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Ceiling blood  作者: 小豆
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天井裏

天井裏には死体があるんじゃないかと思う。


天井にシミが出来るのはその死体から出てきた液体で、そのシミが突然顔に見えるのは死体に眠る怨念なんじゃないか。そんなことをいつの日からか考えていた。


何故こんな事を考えはじめたかを知る術はない。もしかしたら夢の奥深くの場所を探せば見つかるのかもしれない。そんなことをいつの日からか考えていた。


そしていつの間にかその思考は確信に変わるのだと、私は確信していたのだ。いや、もしかしたら、何かが確信に変わる瞬間というのは誰もが自分を壊す道に足を踏み入れた時なのかもしれない。

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