下谷 志之・利斗
今回は『ボーイズ・ラヴ』な話が混ざるので苦手・嫌い・虫唾が走るっ!・受け入れられない!という方はお戻りください!
~~~~~昼休み~~人気のない中庭~~~~~~~~~~~~~~~
2人の男子生徒が猫を間に挟み中庭のベンチに座っている。
2人の間に流れる雰囲気はピンク色だった。
前の文で分かると思うが2人は思いあっていた。
普通、男同士の恋愛はあまりしないが特別な条件がそろっているココではそれが普通なのだ。
そう特別な条件がそろっているココとは、、、那賀美座学園!(ながみざがくえん)
那賀美座学園は、男子校!お金持ち学園!そして全寮制!まさに、王道!という条件がそろっている●女子●男子の聖地なのだ!
先の条件でもそこそこ王道だがなんと!なんと!この!那賀美座学園は!生徒会長は俺様!副会長は腹黒い!などさまざまな王道条件がそろいにそろっている学校なのだ!
そんな学園なのだから、こんな雰囲気の男たちが居てもおかしいことではない。
説明(力説?)している間に猫があくびをしているのをみて一人の不良のような男が告白する決心がついたようだ。
猫があくびをしているのを見てなぜそこで決心するんだとか今ココで決心するんじゃなくて来る前には決心しろ、と色々言いたいことはいっぱいあるが男は告白することを決心したようだ。
だ が
「あ、あのさ!俺!お前のこと、す、、す、好「にゃんこ~Vv!」、、」
男の決心を粉々に粉砕した人物が居た。
「うにゃ~vVお前かわえーなーV」
「おい。志之!おまっ、、いい雰囲気ぶち壊すなや、、。」
猫に夢中になっていた男は志之というらしい。その志之は一緒に居た男に怒られていた。
ちなみに猫は灰トラだ。
「え゛。、、あらまぁ、、すまんな不良君、、。」
とりあえず告白しようとしていた男に謝った志之はまた怒られていた。
「はぁ、、それに、お前ホスト教師に追われてんねやろ、。なに猫かわいがってんねん、、。」
「やぁー、だってさー利斗ー猫かわいいねんなぁー。」
「、、、、(こいつ、救えねぇー、、。)はぁ、、あ、すまんな。こいつが。」
一緒に居た男、利斗は告白しようとしていた男が固まっているのに気づき謝った。
だが、告白しようとしていた男は二人を恐怖で固まってガン見しているようだ。
「ひっ、、、い、いえ、、大丈夫、、、で、す、、、。」
告白しようとしていた男は声を震えながらも返事をした。
告白されるはずだった男は、、この際面倒だからもうチワワ君で行こう。告白しようとしていた男は不良ヘタレ君にしよう。
話を戻すがチワワ君は不良へタレ君がなぜ怖がっているのか、震えているのか分からなかった。
ここで志之・利斗について説明しよう!
志之達の家は裏社会のドンというものだった。国を影で動かしたり、麻薬にも関わっているとか、、少しの犯罪なら下谷家におまかせあれっ★という家で育った二人志野・利都は喧嘩は強い、色んな契約も下谷家にデメリットが少しでもあれば絞りに絞ってデメリットはほとんどない契約にするとか、こんな下谷家の二人が少し動けばこの世から消されてもおかしくないと不良や裏社会の息子達に有名な生徒だった。(まぁ一般生徒とかなんも知らんボンボンとかには有名じゃないけどな by利斗)
こんな二人に謝られた不良のくせにヘタレ君は今にも逃げそうだった(ここで逃げちゃだめだぞっ!チワワ君を守れぇ!byゆば)
「志之ぉぉぉぉぉおおおおと利斗ぉぉぉぉぉ!!!!!!てめぇら!!!そんなとこにいやがんのかぁ!!!今行くからそこで待っとけよっぉぉぉぉ!!!」
ダダダダダダダダダダダ!!!
