、有事における緊急着陸ということにしておきましょう」


 それにしても、2機というのは解せない。

 あれを乗りこなせるのはルーンナイトより少ないはずだ。

 魔術師一人連れてくるなら操縦席の隅に詰め込んでくるしかない。

 思ったよりも静かな着地音で二機の金属巨兵が訓練場に降り立つ。

 外に出た二人が見詰める中、操縦席の扉が開くのを見て────

 『3人』が鎮痛というか、呆れた顔をする。


「着陸要請に応じていただき感謝します。

 アイリン王国にはこちらから後ほど正式に連絡しておきますわ」


 残る1人。

 二機目の操縦手が上機嫌に微笑む。


「エカチェリーナ。

 何をしとるか……」

「たまにはいいじゃないですか」


 全くもってこの時代の統治者達は自覚がないというか。


「一応今日はジリオスの部下Aということで」


 わざわざパイロットスーツまで設えているあたり前々から機会を覗っていたのだろう。


「オリーが世界塔に監禁されているし、気分転換です」


 監禁されてる理由は仕事を放り出してバールに通っていたからだろう。

 その気になればこなしてからでもできることを逃げる口実にするのだから自業自得である。


「いやぁ、お久しぶりですね」


 ジリオスの機体からようやく降りて来た冴えない男は、王女に恐縮しながらも人のいい笑みを浮かべる。


「暫く『塔』にもおらんかったようじゃが」

「ええ、師事しておりまして」

「……老は元気かえ?」

「はい。

 散歩に付き合うのが大変なくらいです」


 相変わらず森で隠居暮らしをしているらしい老人を思い、苦笑を浮かべる。


「エカチェリーナ、感謝する」

「いえ、困った時はお互い様です」


 満面の微笑みにわずかに薄ら寒い物を感じるが、一応覚悟の上だ。


「じゃが、少々不測の事態が起きてのぅ」


 一応ジュダークに視線を送って確認を取り、ざっとした経緯を話す。

 その上で身の上に起きている現象について、自分なりの見解を告げた。


「……憑依ではないのか?」

「私はお嬢さんの見解で合っていると思います」


 おずおずと精神魔術師が意見を述べる。


「それと同時に、これはやはり憑依です」


 実に魔術師らしく、皆の視線が集まるのを確認しながら遠慮がちに口を開く。


「私は長年、精神と記憶について研究しています。

 憶える、忘れる。

 記憶と言えばまずこれありきですが、同時にさまざまな例外があります」


 魔術師は一拍の間を置いて語りを続ける。


「記憶とは、見聞きなど五感情報を蓄積することであり、忘却とはその中から不要なものを自動的に消去するものです。

 図書館に例えれば、『本』は情報を基に誰かが記す事で生まれ、それはに本棚へと納められます。

 本棚には看板がついており、思い出すという行動はその看板を目印に探すことです。

 それを管理する機能を仮に『司書』としましょう……」


 この時、『司書』が適当でない場所に本を仕舞いこんでしまうことが記憶の混乱であり、何かの拍子に昔を思い出してしまうというのは司書が曖昧な検索条件で『本』を探し出してくるという行為である。

