表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/26

第13話 最深部ボス戦開始


 迷宮の最深部。


 黒い鱗をまとった巨大魔物――

 漆黒の獣が闇の中で揺れている。


 雷光衆と白銀の誓いは、

 慎重に距離を詰める。


「まずは正面から挑発!」


 忠臣が前列で声をかける。

 八神剛が盾を掲げ、

 敵の注意を引く役割を担う。


 颯真が魔法陣を展開。

 雷光が剣を包み、

 一斉に斬りかかる。


 忠臣の剣が光を帯び、

 漆黒の鱗を一閃する。


 魔物は咆哮を上げ、

 振動で通路全体を震わせる。


 だが、白銀の誓いも負けていない。

 天城竜司と望月さくらが

 左右から斬り込み、魔物の動きを制御する。


「後列、回復準備!」


 しずくが杖を掲げ、

 光の魔法を仲間に降り注ぐ。


 忠臣は、剣を振り、

 敵の攻撃をかわしつつ

 連撃を加える。


 魔物の攻撃は猛威を振るう。

 鋭い爪が通路を切り裂き、

 地面はひび割れる。


「蒼天の翼、側面を抑えろ!」


 神崎剣悟と風見蓮、相原拳が

 左右から魔物を挟み込む。


 忠臣と天城はその隙を狙い、

 連携で攻撃を集中させる。


 斬撃が鱗を弾き、

 魔物の動きが鈍る。


「今だ!」


 颯真が雷光を解放。

 忠臣の剣にも雷光が宿る。


 同時に、しずくが

 白い光で仲間を守る。


 魔物の一撃が逸れ、

 仲間への被害は最小限に抑えられる。


 通路は光と影に包まれ、

 剣戟の音が響く。


 忠臣は、しずくの背後を自然に気にする。


(……頼もしい)


 しずくもまた、

 忠臣の動きを目で追う。


(……やっぱり、

 懐かしい感覚)


 魂の共鳴は、

 戦闘中も静かに二人をつなげていた。


 魔物は怒りの咆哮を上げ、

 通路の柱を叩き折る。


 雷光衆と白銀の誓いは

 互いに連携を確認し、

 攻撃の手を緩めない。


 忠臣は剣を大きく振り、

 魔物の防御を破る一撃を放つ。


 同時に、しずくが

 仲間を癒す光を広げる。


 激しい戦闘の中で、

 二人の間の距離感は

 確かに縮まっていく。


 だが、互いの正体――

 異世界での勇者と聖女であること――は

 まだ誰も知らない。


 戦いは序盤に過ぎない。

 それでも、魂の共鳴は

 この最深部で確かな力となっていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