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発達障害の長男と母としての私  作者: 遥彼方
私と長男の体験談
2/26

長男妊娠中と産まれてから

さあて、最初に何を語りましょうか。

子育ての記録なのですから、最初から語りましょうか。

なんとなく、長男妊娠中のお話。


今から思えば、お腹の中にいるときから、長男は変わっておりました。

勿論、初めての妊娠です。その時はそんなこと、露程も思いませんでしたけどね。


胎児が大きくなりますと、胎動を始め、胎盤の中で活発に動きます。お腹をぽこぽこと蹴られます。


特に元気な男の子の場合は、活発な動きと力強い蹴りを受けます。臨月などは、お風呂で裸の時なんか、胎児の手形、足形に自分のお腹が変形するのを見ることがあるくらい。


これには赤ちゃんの個人差がありますが、私の友人も同じ経験があると言っていました。


で、長男も元気に胎動をやりましたが、蹴る場所や、胎動の仕方が変。

彼はやたら私の内臓を狙うんです。何故か。


ただてさえ、大きくなった子宮に圧迫されて、トイレが近いのに、膀胱を蹴られる蹴られる。まあ、これは他の子にもたまにやられたから、普通か。


違ったのは、内臓を撫でられる。何処をどうやられているのかは、よくは分かりません。自分の中身なんて知らんし。

ただ、なにかの臓器の隙間に手を突っ込まれるんですよ。やたらに。


すっごい気持ち悪い。胎盤越しに、小さくて細い手が、多分腸とか胃とかの隙間に手を突っ込んで、ぐいーんと動かされる。

内心、ひいいいいっ!ってなる。


もしくは、胃とかを蹴られる。ご飯食べた後は止めて頂きたい。うっとくる。


これには友人の共感を得られなかったので、多分普通じゃないと思う。…… 多分。



産まれてからも、何だかよく分からないけど大変でした。


産まれて間もない赤ちゃんは、ほぼ寝ております。おっぱい飲む時以外は寝ています。起きている時の方が貴重です。


長男も一応、同じでした。でも、なんか大変。なんかやたら起きる。寝かすのに時間もかかる。四六時中ついていないと、駄目な感じでした。


私は初めての子育てなので、それが当たり前で、赤ちゃんって思ったよりも大変だなあと思っただけでした。


もうひとつ違和感は、手を触られることを嫌がる。


テレビなんかで、赤ちゃんの手に指を持っていくと、ぎゅっと握るじゃないですか。あれ、凄く可愛くて、親になった実感が湧きそうだなあ、と思っていたので早速!と指を持っていってみるも、握らない。


それどころか嫌なのか、ほんの少し避ける。例え握ってもすぐ離す。

個人差があるのかな?と思って握ってもらうのは諦めました。後でこれに微妙に苦労するけれど、それはまたその内に。


他にも、授乳の時に目を合わせてくれない。いや、合わない訳ではないけれど、ちょっと合うだけですぐにふいっと違うところを見る。

検診の項目にも、授乳時に目が合いますか?というものがあるので、注意して見ていましたが、どっちなの?これ?という感じでした。


目が合わない訳じゃないし、目の前で指を動かせばちゃんと目で追いかける。目は見えているって事だから、大丈夫だろうと、項目に○を付けました。


これに関しては、今でもよく分かりません。次男の時は落ち着いて授乳が出来なかったので、目が合うかなんて見ていられなかった。ごめんよ、次男。

三男は、あの子ももしかすると発達障害の気配があるので、結局分からない。


もう少し注意深く観察すればよかったと、今さら反省です。


とまあ、ほんの少し違和感を感じながらも、ただ必死に子育てしていた乳幼児期です。

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