~Fake SeeKer~
私はあなたのことしか見えないの
だからあなたには私を見て欲しかったの
ノイズのかかったオルゴールの音が聞こえる。
胸を締め付ける、懐かしい音色だ。
体が自然と耳を澄ませる。
すると、遠くから少女の声が聞こえてくる。
私の名前を呼んでいる。
その声を私は知っていた。
莉奈だ。私しか知らない、莉奈の声だ。
掠れていて、それでいて透き通るような小さな声で延々と私の名前を呼んでいる。
私は声の方向へと足を向ける。
透明な空間。
今私はどこを歩いているのだろう。
分からない。でも、向かう場所は分かる気がする。
いつの間にか辿りつく。
淡くて、今にも消えてしまいそうな学校の教室。
水の中に白い絵の具を垂らした様な雲がよく見える特等席。
白くもやのかかった莉奈の姿がそこにあった。
「莉奈」
わずかに見える口角が少しだけ上がる。
「莉奈」
「怜香」
お互いに名前を呼び合う。
「莉奈」
「怜カ」
揺らいでゆく莉奈に近づいていく。
「莉奈」
「レイカ」
手を伸ばしても触れることはできない。
「莉奈」
「レェイ・・カ・・」
段々と聞き取れなくなっていく。
「莉奈」
「・・エ・・イ・・ア・・」
消え行く体を掴もうとする。
「莉奈」
そこにはもう莉奈はいなかった。
目を閉じる。
頭がフワフワして浮いているみたいだ。
夢なら早く醒めて欲しい。
莉奈がいない世界なんていらない。
ノイズが走る。
教室で2人の少女がお弁当を広げている。
2人の顔は見えない。
楽しそうな2人に暖かな陽だまりが射している。
笑い声は、聞こえない。
どのくらい経っただろうか。
夢は醒めていない。
ゆっくりと目を開く。
そこは教室では無かった。
私達が住む地域の最寄りの駅。
いつもは人で溢れるこの駅には誰一人いなかった。
辺りを見回す。
空は青々と広がっている。
跨線橋の連なる窓に太陽光が反射する。
裏手の草木の緑が光を吸い取って目に痛い。
どこかにいるであろう蝉の声が劈く。
強い日差しがジリジリと音を立てて私を照らす。
夢で浮いているのか熱に中てられているのか、段々と分からなくなってくる。
誰もいないホームをユラユラと歩いて日陰のベンチに座る。
顔を上げると灰色のぼやけたビル群が見える。
陽炎のようにも見えるが。
そこにはなにも建っていないようにも思える。
私はこの風景をどこかで見た覚えがあった。
再びノイズが訪れる。
反対側のホームのベンチに2人の少女が腰掛けている。
近くの自販機で買ったのであろう、缶ジュースをおいしそうに飲んでいる。
1人が立ち上がり、もう1人の手を取る。
電車がホームに着いていた。
ふと、意識が戻る。
色の無い電車が反対側のホームに止まっていた。
私は立ち上がる。
なんとなくあの電車に乗らないといけない気がしていた。
弧線橋を渡る。
文字化けしたようなポスターが沢山貼られている。
窓から太陽の光が差し込んでいる。
眩しいけど、暑くない。
向こう側まであとあと少しといったところで瞬きをした時、目の前に何かが現れた。
紳士とでも言いたいのだろうか、タキシードに黒いシルクハットを被っている。
顔はもやがかかっていて分からない。
「誰?」
もやがわずかに動いた。
「案内人」
その声は男とも女とも取れない。
「誰の?」
案内人は答えない。
「あなたは何者なの?」
「案内人」
さきほどと全く同じ返答。
「どうしてここにいるの?」
案内人は答えない。
ため息をつく。ラチがあかない。
私は案内人の横を通り抜ける。
弧線橋を下りようと階段に足を踏み出した時、背後から声がした。
「莉奈ハコレカラ何処ヘ行クダロウネェ?」
振り向いた時には誰もいなかった。
そろそろ、電車が動き出すような気がした。
急いで階段を駆け下りる。
そして、閉まりかけた真っ白な電車に飛び込んだ。
勢いよくノイズが走る。
2人の少女が座席に座っている。
2人の距離は近い。
2人の他に全身が真っ白な人間達もいる。
白い人に埋もれながら私は2人を観察する。
その時、私は確かに感じた。
恐らく莉奈とは違う、もう1人の少女と目があった事に。
ゴトンゴトンと車輪が線路を刻む音が直接響いてくる。
ズキズキと痛む頭を抑えながら、私は立ち上がる。
何とか電車に乗り込むことは出来たようだ。
