FILE3〜実行 ミッションスタート〜
アレックス「鬱だもう生きていけない・・・」
レイナ「まだ22なんでしょ? なにジジイみたいなこと言ってんのよ」
アレックス「・・・」
レイナ「どうしたのよ?反論する元気もないの?」
ソウメイ「そこ、作戦はちゃんと聞きなさい。」
アレックス「、、、」
アリス「もう、ちゃんと聞いてください。」
ソウメイ「仕方がないですね。では大尉、説明を続けてくれますか?」
アリス「わかりました。今回は潜入ミッションです。目標は第四プラントにあるコンテナになります。」
レイナ「はいはいはーい!」
アリス「はい、なんですか?」
レイナ「そのコンテナの中は何が入ってるの?」
アリス「中身は、、、カプセルのようですね。」
レイナ「それだけ?」
アリス「はい、それ以上はなにも書いてません・・・」
ソウメイ「訳ありのようですね。」
アレックス「・・・面白そうじゃん。」
レイナ「えぇ、なかなか刺激的じゃない?」
アリス「では、作戦の続きです・・・・・・」
〜3時間後 第4プラント前の森にて〜
アレックス「で、何でオレが外で待機なんだよ?」
ソウメイ(通信)「今の貴方は来ても邪魔になるだけです。」
アレックス「うっ、何処に行ってもオレは厄介者か、、、」
ソウメイ(通信)「まあまあそんなに悲観的にならないでくださいよ?(ニコッ)それとも誰かおいていった方がよかったですか?」
アレックス「それはやめてくれ!今の状態でレイナをおいて行かれたら何やられるか分かったもんじゃあないし。アリスは、、、アリスにはどんな顔をすればいいかわかんねぇ。」
ソウメイ(通信)「それなりに反省しているみたいですね。」
アレックス「さっき少しでも変な気持ちになってしまったのもあるからな、ははは・・・はぁ。」
レイナ(通信)「ずいぶんないいようね。」
アリス(通信)「アレックスさん・・・さっき私の体でそんなこと考えていたんですか?」
アレックス「え?もしかして、、、ジジイ!あんた!?」
ソウメイ(通信)「なんですか?(ニコッ)」
アレックス「通信をみんなにまわしてたな!?」
ソウメイ(通信)「えぇもちろん(テカテカ)通信は普通、みんなにまわす物ですから(ニコッ)」
レイナ(通信)「何が何をされるか分からないよっ!?普通そんな事レディーに言う!?」
アリス(通信)「アレックスさんがそんな人だったなんて、、、」
アレックス「わー!!違うっ!!それにお前みたいなのはレディーなんていわねぇ!!」
アリス(通信)「ひどいっ!!そんなこと言う人だったなんて!」
アレックス「ちちちち違う!!今のはアリスに言ったんじゃなくて・・・」
レイナ(通信)「じゃあ誰に言ったのよ!?」
アレックス「お前しかいないだろーが!!」
レイナ(通信)「なっ!?あなた、後で覚えておきなさいよ!?」
ソウメイ(通信)「みなさん少し静かにしてください。」
レイナ(通信)「止めないでよ!ジジイ!」
ソウメイ(通信)「静かにしてください!さっきから人が少なすぎると思いませんか?」
レイナ(通信)「そ、そういえば確かに」
アリス(通信)「罠、でしょうか?」
ソウメイ(通信)「いえ、硝煙の臭いとこれは・・・血?」
レイナ(通信)「?なんの臭いもしないわよ?」
ソウメイ(通信)「私の能力を使わないと分からないほどの微かな臭いですから。」
アリス(通信)「硝煙ってまさか?」
アレックス「・・・あぁ、どうやら先客がいたみたいだぜ?こちらでガルを5、いや6体確認した。」
ソウメイ(通信)「ではそちらは任せました。本当のところ一人で戦った方が色々楽なんでしょう?」
アレックス「・・・あぁ、 だけどあいつ等の様子を見ると既に本隊は潜入しているみたいだな。 ハッ、つまりあいつ等も留守番か。」
ソウメイ(通信)「えぇ、そちらを片づけたらこちらに来てください。」
アレックス「結局行くのかよ。まぁいいか、まずは目の前の敵に集中集中っとぉ!」
レイナ(通信)「後で会うときはおぼ―ブチッ」
アレックス「さあ!!オレの巻き添えはだれだぁ!?」
今まで静を保っていたそれが、一瞬で加速する
敵はただの無謀なガルだと思っていた。
一発、二発、アレックスはライフルを撃つ その間にガルが3体破壊される 〜2秒〜
敵が応戦する。しかし、アレックスには当たらない 〜4秒〜
ビームナイフでガルのコクピットのみを貫く 残り2体 〜7秒〜
また敵が無駄な弾を撃つ、アレックスの炎がそれを許さない 〜9秒〜
敵がアレックスの炎に包まれる。2体のガルが跡形もなくなる 〜11秒〜
アレックス「ふぅ、え〜っとタイムは、、、11秒か。ん〜惜しいな。・・・なんだかんだ言ってまたオレ戦ってんだな。 やっぱりオレは戦うことしかできない無能な人間なのか。」
ただ無性に、本能の赴くまま戦う それだけ
自分では制御できない感情 そのせいで仲間を―――
アレックス「おっと、感傷に浸りすぎたか、ダメだなオレ。 ・・・さて、じゃあレイナ達を助けに行くかな」
〜第四プラント内 ブロック2〜
ソウメイ「アレックスの言ったとおり先客がいたようですね」
アリス「えぇ相当な数ですね」
レイナ「これくらいじゃ私は止められないわよ?」
ソウメイ「見つかってしまった以上逃げることもできない、か。」
レイナ「なかなか刺激的なシチュエーションじゃない?」
兵士「無駄口を叩いてるだけの余裕がお前等にあると思うのか?」
隊長「全員!構え!!」
・・・・・・・
隊長「撃てーーーーー!!」
・・・・・・・
隊長「撃て!!どうした!?撃つ、、、な!?」
そこにいたのは兵士ではなく、無数の氷像だけだった
アリス「すみません、ちょっとみなさんには凍っていただきました。」
隊長「お、お前スタイリストか!?」 (注)スタイリスト=SKを取得した者のこと
レイナ「残念ながら、私たちみんなスタイリストなの。」
隊長(ち、畜生!3対1じゃあ勝ち目がない。ここは逃げるか!)
隊長「食らえ!!」
バンッ!バンッ!バンッ!
ソウメイ「スモークボムで私から逃げ切れるとでも?。・・・「神風」」
流れる風に乗り煙が消えてゆく
隊長「なっ!?煙が?」
ソウメイ「プロは戦闘中も常に背後に気を付けないといけません。」
レイナ「いっただきぃ!「ライトニングランサー!!」」
バチバチッ!!
隊長「のわぁ! まさかお前等、、」
ソウメイ「えぇ。今は一人「死神」が足りませんが「紅き旋風隊」と言ったら私たちのことですよ。」
レイナ「その名前ださいからやだって言ってるじゃない。」
アリス「いいじゃないですか、わかりやすくて。」
ソウメイ「まあ気絶している人には聞こえませんか。アリス、カプセルは第何研究室ですか?」
アリス「資料によるとカプセルは第8研究室に有るようですね。」
レイナ「じゃあ第8研究室とやらににレッツゴー!!」
アリス「お〜〜!!」
ソウメイ「やれやれ」
続く
懲りずにまだ公開していきたいと思います。
書いてて思うのですがやっぱりまだまだ修行が足りませんね。
これからもまだまだ続いていくので、ながーい目で見てやってください(^^;)