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君がいるから  作者: 柚果
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第二十六話 質問と視線

勘違い。




ってされると面倒だし、何度言っても信じない人っていますよね?




今まさにそんな感じです。





私の目の前にいる美少女。もとい恵麻ちゃん。



彼女が食べたい。と言った一言により、今、甘味喫茶にいる。



あ。もちろん文化祭の出店の、です。




「杏さん、恭介と同い年ですか?」


「他校ですよねその制服。恭介とは同じ中学?」


「違う?じゃあどこで知り合ったんですか?」




…なぜか質問攻めにされています。




やっぱり超ド級のブラコンだよ!!




私を見る目が明らかにまだ疑ってるしっ!



「えぇと最初に会ったのはぁ…」




答は海。でもこの答は言いたくない…




「杏は彰の彼女のトモダチ」



ナイスフォロー水嶋恭介っ!嘘じゃないし!!



「そうなの?じゃあ今日初対面?」




…こ、答え辛い。




「ってわけないか…呼び捨てだし」



わぁぁ!恵麻ちゃん視線怖いですからっっ!!



「恵麻、あんま質問攻めするな」



水嶋恭介に言われると、恵麻ちゃんは

「はぁい」と素直に返事をした。




ほっ。恵麻ちゃんの視線も和らいだ。




うぅん。それより何か気分悪い。



全速力で走らされた挙句甘味喫茶でおしるこ…




「…水嶋恭介。私ちょっと外の空気あたってくる」



ごめんね、恵麻ちゃんはゆっくりしてて。と言い残し私は教室を出た。




…胃が重いってこういう状態を言うのかな




 

あぁ。水でも買いに行こう。

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