ぼやけた外の景色は見覚えがある。
窓の外の流れるビル群を横目に私は車両を移っていった。
ノイズの中の莉奈が乗っていた車両を探して。
結局莉奈は見つからなかった。
それどころか、辿りついた先頭車両には案内人がいた。
先ほどとは違い、赤黒い血の付いたベージュのトートバッグのようなものを持っていた。
「・・・どうしてここにいるの?」
そう言うと、手に持ったトートバッグをこちらに差し出してくる。
「忘レモノ」
押し付けられる勢いで渡してくる。
断る間もなく流れで受け取ってしまう。
「私、こんな鞄知らない。」
案内人は答えない。
黙って受け取った血の付いたバッグを恐る恐る開く。
そこには、記憶に無いものばかり入っていた。
その中のサイフを取り、漁り始める。
その中には血がべっとり付いた壱万円札と小銭、顔つきの学生証に何の写真か分からないものまである。
学生証を手に取り、眺める。
名前の場所には堺 怜香と私の名前が書かれている。
しかし、顔の部分や誕生日などが血で隠れて見えなくなっている。
正直もう触れていたくはない。
学生証を戻し、何かの写真を手に取る。
角が丸くなった写真には2人の少女が肩を組んで写っていた。
どこかに行った時に記念で撮ったのだろう、ピースしている。
黒塗りの顔がふたつ。
その黒は最近塗られたもののような気がした。
左の少女は服装から莉奈だという事は推測できた。
となると右の少女は私だろうか。
私の学生証と一緒に入っていたのだからそう考えるのが一番妥当だろう。
この写真をまた見れるようになるかは分からないが、サイフに丁寧に直す。
またノイズだ。
2人の少女が煉瓦作りの道の上に立っている。
背後には白い海が広がっている。
海を背景に少女達が写真を撮っている。
けなげにピースなんてしている。
肩まで組んで、本当に仲が良さそうだ。
また一瞬意識が飛んでしまっていた。
あることを思い出した。
自力では完全に思い出すことの出来ない。
目の前にいる案内人に何故かそれを聞こうとした。
しかし・・・
そこには案内人がいないどころか、電車の中でもなくなっていた。
煉瓦の道に私は立ち、背後には真っ黒な海が広がっていた。
辺りを見回す。
煉瓦の道は目を凝らす限り、永遠に続いている。
真っ黒な海は底なしで、泳ごうものなら一生帰ってこれないのではないだろうか。
今まで真っ白だった空は海を取り込んで灰色に曇っている。
この世界は、まるで合わせ鏡のようだ。
でも、ひとつだけイレギュラーなものが建っていた。
「美術館」
小さな独り言が波の音にかき消される。
大理石で出来たその建物だけが、この空間では浮いていた。
建物にゆっくりと、少しずつ距離を詰めていく。
足が重く感じるのは恐怖に似た感情を味わっているからだろうか。
物凄く嫌な予感がよぎる。
でも、莉奈が居るとしたら美術館の中だろう。何故なら・・・
ノイズが来るのがなんとなく察知できた。
だからと言って回避は出来ない。
2人の少女が手を繋いで美術館へ入っていく。
何かから逃げるように、こけないように小走りで入っていく。
その時、莉奈らしき少女が何かを落としていった。
私は莉奈の落し物を拾おうと、美術館へと近づいていった。
ふと気付いたときにはもう美術館の中に入っていた。
入り口の扉は固く閉ざされている。
手の中に何かの存在を感じる。
手を開く。
そこには、莉奈の落し物である音符のキーホルダーがあった。
病気で声の出すことの出来ない莉奈は歌を歌いたがっていた。
音符のキーホルダーはその思いの象徴と言ってもいいだろう。
そんなものを落とすとは本当に可愛そうだ。
出逢えた時に返してあげなければ。
それまでは莉奈とのお守りとして使わせてもらう。
大事にスカートのポケットにしまい、美術館の中を歩き出す。
私以外の全てのものが大理石で出来ている。
置かれているパンフレットや記念ハンコの朱肉でさえも。
でも私は違和感を感じなくなっていった。
それがこの世界の理だと思っていたから。
冷たい両開きの扉の片側を握り締めて開く。
見た目より遥かに軽くて、余った力で勢いよく開く。
胸がザワつくから慎重に行きたかったけど、これでは飛び出しただけになった。
深呼吸をして心を落ち着かせる。
