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四季  作者: 相模
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夏-4

視界が揺れている。

湯船に長時間浸かった後の、少しの立ちくらみに似た感覚。

見えない炎を見る時の、あの感覚。


暑さのせいで気が動転したのだろうか。

いや、これは実際に暑さのせいであることに変わりはない。


好きな人が、友達といえる仲のあの子に、

「好きだ」と口にしたなんて。


多分、

絶対、

暑さのせいで耳がおかしくなっただけ。


あの子を見つめるあなたの耳が、赤く染まるのも、

あの子の耳も、それにつられて赤く染まったのも、

きっと、全部暑さのせいだから。






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