 『本』は明確な物質であるが、『記憶』や『精神』は基本的に無形の物と言われている。

 これは恐らくは非物質系のアンデッドや精霊から来たイメージだと推測されるが、今までの研究結果からそれを否定すべきだと考えている。

 また例えになるが、『精神』や『記憶』は風のようなものでないか。

 我々は普段空気をあまり意識しない。しかしこれが流れを帯びて突風になれば時に家すらも破壊してしまう。

 精神や記憶、もしくは魂のみとも言えるゴーストとは、風のように一団となって集まり周囲に影響を及ぼせる形態になった何かではないか。

 事実精霊を召喚する際、『何かが凝り集まる』イメージがある。

 集まることで強い意味となり『物質化』する。

 ゴーストとは記憶や精神という本来空気のような物が高密度に密集した状態であり、生物に宿る精神は肉体という器にそれが宿った状態ではないか。


「大変魔術師らしい意見ですわ」


 不意に、王女が弁を遮る。


「しかしそれは神への冒涜ではありませんか?」


 人の発生、魂の存在。

 かつてよりそれは宗教が意固地といえるほど守り続けている定義である。

 知識の国の主ではあるが、同時に国教であり厳然たる守護神たるルーンを奉じる身の彼女にとって個人の意向はさておき、素直に受け入れられない話である。


「私もルーン神を奉じる身であります」


 厳かに聖印を切り、魔術師は食い下がる。


「ですが、仔細さまざまあれ、神話における創世神話に妙があると私は考えます。

 即ち、『神々はまず天地を作り、それから人を創世した』」

「……つまり、まず物質を作り出し、神が『魂』たる何かをそれに入れることで『生物』とした、と?」

「ええ。

 憑依とは神々の意志を無視して己があるべきでない肉体に『精神』が入り込む事です。

 つまり、神話は正しくそのシステムを表現しているのです。

 神聖魔術の《セイントフィールド》で憑依が解かれるのは、その状態が神が規定したルールに法っていないという証明とも言えましょう」


 なるほど神が人を作ったという否定ではないし、文句をつけようと思えばいくらでも付けられるが、それは知識神の望むところではない。


「さて、そろそろ今の彼女の状態についてとしましょう」


 王女が納得してくれたらしいことが嬉しいのか少しだけ語調を強める。


「今の彼女は特殊な『憑依』をされた状態と言えます。

 そしてこの方法での記憶の転移は恐らく《セイントフィールド》で払拭できません。」


 さらりと、今の会話を台無しにするような問題発言。


「まず、先ほどの本の例で例えましょう」


 憑依とは、他所の図書館からごっそり引越しをしてくる状態と仮定する。

 しかし図書館には容量があるため、限界以上の本が持ち込まれればどちらかの本は処分されることになる。

 憑依の成否、もしくは混ざった状態になるというのはこの配分決定によるものであり、ある意味『司書』の力比べと言えるだろう。


「しかし先ほども言いました通り、これは違法です。

 『官憲』が来れば強制退去させられることになる。

 霊体で存在している肉体、つまり『図書館』を持たず本を維持できているということ。

 つまりその状態で存在できる『司書』の方が圧倒的に強い。

 また、魔術を恒常的に使う者は『司書』たる精神が頑強なため、憑依に抵抗しやすい。

 また、聖職者については自分の図書館を官憲で警備しているようなものでしょうか。」

「魔術師は話が長くていけない」


 どこか辟易とした態度でジリオスが呟く。


「今からが本題です」


 しかし魔術師らしく悪びれる事もなく彼は続ける。


「今の彼女の状態は、空いている本棚をシェアしている、と言えます。

 いや、どちらかと言うとその眠り続けているという少女の司書を誘拐してしまった状態と言うべきか」

「司書が、精神が嬢ちゃんに持っていかれちまったから目が覚めない?」

「ええ。

 自ら招きいれた客ですから無闇に追い出しませんし、思考につまりティアさんの司書が本棚巡り、つまり肉体を伴なわない思考の状態にあるとき、客人である少女の精神が肉体を支配してしまう」


 どこか呆れたような視線がティアに集中し、彼女は憮然と目をそらす。


「では、魔術師どころか、年幼いただの少女がどうしてティロットの中に張り込めたのですか?」

「雷……じゃな」


 ティアが重々しく呟くと、魔術師も頷く。


「はい、恐らくは」

「雷?

