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FILL2:1つの終わり、1つの始まり

いつもいつも似たり寄ったりの仕事


まあそれも仕方ないと思うようになってきた毎日


世界は相変わらず戦争が絶えない


だからこそ自分はこんな仕事に就けた


ある意味自分はこんな戦争に感謝しないといけないのかもしれない、、、それにしても




アリス「、、、クス、ん、、アレック、さん?アレックスさん?作戦時間ですよ?また寝てるんですか?」


眠い、、、  それに、作戦時間ってまだ5時間後だぞ?


アリス「あーれーっくすさーん?起きてこないんだったら入りますよー?」


時間に律儀なのは良いけど早すぎないか?それに今なんて、、、、


アリス「じゃあ入りまー、、、」


ちょっと待て!!今部屋には俺の秘蔵コレクション(何かはあえて言わない)

がたくさん転がってて、、、しかもパンツ一丁だぞ!?

いろんな意味で誤解される可能性100%じゃないか!


アレックス「!!  ストップ!! ストーーーップ!!!」


ドン!


アリス「きゃあ!」


アレックス「うわっ!」


ドシーーーーン!!


アリス「んっ、いたた   え?」


アレックス「イッテー 大丈夫か? アリ   あ  ( д ) ’’ポーン」


アリス「キャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


アレックス「うわーーーー!!うわーーーーー!!」


おちつけ! 落ち着け俺!!


ヤバイ この体制はヤバイ 


何がヤバイかって言ったら体制がその アリスの体に覆い被さるように俺が、、、


アリス「キャーーーーーーー!!キャーーーーーーー!!」


アレックス「わーーーーーーー!!ギャーーーーーーー!!」


何とかどこうとしても幸運、、、

じゃなくて実に不幸にも俺の上には開けたときに降ってきた荷物のせいで動くことが出来ない。

早くどいてあげないと変な誤解、、、はもう生まれているか。

だったらもうちょっとこのまま、、、、


ダッダッダッダッダ


レイナ「どうしたのっっっアリス!!!    うわっっ!!なにをしてるのっ!?あなた達!?」


アリス「助けてーーーー!!アレックスさんがーーーー!!」


レイナ「アレックス!!あなたっ!!」


アレックス「ちちちちち違う!! 誤解だ!! 俺は無罪だ〜〜〜〜〜〜〜!!」


レイナ「言い訳、、、するなーーーー!!!」


レイナの十八番ローリングソバット!!  アレに当たったら 死、、、



             ゴシャ!!










アレックス「で、何でそんなにジジイはテカテカしてんだよ」


ソウメイ「いやー久々に良い物が見られました。」


アレックス「ホントに性格悪いよな、あんた。」


ソウメイ「でも、あの人のソバットを受けて生きていられるなんて流石

           『アブソリュート リヴ』

       の異名を持つだけのことはありますね。」


アレックス「・ ・ ・ ・ ・ やめろ」


ソウメイ「えっ?」


アレックス「いや         その話題はやめてくれないか        」


ソウメイ「、、、すみません。少し軽率でしたね。」


アレックス「・・・・・・・・」


ソウメイ「・・・・・・・・」


アレックス「はぁ 何で俺は30過ぎのジジイに看病されてんだか、、、」


ソウメイ「自分で招いたことでしょう?それともあんな騒動起こしたあとで2人が看病してくれるとでも?」


アレックス「うぅ 確かに、、、、」


ソウメイ「それと、ひとつ忠告しておきます」


アレックス「? なんだよ?」


ソウメイ「ちゃんと隠す物は隠して置いた方がいいですよ?」


アレックス「!!!!!!」


ソウメイ「よし、終わりま 」


アレックス「ななななななななな何で!?」


ソウメイ「ははは、誰でも解りますよ。それにしてもやっぱりみんなにばれて無いと思っていたんですね?」


アレックス「みんなにって、、、まさか!?」


ソウメイ「えぇ、みなさん知っていますよ」






             終わった、、、





この瞬間自分が積み上げてきた物が音を立てて崩れ去っていくのが解る、、、

今までお世話になった方どうもありがとう、、、、、、

みなさん、自分は一足早く先に行って参ります、、、




どさっ




ソウメイ「やれやれ、気絶してしまうとは案外メンタル面で弱いみたいですね。

     、、、それにしてもあの蹴りを受けて脳震盪と打撲で済んだのですか。

     軍人でもあんなの受けたら骨の一つや二つは折れていますよ

         さすがはXナンバーと言ったところですか、、、」





カッカッカッカッカ


アリス「あっソウメイさん。次のミッションまであと4時間になったので最終確認兼、移動しますよ?」


ソウメイ「分かりましたすぐに行きましょう」


アリス「・・・ところでアレックスさんは何処ですか?」


ソウメイ「そこでのびていますよ」


アリス「そうですか、、、じゃあ起きてもらいましょうか・・・てやっ!」

           『ソリットウォーター!!』


そう言うと彼女の手から出た水が弾丸のごとくアレックスに襲いかかった。





〜同時刻 第4工業プラント〜



???「今はまだ目の前に全人類の敵が居るのだぞ!?」


???「今はそれよりも人間同士の戦いを止めなくてはなりません」


???「しかし、まだ地球には人間が地獄のような暮らしをしているんだ

    彼らを助けたいと思わないのか!?」


???「いいえ、彼等を助ける前に私たちのプロジェクトと貴方の「機体」は必要です」


???「その「機体」は大量殺戮に使ってはいけない!!私はあくまで対OCM用に作った物だ!!」


???「どちらにしても同じ、戦いを終わらせるために作ったことには違いありません」


???「同じではない!! どうしてそれが分からない!?」


???「分かりません」


???「くっ、もういい!  どちらにせよお前らにはあの機体を操れない」


???「なんですって?」


???「私がそのようにプログラムしておいた。 絶対にお前らには動かさせはせんぞ」


???「くっ」


???「そう言う事だ。お前らは地球人を助けることにプロジェクトを進めていろ!」




カッカッカッカッカッカッ




???「ふん・・・まあ良いわ。」



???「私よ、予定通り4時間後に作戦を実行するわよ、、、

    ふふ、、、まだあの博士には利用価値は有るわ

    まだ殺さしちゃダメよ。『大義は我らにあり』ふふふふ、、、、」



続く


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