慌てていればそれこそ対応が遅れてしまう。
少しずつ歩を進める。
大理石で出来たカーペットに従って歩いていく。
道しるべのようなそれに導かれているかのようにも思える。
両端の壁には色の無い絵が交互に飾られている。
冷たい額縁に入れられた絵の下には絵の題名と作者名が書かれている。
もっとも、名前の部分は黒く塗りつぶされていて読むことは出来ないが。
『私事』
『のはら』
『名も無き騎士』
『前方の崖』
『はにかむ彼女』
『■■から■げる■■』
最後の絵だけは題名の一部も塗りつぶされている。
しかも、その絵だけは色が付いていた。
イレギュラーな絵をじっくりと眺める。
夜の路地裏という街の一つの風景。
私はその路地裏の場所を知っていた。
痛いくらいトゲトゲとしたノイズ。
赤い月が路地裏を真っ赤に染めている。
そこに1人の少女が映し出される。
慣れない道に足取りはおぼつかないが、恐怖に駆られて必死に走っているようだ。
水溜りが跳ね、ビルの陰に少女の形が刻まれる。
少女の声は出ない。助けを呼ぶこともできない。
絶望の表情に涙を流している。
私は伝えたくて、その少女を追いかけた。
大丈夫だよって。私はここにいるよって。
私が恐怖から救ってあげるって。
もう、逃げなくてもいいんだよって。
そうだ。思い出した。
莉奈にはストーカーがいた。
だから私が守ろうとした。
でも守り切れなかった。
何故なら。
夕方の駅のホームに立つ。
私はここでストーカーに突き落とされて死んだから。
その解に行き着いた瞬間、猛烈な吐き気が襲う。
自分が既に死んでいることに気付いてしまった。
私はもう現実の世界にはいない。幻の存在。
体の中に何もないはずなのに、思いの塊が這い出てくる。
何も出来ないまま私は・・・。
嗚咽がホームに響く。
トートバッグが血で濡れている理由も、案内人が「忘レモノ」と言った理由も分かった。
案内人・・・?
私の夢の中にいる案内人とは何なのだろう。
その疑問に動かない頭を悩ませたとき、背後から声が聞こえた。
『私ハ怜香ダヨ』
思わず振り向く。
『アナタハ偽者』
間違いない。私の声でシルクハットを被った案内人が呟いていた。
「何言ってるの・・・?私が怜香。あなたは案内人。」
私は間違いなく怜香だ。だって私しか知らない莉奈の声を知っている。
『アナタハ偽者』
「いいえ、あなたが偽者」
案内人が詰め寄ってくる。
『偽者』
「偽者」
『偽者』
覚悟は出来た。
案内人に掴みかかる。もみあいになる。
「偽者!この世界から消えろ!」
それを何とかして消そうと躍起になる。
『偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者偽者』
偽者という言葉が何重にもなって頭に響く。
私の声で私を刺激する。
「消えろ!消えろ!!消えてしまええええええええ!!!!」
喉を枯らして私はホームの外へとそれを突き飛ばした。
案内人がスローモションのようにホームの外へと落ちていく。
その光景に見覚えがあった。
あれ・・・?私はどこかで・・・
思い出さなくていい。
でも、ビリリビリリと電気のようなノイズが邪魔をする。
沢山の真実が流れ込んでくる。
私の脳がそれを思い出してしまう。
そうだ。
私はあの時、憎くて憎くて憎くて憎くて仕方なかった怜香のことを・・・
このホームに突き落とした。
脱げたシルクハットから確かに見えた本当の怜香の顔が、真実で突き落とした瞬間の絶望の顔と重なった。
『真実ヲ思イ出セタカナ?』
あの時と同じ電車が目の前を通過する。
真っ白な車体が深紅に染まっていた。
あぁ。
両手で顔を塞ぎ込む。
私が偽者だった。
私は莉奈のことが好きだっただけなのに。
私は莉奈のことを眺めていただけなのに。
私は莉奈のことが知りたかっただけなのに。
怜香が私のことをストーカー扱いして莉奈に近づいた。
怜香さえいなければ莉奈は平穏な暮らしを送っていただけなのに。
怜香が莉奈の人生を壊したんだ。
許せない許せない許せない。
だから怜香を駅のホームから突き落とした。
「私が怜香を■した」
その日以来、私は莉奈に接触しようと試みた。
でも莉奈は私を見つけると逃げるようになっていった。
あなたに必要なのは怜香じゃなくて私でしょう?
