~真実の愛と幻想の死~さーん
(3話目)
(真実の愛)
この部屋に入って一週間たった
3人の人が死に今はもう5人しかいない
コンピューターの画面には5人が写った
「ラブデッド…死のうが死なないだろうが関係ない。私は…さんのためにこのゲームを達するのみ…」
とつぶやいた
「めんど~全部の脳の神経を燃やして全員殺した方が早いでしょ…この男もちゃんと動く分からないし」
コーヒーをすすりながら言った
「やるよ。僕は必ずしも…さんのためにも頑張る」
溜め息をついた後
「竹…」
「ナンバー01」
言葉を遮った
「じゃ…ナンバー01あなたが嘘でも本当でもこのどっちかを好きにならなければ…」
「…痛っ」
頭の痛みで目が覚めた。ま…でも痛みは2~3秒できずいて最初は『頭に違和感があるな~』とかそんなことだげだった
自分の部屋の襖ではなく扉で…中学の時に開けた穴も無くなっていた
明らかに違う扉を開けると大広間にテーブルがあって自分を合わせて5人の人がいた
「寝過ぎ」
時計に指を差して言った
「この時間が本当でもちょっと寝過ぎかな~」
薗枝さんにも高島さんにも言われた
は~
溜め息をつくと…
「どうしたの」
杉本が言うと俺は周りを見渡す
そこには、上条凉助、杉本優、園枝莉子、高島保野花、がいた
「なんでだよ」
みんながビクッとして
「どうしたんだよ」
と杉本優が俺に話かけてきた
「なっ死んだんだぞ。そして、消えた…死ぬかもしれないって言うのに…」
女は笑顔で
「もしかしたら…この部屋から出れるかもしれない」と言った。
『愛さなければ死ぬ…』
と言った声を思いだした
「あっははははは。なんでだろう騙してるって思うと笑っちゃう」
薗枝さんが笑ってる…笑う顔が怖い
「騙すって…」
高島さんが言った後、後ろで舌打ちが聞こえ振り返る前に…
「ラブデッド。ニューゲーム2週目の世界へ…」
俺は体への痛みを感じずに倒れた
俺は車に引かれた。俺は車に引かれた。俺は車に引かれた。
母さん。ごめんなさい
「うわわわぁぁぁ。どうしよう、どうしよう…ゆ、夢…?」
ものすごく嫌な夢を見てた。気がする
そこは夢では無いと実感できる
1枚の扉を開けると大広間に大きいテーブルがあった
「ここは…どこだ?」
言い終わると9枚の扉の1枚から女の子が出てきた
「あっもしかしてここの人」
「えっいや…」
急に言われたもんだから慌てるばかりで…
「ま~、い~や」
そう言うと何も書いて無いドアを開け少し廊下が見えたと思うと勢い良くバタンッと閉めた
閉めた音を聞いてたからか閉めたのと同時に高梨花奈と書いてあったドアが開いた
高梨花奈?
「あああぁぁぁぁ!!」
吉見矢学園の会長、高梨花奈だ
「な、なんで…いるの?」
高梨会長は頭の上に『?』があった。
「ごめん、夢の中で会長が死んでて…」
ムッ(怒)とした顔で
「それは失礼じゃないの?」
と言った。川崎優美と書いてあったドアが開いた
「あ゛~頭が痛い…」
「えっ」
この人も確か夢の中で…
「この人も確か夢の中で…」
「えっ」
正直、驚きを隠せない状況だった
「今、なんて…」
「…って考えてたでしょ?」
頷いた。そんな時、なにも書いて無いドアから女の子が口から血を吐いて倒れて来た
「この子さっきの…」
後ろから
「ラブデッド…何をしてる」
と小さな声が聞こえた