39.猫の独り言
今回は猫の独り言です。少し短めになってます。
私は名もない野良猫ニャ。自慢できるのは私は全身が真っ白な毛並みくらいだニャ。私は、毎日、ご飯を探して彷徨っていたニャ。けど、最近になって、人が魚を捌いてたんだけど、それがとてもいい匂いをさせてたニャ。その人は毎日、いい匂いをさせて捌いていて、たくさんの猫が集まってきたニャ。
何日かたった頃、別の人が出てきたニャ。その人は、とても美味しい肉をくれたのニャ。そして、その人は、お腹いっぱいになるまで食べさせてくれたニャ。こんなこと生まれて始めてだったニャ。
そのあとは、その人に〈テイム〉ってのをされたニャ。みんな、こんなにご飯をくれるならご主人になってもらってもいいと思ったニャ。ご主人に〈テイム〉をしてもらったら今まで本能でしか生きてこなかったの、何か頭の中の霧が晴れたようになったニャ。そして、ご主人が言っている言葉が分かるようになり、私の言っていることをご主人が理解してくれるようになったニャ。
ご主人が、ご主人の部屋に来るように言われたのでついていくニャ。部屋に入ると何か3つの影があったの。1つはクマだったニャ。そして、2つ目は、大きな猫?だったにゃ。そして、最後は、真ん丸の青っぽい塊?だったニャ。だけど、それは、3つの中で一番触れちゃいけないと感じたニャ。あれは、アンタッチャブルにゃ。けど、ご主人に大丈夫と言われたのでとりあえず、警戒は解くニャ。
その後、ご主人に、私達の部屋について話を聞いた。初めは疑ってたけど中はとても広くて居心地がいいの。それに、あの美味しいお肉が食べられるの。でも、こんなに大人数で毎日お腹いっぱいに食べれるのかなと思うニャ。
そう思っていると、ご主人がよく分からないことを言い出したニャ。ダンジョン?スキル?あんまりに唐突すぎてよく分からないニャ。ただ、分かることは、ダンジョンには美味しいものがいっぱいあるってことニャ。そう言うことなら行くしかないニャ。でも、ご主人が言うには、魔物?やモンスターって言うのがいっぱい出て、そいつらをやっつけないと美味しいものの在処には辿り着けないらしいニャ。そんなん私達には無理な話ニャ。と、思っていた時があったけど、ご主人は、私達を強くなるまで面倒を見てくれるらしいニャ。しかも、怪我をしたら魔法?ってやつで治してくれるらしいニャ。これは、つまり、やらなきゃならないニャ。
そした、ご主人は、ダンジョンにあるスキルの書?ってやつを私達に好きに使っていいって言ってくれたけど意味が分からないニャ。そんなことを思っていると、ご主人は、スキルの書の使い方とついでに誰かが傷ついた時のために回復魔法を誰かに覚えて貰うって言ってたなゃ。けど、誰もよく分かっていなかったみたいなので、私が立候補してみるニャ。すると、ご主人は、頭を撫でてくれて気持ちがよかったニャ!っと、そんなことよりも、スキルの書ニャ。スキルの書を使うと、それは、消えて無くなったけど私の中に回復魔法の使い方が分かるようになたニャ。これは、凄いことニャ。使った後に、皆に話をすると、皆に驚いていたニャ。
更に、ご主人は、ここに居ないこの辺りの仲間を集めて来てもいいと言っていたニャ。嬉しいことニャ。そして、ご主人は、明日から、ご主人、グラムさん、スノウさん、ウルさんに班分けされてダンジョンの攻略をするらしいニャ。それは、私達のレベルアップして私達だけでも大丈夫なようにするためらしいニャ。ありがたいことニャ。
話が終わると、私達は散らばって近くの仲間のところに行き説得するニャ。みんな、初めは疑っていたけど本当の事と分かると、みんな嬉しそうニャ。
後は、明日、ダンジョンに入る時に誰について行くかニャ。まぁ、これは、ご主人が決めてくれるはずニャ。私達は、私達の部屋に行くニャ。ここは、広くてとても快適ニャ。ご主人には感謝ニャ。
私達は、始めてと言っていいくらい快適に寝ることが出来たニャ。