 イカヅチってやつか?」

「古い時代のキメラ創造には欠かせない物だったらしいですね」


 かつて、キメラの創造は死体の繋ぎ合わせであった。

 今でこそ切り離しても殺さない技術がいくつもあり、『部品』の保管方法も発達しているが、かつては雷を待ち、そのエネルギーで創造をしていたという。

 その方法は『研究者が偶然発見した手段』であり、もとより生命の再構成は邪法ともされていたので明確な記録は残っていないし、失敗例なら山ほどあったと見られる。


「未だ推測の域ですが、『司書』の活動エネルギーは雷だと考えています。

 人間の体には極微小の雷が常に発生し、それが体を制御しているようなのです。

 実際一部のフィジカル系の魔術の中に雷を支配して反応速度を上げるというものがありますし」

「そう言えば、どこぞの暗殺者も似たような事をやっておったの」


 黒糸使いの技を思い出しぽつり呟く。


「生物の体はそれこそカオスにならないのが不思議なほど多種多様な精霊を内包しています。

 一部の学説では、それが体内で喧嘩をしないのは明確な役割分担が確立しているからであり、それが破綻した状態を病気と言う、とされています」


 熱が出るのは火の精霊力が体内で強くなるからであり、寒気が酷くなるのは逆の状態である。

 大地の精霊力が極端に弱まると皮膚や骨に影響が出るとされ、精神の精霊は名の通りに精神を司ると言う。


「実在すると言われながら未だに明確に確認されていない「生命の精霊」こそが生命体の中で精霊を統率している者であり、その化身が雷ではないかと考えています」


 大仰に両手を広げた男は自信に溢れた笑みを見せ、空想に等しい話を周囲も見えずに言い放つ。


「つまり司書は記憶だけでなく、体そのものを司る、まさに『生命の精霊』ではないのではないでしょうか!」

「……あー、だがよ」


 呆れ9割のジリオスが引き気味に一言。


「んな精霊、いるかいないか精霊使いに聞けば一発じゃねーか?」


 硬直。

 びしりと音がしそうなほどの硬直っぷりに、言った本人が申しわけなさそうにしてしまう。


「精霊使いの研究者というものは少ない。

 元々自然と共に歩む者であって、研究するという考えがないからのぅ」


 精霊には意志がある。


「魔術は探求の果てに掴み取る術です。

 神聖術は神への敬愛を表現し、施しを受ける術と言いましょうか。

 そして精霊術は精霊に慕われ、協力してもらう術と言われますね」

「……友達を研究したがるマッドなヤツはそもそも精霊使いになれないってことか」

「そう考えると信仰心もない、友達も居ないティアロットがそのどちらも使うのは七不思議ですわね」

「やかましい」


 彼女からしてみればバールが何故か応え、精霊は自分の命令に従うという感覚である。


「では、精霊が見えるのですか?」

「……むぅ」


 言葉を濁す。

 精霊と彼女の立ち位置は王と臣下である。

 呼ばれない限り微妙な間合いを取り、近付かない。

 居るかどうかもわからない精霊を見つけ出すなど勝手がわからない。


「それはそうと、はよう本題に戻れぃ」

「わかりましたよ」


 落胆を隠さずに男は呟くと、おもむろにG-スラを掴む。


「今の仮定を基に、このスライムには司書……微弱な雷を捕らえる仕掛けがなされています。」


 なんでまた、とご都合主義っぽく聞こえる話にジリオスもエカチェリーナも呆れる顔をするが、そうなのだから仕方ない。


「これでティアさんから少女の司書を取り出し、戻す。

 多分これが妥当な処置でしょう」

「つーか」


 ジリオスが疲れたように言う。


「別に今の説明いらねーんじゃねーの?」


 しんと静まり返る中、苦笑を僅かに含ませた少女が目を閉じ返す。


「これは魔術師の性分じゃよ」


 理論先行型の考え方に『戦士』は心底疲れた溜息をつく。




「包囲完了しました」


 中隊長の報告にジュダークは頷く。

 本来大隊長である彼が出張るほどの事ではないが、誘拐されているのが成り立てとはいえ、貴族とあってはそうもいかない。