ホスト教師こと水倉 清吾が二階の渡り廊下から叫び
「うわ!もう見つかってもうたし、。あぁ~にゃんこぉ~、また会おなぁ~(T_T)/」
「ニャ~vV」
そして二人は最後に不良へタレ君達にしゃべりかけた。
「お二人さん。邪魔して悪かった!んでお幸せになぁ!!」
「邪魔して悪かったな。じゃ、お幸せに^^」
そうして二人は走って行った。
静かになった中庭に残された二人は呆然としていた。
不良へタレ君はあの、あの!二人に殺されなくてよかったと、そして、幸せになれと言われたと呆然。
チワワ君は二人に幸せになれと言われた。誰と?もしかして涼君と?(りょう君は不良ヘタレのことです)ということで呆然としていた。
そのころ追われている二人は
「はぁ、、俺なんもしてないんやけどなぁ~。」
「ははっ!旅は道連れ世は情けってな!まぁ旅するとこは地獄やけどな」
「地獄に道連れってかぁ?。はぁ、なんでコイツと双子なんやろ、。」
「仕方がないでぇー。『カミサマ』が決めたことやからな!」
「お前『カミサマ』とか信じないくせになに言ってんの。はぁ、、。」
「志之ォォォォ!!!!!!!利斗ォォ!!」
「お、もう来たで、しつこい先生やなぁ。」
「はぁ、、もーしんどい、。地獄はまだまだ続くなぁ、、。」
「まぁまぁ。てホンマしつこいな。しつこい男は嫌われるでぇ!ホストきょーし!!!」
「だぁーーーれがぁ!!ホスト教師だぁああああああああああ!!!!!」
「「お前しかおらんわぁぁぁあああ!!!」」
~~~~~~~~~~~~数学準備室~~~~~~~~~~~~~~~~~
「で?お前ら何か俺に言うことは?」
二人はホスト教師、水倉先生に捕まり説教されたいた。(水倉先生は数学担当です。)
「はぁ、、、ミナクラ先生。俺なんもしてないんですけど」
ホスト教師、水倉先生は、言い返せなかった。
志之を追いかける必要があると利斗も追いかけなければいけないと頭がもうインプットしてしまっているのだ。
「あぁーー、。まぁ、、お前は、、志之の兄貴だし、、。」
と言った。
「、、、、、、、、、、、。はぁ、、、、、。まじなんで俺志之と一緒に生まれてきたんやろ、、。」
「あっはっは!災難やな。利斗!」
「お前のせいや!あほぉ!!」
「ま、まぁ落ち着け利斗。
で、、お前は俺に言わなくちゃいけねーことがあんだろ?あ゛ぁ゛?なぁ、志之ぉ゛。」
ホスト教師水倉がヤンキーの様に聞いてきた。
だが志之はそれに怯えず淡々としゃべっている。
「ん?どれのことですかぁ??もーやりすぎてどれか分かりませんわ」
「あ゛?、、、お前、、何やったんだ?言ってみろ。」
「え?言うんですか?」
「言え。」
「えー」
「言え」
と先生と志之が何か意味分からない争いをしていると利斗が後ろに黒い何かを背負いながら言った。、、、、目も赤く光ってました、、マル、、
「どっちでもえぇ。どっちでもえぇけどな、、はよ終わらせろ。はよ終わらさないっぺん絞めるで、、、、。(キラーーン」
と、水倉先生のヤンキーっぷりよりはるか上のヤンキーっぷりで言った。
「「・・・・・・・・・・・・・はい・・。」」
利斗の言葉に従いすぐに話を終わらせ志之達は教室に戻り先生は仕事を始めた。
だが、終わる前に志之とホスト教師はこんな会話をしていた。
※小声でしゃべっているので利斗には聞こえていませんでした。
「お、おい、あいつどうしたんだ、、。」
「あれは、、あれはキレる一歩手前、、、やばいっ、はよ終わらせな殺られるっ」
「ま、まじか、んじゃ、、お前のいろいろやったって話はまた今度お前だけを呼ぶからな。」
「おう、、、利斗に絞められるよりましや、、、。」
「んじゃ、これで終わりでいいな。」
「おう。」
という会話があった
まぁそのことは置いといて。
これで『この』お話は終わりだ、だがこれからだ、はじまったばかりのこのお話。さてさてどうなっていくのか、、、
見ものだねっ☆
おしまい
このお話は『旅は道ずれ世は情けってな。ま、旅するとこは地獄だけどな』『地獄に道連れってか?』って言うところが書きたかっただけなんです!すみませんでしたぁああああああああ!!!!