表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

現世の泣き声

目が覚めた。そこは紛れもなく私の家。だが少し引っかかることがあった。なぜならわたしの顔が涙でベトベトだったからだ。なぜ泣いているのかはわからない。泣いている可能性も一つはあったがそれはないと一蹴した。それともう一つ気絶した場所と部屋が違っていた。確かわたしが気絶した場所は自室だった。だが目覚めればそこはリビング。リビングでなぜか横になりいい年した大人が泣いている。構図として最悪極まりない。結局深く考えることはせずに忘れる前に状況を整理しようと考えた。とりあえず出てきたワードをつなぎ合わせてみることにした。まずは人物からだ。伊吹捨、隠岐姫、叉次。この三人を調べていく。伊吹捨という人は残念ながら存在はしなかった。だが伊吹童子というのがいたようだ。伊吹童子は酒呑童子の幼名である説やヤマタノオロチを崇拝していた一族の長で素戔嗚尊に討伐された説というものがあった。正直ピンとくるのは酒呑童子の幼名であるという説だがまた不確定だ。次は隠岐姫。こちらは何もヒットしなかったが隠岐関連で隠岐の島という島が見つかり、更にそこには八百比丘尼という神?妖?の伝承が残っていた。最後は叉次だ。こちらも何一つヒットはしなかった。なにか共通点でもあるのだろうか?このときは何もわからなかった。さらに深堀りをしようと調べていくうちにある現象がわたしの目を惹いた。その名は「睡眠時遊行症」通称夢遊病だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