莉奈は怜香の所為で泣いている。
怜香さえいなければ莉奈は悲しむ必要なんて無かったのに。
私は絶望する莉奈なんて見たくなかった。
辛そうな莉奈を見ているのが余りにも可愛そうだった。
だから。私は。満月の日に。
「私が莉奈を■した」
『遂に私は莉奈と話をすることが出来た。
逃げ場のない学校の屋上。
莉奈は端の方に腰を抜かして摺り寄せていた。
「莉奈、こうして話すのは初めてだね。」
「・・・や・・・めてぇ・・・」
掠れ声だが声が出ている。
「た・・・すけ・・・」
「うん、これからは私が助けてあげる。」
怖がらせないように少しずつ近づく。
「怜・・・香・・・どこ・・・」
莉奈が周りを見渡す。
「怜香?彼女ならいないから安心してね。あの駅でこの間飛び降り自殺があったの知ってる?」
返事は無い。
「あれね、死んだのは怜香なの。私が怜香を突き落としたの。莉奈がもう苦しまないようにね。」
莉奈の顔が青ざめる。
声にならない嗚咽が聞こえる。
「だからもう莉奈は怖がらなくていいの。私が守ってあげるから。」
莉奈が首を振る。
「私とずっと一緒。私が莉奈を守ってあげる。」
隠していたロープを取り出す。
泣きじゃくった莉奈の目に希望は残っていなかった。
力もなく抵抗もせず、私のロープが首に巻かれていく。
「莉奈には私以外いらない!いらないの!」
叫んで両手でロープを力強く引っ張る。
「ぐ・・・」
「うう・・」
「・・・・」
莉奈の体から力が完全に抜ける。
もう、莉奈は私のもの。
まだ暖かい莉奈の体を抱く。
ふと、莉奈のスカートのポケットに入っているキーホルダーに目が行く。
買いなおした音符のアクセサリー。
裏面には莉奈と怜香の名前が刻まれている。
気に入らない。
私は音符のキーホルダーを引きちぎり、屋上から投げ捨てた。
莉奈は私のもの。怜香との記憶なんていらない。
さて、そろそろ始めよう。
永遠に莉奈を私のものにする方法。
莉奈の首に巻いてあるロープを解き、手首に巻きつける。
そして、そのロープの片側を自分の手首に巻きつけた。
これで一緒。
私は屋上の端に立つ。
そして、重たくなった莉奈の体を引き摺って。
空中へと放り投げた。
莉奈の体が宙を舞う。
白い肌が夕陽に照らされて美しい。
私は莉奈を追いかけるように屋上から飛び降りた。』
全てを思い出した。
抑えていた顔がドロドロと溶けて私の顔に戻っていく。
私が偽者。私が2人を殺した。
顔を上げる。
そこには、優しく微笑んでいる莉奈と怜香の姿があった。
屋上の夕陽が優しく照らしてくる。
私は立ち上がる。
さっきまで自分と思っていた怜香が話しかけてくる。
「この世界はあなたと莉奈を繋ぐロープが生み出した幻の夢。私は落ちた音符のキーホルダーが呼び寄せた真実への案内人。」
「私はあなた達を殺した。引き裂いた。憎くて憎くてやってしまった。」
「あなたは愛し方を間違えてしまっただけ。あなたは私のことを確かに愛してくれていた。」
莉奈が私を抱きしめてくれる。
「ひとつ道が違えば、もっと幸せな未来があったかもしれないね。」
「・・・私のことが憎くないの・・・?」
「憎いさ。でも、私だって間違えていたんだ。君のことを完全に拒絶してしまった。」
涙がこぼれる。ぜんぶ、ぜんぶ、ぜんぶ、間違っていたんだ。
莉奈が手を差し伸べてくる。
「ねぇ、泣かないで。さぁ、手を取って。」
手を繋いだ莉奈と怜香が眩しい。
もう2人は消えてしまうのだろう。
そして、この2人は私まで救ってくれようとしているのだ。
でも、私は・・・
「怜香さん、良かったらそのシルクハットを私にくれない?」
怜名が持っている案内人のシルクハット。
「私は案内人になる。そしてこれからの少女達の夢を守りたいと思う。」
罪滅ぼしという訳じゃ無い。私の役目を見つけたのだ。
「・・・君がそう思うならこのシルクハットを渡そう。でもそれなりの覚悟はしておいたほうがいい。」
「ええ、ありがとう。」
2人の姿が光に包まれていく。
「莉奈、本当にごめんなさい。そして、ありがとう。」
最後に莉奈がニコッと微笑む。
瞬きした時には莉奈と怜香の姿はなかった。
その時、ふと思い出す。
ポケットに入った莉奈の音符のキーホルダー。
返すのを忘れてしまった。
でも、それもいいかと握り締める。
案内人として、ありがたくお守りとして使わせてもらおう。
シルクハットの中に放り込む。
そして、そのシルクハットを被る。
今日から私は案内人になる。
何度目になるだろうか。
また少女達が夢の世界へと迷い込んでくる。
その度に私は案内人として、少女達にノイズの世界を見せている。
少女達の真実を守る為に。
「あなたは誰?」
『君ノ夢ノ案内人ダヨ』
どうも緋吹 楓です。
読んでいただきありがとうございました。
最初は純愛物を書く予定だったのにどうしてこうなった・・・
書いてるうちにどんどんドロドロになってしまいましたね。
でも書き切ることが出来て僕は満足です。
次回もご期待ください。