登場人物紹介
主人公
名:ルシャ=ノアルド
性別:♂
地位:魔法貴族ノアルド家長男
チャームポイント:三つ編み
目つきが悪く無口だが、人一倍家族想いである本作の主人公。
代々王に使える剣豪『ノアルド』家の長男として生まれ、幼少の頃から剣を習い、剣の腕前は一級品。
だが、剣の事ばかりに気をとられ、剣を交える相手に感情で先の行動を読まれないよう考えた結果、寡黙で表情の乏しい少年になってしまった。
両親はそれを心配しているが、本人も無愛想な自分を気にしている。
しかし、家族や友は大事にする面を持っており、一度仲良くなればその付き合いは深く長い。
チャームポイントは『三つ編み』、あくまで『三つ編み』。『おさげ』と言うのはご法度。
人生を全力疾走するお父さんっ子。
妹:レーシェ、リシュ
*****
名:ルワン=ドレーク
性別:♂
地位:魔法貴族ドレーク家長男
チャームポイント:止まらない口(ルシャ談)
尊敬と親愛の情をルシャに抱く、自称『ルシャの親友』(秘かにルシャ自身もルワンを親友だと認めている)
イースティック国の外交に携わる家系『ドレーク』家の一人息子であり、人の本質を見抜く事に長け、話術を巧みに操る。
普段でも、寡黙なルシャと違い、常に笑顔を絶やさず会話も絶やさない明るい性格であり、友人が数多くいる。
武術の腕もあり、ルシャとも対決することがしばしば。が、ルシャを超えた事は一度もない。
父親の女性問題でとばっちりを受け、自身は異母兄弟問題を抱えている。
自分でも認める程のブラコンですが何か?
*****
名:テュイリール=リアス
性別:♀
地位:魔法貴族リアス家長女
チャームポイント:お団子
ルシャのことを一途に慕うフィアンセ。
自分の気持ちとは反対に、ルシャが女性に興味がないことと、歳が四つ離れていることが重なり、長年女性として見られたことがない。
そして、少し泣き虫ではあるが、幼い割にしっかりしていて、ルシャの為にと強い覚悟を秘めている。
ルシャリサーチが隠れ趣味。(人はそれをストーカーと言う)
*****
名:マーリィン=レジーム
性別:♀
地位:魔法貴族レジーム家長女
チャームポイント:潔さ
天真爛漫で意志の強い、魔法貴族の頂点に立つレジーム家の長女。
性格はさばさばしており、乙女とも言えず貴族とも言えず、男装して平民の子供達と戯れることが多い問題児。
しかし、階級を気にすることなく多くの人を大切に想う心が強く、自分の意見と行動力をしっかり持っている。
幼少の頃からの悩みは、なぜ女性は足がスカスカするスカートを履かなければならないのかということ。
*****
名:エマ=ヴァイルダー
性別:♀
地位:エルフ
チャームポイント:非の打ちどころのない美貌(本人談)
マーリィンの友人であるエルフ。
育ちがいいのか、我儘で人を見下すような口調が多い。ツンケンしていて、陰口もしばしば。
だが、そんな欠点も美貌と豊かな知識で補えていたりする。
マーリィンを妹のように可愛がっている。仲間だと認識した相手には結構優しい。
ルシャの天敵。
*****
名:ニール=ドレーク
性別:♂
地位:ハーフ
チャームポイント:黒いふさふさの羽(ルワン談)
ルワンの異母弟。カラスの獣人と魔法貴族のハーフ。
死刑を免れ、辺境の地で極貧生活を送る少年は、豊かな暮らしを送っている父と兄を嫌い、好き勝手遊ぶ母を嫌い、人を信じなくなった。
用心深く常にむすっとして、変に大人びている。
ルシャの強さには憧れ、尊敬の念を抱き懐いている。
ルワンから押し付けられた洋服を気に入っていたりするが、それは口が裂けても言えない事の一つ。
*****
名:オルファン=ホーマンス
性別:♂
地位:ウェストルダム国第一王子(次期国王)
チャームポイント:さわやかな鈴の音のような笑い声(本人談)
ルシャの暮らすウェストルダム国の王子。
常に明るく気ままな性格で、従者を困らせることもしばしばあるが、心から民と国を愛する慈愛に溢れた器の大きい男。
ルシャから信頼を得、自身もルシャの腕前と人柄を買っている。
人をからかうのが好きだが、ルシャはからかっても普通に返答してくるため物足りなさを感じる今日この頃。
来るもの拒まず、いつでも誰でもウェルカム精神。
*****
名:アークァル=ホーマンス
性別:♂
地位:ウェストルダム国第二王子
チャームポイント:裏工作の手際の良さ
オルファンの弟。
能天気な兄とは違い、何事も計画的に物事を考えて進める慎重派。
正反対である為に、兄より自分が王にふさわしいと考え、王座を狙う野心家でもある。
自分の理想の為には、他人の犠牲を厭わない。
*****
名:アダム
性別:♂
地位:平民?
チャームポイント:無表情
平民のくせに質のいい服を纏い、変に仕草に品がある無表情少年。
本来の姿とは違い『フェイメル=サージ』の姿で武術世界大会に参戦し、ルシャの前に立ちはだかる。
フェイメルの時の明るい態度と、本来のツンケンした態度のギャップが激しすぎる。
自身の弟の話をする時だけ笑顔を見せるところをみるとツンデレなのかもしれない。




