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僕の失敗作  作者: 萌崎瞬
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003

「今日も、なんか疲れたなー」

「今日は何があったん?」

「えっとねぇ・・・」

唇に人差し指をもっていきながら、あやは二重まぶたをよりはっきりさせた。

長くはないまつげで、しかし魅力的に2回瞬く。

いつもの、この癖がどれだけ男をひきつけるか、きっとこの少女にはわかっていないのであろう。

いや、その自分の魔力に気づいていない今だからこそ‘少女’と言うのであろうか。

あやは、本当にきれいになったと思う。大人になったと思う。

幼い頃から、あやはいつも僕のひとつ前にいた。追いついたかなと思うと、もう2,3歩先をあやは歩いている。

そして、どんな時も明るく、ポジティブ。僕とは大違い。まるでそう・・・太陽と月のように‘お似合い’の2人というわけだ。

「わ・た・る!聞いてるの?」

・・・

怒っている彼女も僕はお気に入りだ。










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