 こういう無駄は質実剛健を旨とするミルヴィアネスの血に合わないのだが、今は仕方ないと割り切るのが大人の判断というところか。


「相手を確認できましたか?」

「はい。

 『インジブル』の報告では廃屋の中には4人居るかと」


 インジブル。

 殆どの者に聞き覚えのないその名前はジュダークが進めている兵種混成化の一端である。

 正式な軍人ではないが、協力と言う形で冒険者や魔術師ギルドから魔術の才能を持った者を集めているのである。

 正規の兵でないという『実体無き者』と同時に、魔法を意味する『実体無き力』の両方を以ってその実験部隊は『インジブル』と呼んでいた。


「皮肉なものですよね」

「は?」

「冒険者に理想のパーティを問えば必ず魔術師と神官が含まれ、罠の解除や気配察知に長けたシーフやレンジャーを数える」


 独り言に中隊長は唖然とするが、ジュダークは気にせずに廃屋を視野に収める。


「ダンジョンよりも入り組んだこのアイリンという街で、我々はなんとも不自由な部隊なんでしょうね」

「隊長」


 傍らの少女が苦笑する。


「どうしたんですか?

 いきなり」

「疑問を持つことは大切ですよ。

 ただ、ボクには木蘭閣下のような力はありませんから。

 そうですね、まずは布教活動というところでしょうか。

 さて、では頼みます、カノン中尉」

「はい」


 応えてすぐに矢を番える。

 虚空に射られるそれは細い光を纏い消えた。

 それと同時に各部隊が動き出す。

 相手が狭い屋内に居る時、まず気をつけるべきは人質を傷付ける事ほかならない。


「スリープクラウド!」


 魔術の発動とともに身の軽い二人が飛び込む。

 戦士の攻撃を魔術師が受けきれないように、魔術師の魔法を戦士が堪えるのは至難の業だ。

 二人が飛び込んだ時には内部の人間は全て眠りにつき、床に伏せっている。

 1人は残った相手を牽制し、一人は人質の確保を行う。

 ジュダークの才能は人に警戒心を持たせにくい事にある。

 それを最大に活用することを教えられた彼が目をつけたのは魔術師ギルド。

 中に入って石を投げれば魔術に当たると思われているが、実際は一般人のほうが圧倒的に多い。

 魔術的才能が数千人に一人の才能であり、学問を学べるだけの資産があるのが大陸全土を見て万人に一人であるのが実情なのだから、魔術師が何人居るか、自明の理であるる。

 となれば、魔術師ギルドの中では魔術以外の研究もされている。

 そういうものに彼は有用性があると見たのである。

 先ほどの矢には燐粉が仕込まれており、それを撒きながら飛翔する特性をもっている。

 つまり合図用の矢。

 ほかにも心理学や行動学など、赤にとって必要不可欠な研究が日の目を見る事なく埋もれていたのである。

 魔術師は総じて自分が評価されることを望む。

 目覚ましい魔術の研究からすれば日陰者の賢者達はいつの間にかこぞって彼と親しくなっていた。

 赤は彼らにとっても格好の実験場でもあったというわけである。


「隊長!」


 インジブルの精霊使いがウィンドボイスで声を飛ばしてくる。


「例の女と人質がいません」

「……ほぅ」


 彼の知りうる限り全員その廃屋に入っているはずである。

 となれば、


「抜け穴はありませんか?」

「……」


 向こうで話し合っているのだろう。

 暫く物音だけが続く。


「ありました。

 地下に繋がっています」

「そうですか。

 厄介ですね」


 地上の暗がりはジュダークにとって望むところだが、地下となると『協力者』の目は届かない。


「地下通路に通じているのは……」


 言うまでもない。

 今は無きシーフギルドか黒だ。

 だが地下通路は要人の避難経路でもあるのは公然の秘密であり、そんな情報を易々漏らすとは思えない。


「本当に、厄介ですね」


 何よりも、そんな通路の入り口がこんな廃屋にあること。

 そしてその通路の存在を一介のメイドが知っていること。


「本当に、厄介ですね」


 ジュダークは次の指示を考えながら溜息をついた。

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