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光る魔法花、毎夜咲かせや  作者: シラン
1/2

〜prologue〜

それを集め終わったら何になるのか。


それは、誰も知らない。


ただ、青年は1人集め続けていた。


魔法花の種を。


懐かしい友達が持ってきたあの花の種を。


光る花は道を照らした


感情がない彼を


あの道まで引くために


「…なんでこんなことしなきゃいけないんだろう…。」

そう思えば空を見上げた。

今日は綺麗な月夜だ。

フクロウが何処かで鳴いた。


魔法が力を貸してくれる。

魔法がなければ花は咲かない。

探さなければいけないのだ。

何かを手に


~光る魔法花、毎夜咲かせや~

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