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君がいるから  作者: 柚果
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第二十七話 いろいろありまして

お祭りで買う商品っていうのは


必ずと言って良いほど割高だ。



何でだろう。不思議だ。





「150円です」



微妙にコンビニより高いけど、今の私の気分がこれで晴れるなら安いものだ。



蓋を開けていざ飲もうとしたその時…




「一人?」




私の後方から声が聞こえた。




ん?




「それ中央高の制服でしょ?かわいいよね」



中央高…つまり私だよね?




「えぇと…何ですか?」



「暇なら一緒に回ろうよっ!俺も今一人だし!!」




…わぁ。苦手なテンション!




「すいませんけど一人じゃないんで」



こういうのはキッパリ断るに限る。



「あ、友達?同じ学校?」 


「は?」



「じゃあその子も行こうよ!俺も連れいるし!!」



さっき一人って言っただろ!!こっちは気分悪いんだからほっといてよ!!




もう一度キッパリハッキリ断ろうろしたその時




「おれの知り合いナンパしないでよ」




ん?この声って…




「何〜?この子彰の知り合い?」



「そう。お前の相手にはもったいないよ。残念だけど」



やっぱり彰くんだ。隣には沙希もいる。



「このコには桁外れのカレがいるんだから。あんたじゃ役不足よ」




沙希…いくらなんでも彼氏の友達に暴言吐きすぎ。




って桁外れのカレって誰だ!?



「ってまさかアイツじゃねぇだろうな!?」



だからアイツって誰!?



「ノーコメント」



コメントしてよっ!!わかんないじゃん!!



それじゃあ無理だ、とか何とか言いながら去っていく男A。



「立花さん一人?恭介か慶は?」




 

…ちょっといろいろありましてね。


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