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【プロットタイプ】作者の代弁

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

私は今のところ気になりません。

でもそう思われるのは、相手か自分の解析度の低さにあると思います。

作者の気持ちを登場人物に投影させるのが嫌い。という読者が非常に多い訳だが、俺の中の定義では、登場人物に合っていれば問題無いのではないか感じている。

人の発言はその人となりを表すものであり、其れから逸脱するから気になって仕方がないのだ。そしてその体の良い言い訳が、『作者の代弁』と使われている様に思う。


騒がしい同居人が遠出するそうなので、俺は諭羅の妹の指導を請け負う事にした。その事は鏡花にも伝えてあるので、夜まで帰る事は無いだろう。

部屋に座って端末を台に置くなり、早速始める事にした。

「まず最初、執筆する前に、登場人物を作る時は自分か、もしくは親しい人間をモデルとすると良い」

「其れはしてますけど」

まぁ多くの作家がそう言うだろう。その方が現実との乖離が少ないから。『こんな輩いるはずない』と意見を叩き切れるから。けれども俺が言いたいのは其れに追加する話。『作者の代弁』という意見も同様にする為だ。

登場人物の思想が滲み出る台詞を書くと、『作者の代弁』という意見が飛び交うことがある。あの思考になるのは、読者側、もしくは作者側何方かの登場人物の解析が低い事から生じる問題である。

『自分の意見を登場人物に投影するな』という事は逆に考えると、『この登場人物はそんな事言うはずないのに、そんな事を言っている。考えられるのは作者が出しゃばったせいだろう』という見解に陥るのだ。

だから打開策として、自分自身をモデルにするという手段がある。言動が全て自分と同じならば、相手側の認識が甘いことになる。『登場人物(じぶん)の事を知りもしないで幻想投げるな』という意見に帰結する。

あともう一つは、親しい人間をモデルにする事。そうしてその相手に自らの思想を問い掛け、どう反響するか確認する事。相手をモデルにしている分、帰ってきた言動がそのまま登場人物の言葉になる。

「登場人物を作り込む。ということは、登場人物の齟齬を無くす。という事だ。解析度が低いと言動にブレが生じる。『作者の代弁』と言われることがないように、作り込む事。これが大切になってくる」

瑠衣はも一つ大切なことを薄ぼんやりとさせてしまっているので、改めて。

瑠衣の癖でもあるんですけど、口が悪い上に、言葉足らず。

無自覚な時もありますが、自覚的にやってる時もあります。

常に人を試すし、試されるのを望むタイプ。

※自分がされて良いと思った事を相手にもしているだけ。


何でもそうなのですけど、ぽっと出というのを嫌うんですよ。


ラブコメの最終回で正ヒロインではなく、何か転校してきた知らない女の子ヒーローがと付き合うと、

『あれは茶番だったのかよ!!』

と皆様が怒るとの一緒です。


物語、話には流れがあります。

仮定があって結果があるように、そこから何か違う要素を挙げられると違和感が何より先に来るという事です。


だから長編マジで苦手。※作者の思想。


つまり、

『物語には流れがあって、どういう人物なのか、どういう言動をするのか、予め考えておく。

その上で『作者の代弁』という言葉が出て来たら、読者か作者の登場人物の解析度が低いことだよな?』

そしてそうならない為に、

『登場人物を作り込んだ上で、相手に行動させろ』

と言ってるんです。


これが裏面に隠されたもう一つの意味。

これを土台にして、瑠衣の意見。


自分と同じ言動をする様に登場人物を作った。その上で物語を書いて、描写をした。それは自分に他ならない。

それを他者が『作者の代弁』と言われても、貴方の解析度が低いだけだよね?

この子は私なのだから、貴方は私の何を知っているの?


逆にこの意見が貫通しない場合というのは、

『流れに合った行動を登場人物にさせてない、作者の解析度が低いか、構成力が薄いからだよね?』

というのが瑠衣の意見。


だから諭羅と気が合うのかと。

口が悪くて皮肉屋だから。

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