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第19話 探索者ギルドでの情報共有


 戦闘後の翌日。

 探索者ギルドの広間は、活気にあふれていた。


 各パーティが討伐報告を行い、

 仲間たちは戦利品や戦況の確認に追われる。


 忠臣は雷光衆の仲間と共に、

 ボス戦の戦術を振り返る。


「炎迅撃のタイミングは完璧だった」


 颯真が笑みを浮かべ、剣を掲げる。

 忠臣も軽く頷く。


 八神剛は盾を拭きながら、

 白銀の誓いとの連携がいかに重要だったかを語る。


 蒼天の翼の神崎剣悟も、

 側面支援の効果を報告する。


 その間、しずくは後方で、

 回復の流れや仲間の体調を確認していた。


 忠臣の視線が、自然にしずくに向かう。


(……やっぱり、気になる)


 しずくもまた、

 心の奥で忠臣を意識している。


 ギルド長が書類を手に立ち上がる。


「皆、今回の討伐は成功だ。

 しかし、これで終わりではない。

 次の任務がすぐに控えている」


 広間の空気が引き締まる。


「次は、山間部に潜む魔物の討伐だ」


 忠臣は剣の握りを強める。

 しずくも杖をしっかり握り直す。


 互いに目が合い、

 無言の意思疎通。


(……また、共に戦うんだな)

(……はい)


 雷光衆と白銀の誓い、

 蒼天の翼も全員が、

 次の戦場に備え始める。


 忠臣は心の中で、

 ひそかに思う。


(……必ず、しずくを守る)


 しずくも、

 胸の奥で同じ思いを抱く。


 戦闘後の緊張が少しずつ緩み、

 だが、次の戦いに向けた気配は強くなる。


 ギルドの広間に、

 仲間たちの活気と緊張感が同時に漂う。


 忠臣としずくは、

 互いの存在を意識しながらも、

 任務に備え、静かに気持ちを整える。


 この日、

 二人の距離は戦闘後よりさらに縮まり、

 次の戦場での再会を心の奥で約束するようだった。


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