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あとがき

　『千夜一夜の転生英雄譚』をお読みいただきありがとうございます。

　「せっかくWebで小説を書いてるのだから、異世界転生にチャレンジしてみよう！」という所から構想をスタートしたこの作品。私が書く以上は俺ツエーなハーレムは無理だろうと思ってたんですが、まさかブロマンス風味になろうとは（絶賛どハマり中の某中華BLの影響ですね/小声）

　アラビアン・ナイトをモチーフに持ってきたのは、まだ自分が書いたことのないタイプの異世界を書きたい願望が強かったからです。そして実際に書いてみたところ、この世界観めちゃくちゃ楽しい！

　冒険、といえば私の中で真っ先に出てくるのは映画「インディー・ジョーンズ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」です。その映像イメージは「シンドバッドの冒険」を擁するアラビアンとの相性が抜群！

　さらに、主従フェチな私と、魔人という存在の親和性があまりにも高すぎて、あれよあれよという間に趣味に沿う方向で話が膨らんでいきました。

　あまりに私の感性にはまったものだから、第2部と称してファナンを主人公にした続編もいずれ書きたいなぁ、なんて願望を抱いちゃってます。なので、終わり方も次に繋げられそうな感じにしてみました。

　異世界転生も初めてならアラビアンも初挑戦だったので、私の筆力で果たして世界観が伝えきれているだろうかと、戦々恐々としています。

　もし楽しんでいただけましたら、感想、レビュー、Twitterなどでほんの一言でもコメントをいただけますと大変うれしく思います。

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　気が向きましたら、別の作品にも目を通していただけたら幸いです。

　入鹿なつ