興味を持ってくださった方へ
初めまして、川本トラララと言います。
これを読んでいるということは、この作品に少しでも興味を持ってくれたからだと勝手に思っています。ということで、この作品を作ろうと思ったきっかけについて語ろうと思います。
この作品は自分の実体験を基に書いています。
自分も中学生の時に、当時好きだった子に想いを伝えようとして、同級生の女子にストーカー認定されました。この作品の蓮君と同じです。
中学では、然程ひどいものではなかったのですが、高校に入ってからはかなり辛かったです。
自意識過剰ではありましたが、授業で発表したらクスクス笑われ、廊下を歩けば、他クラスの人からコソコソと陰口を言われ(結構こういうのって聞こえるんですよね)、かなり精神的にもきてました。
最初は否定しようとも思いましたが、某青春ラノベで噂は空気のようなものだから歯向かっても意味がないとありましたし、実際僕もそう思っていたので、戦う前から諦めていました。
あの時、ちゃんと『俺はやっていない』と言えていたら楽しい高校生活を送れていたのかもしれませんが、もう過ぎたことだし考えても仕方がありません。
それから僕は、廊下を歩くときは、ずっと下を向いて歩くようになったり、とにかく目立たないようにしてきました。
男子も気にしてない感じに接してくれていましたが、気を使ってくれているんだなと思うとやるせない気持ちになりました。
親には迷惑をかけたくなかったので学校にだけは通うようにしました。
そして、幼稚園の時から一緒の友達ともだんだん距離を感じるようになってきて自分は独りなんだと感じるようになり、自分はメンタルがよわよわなので、恥ずかしながら自殺を考えた時もありました。
そんな時に出会ったのがweb小説でした。
以前からラノベは好きだったのですが、自分で書くことなんか考えたこともありませんでした。しかし、小説を書くことで少し気持ちが楽になっていました。
そして、『自分の境遇×ラブコメ』を書いたらいい感じになるのでは! と、浅はかですがそう思い、やってみました(笑)
隙自語はこの辺にして本編をどうぞ!