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13.初めての肉ドロップ

5階層のボスを倒したがいつもとは違うことがあった。ゴブリン系の魔物は魔石と持っている武器以外はドロップしなかったが今回はボブゴブリンメイジを倒した所にスキルの書が落ちていた。また、出現した宝箱は銀色をしており開けてみるとこちらにもスキルの書が1つ入っていた。あとは、ポーションが2本とマジックポーションが2本入っていた。ポーション類は直ぐにアイテムボックスに入れる。まず、ボブゴブリンが落としたスキルの書には火魔法で、宝箱から出たスキルの書は風魔法であった。そして、どうやら武器と防具が進化したようだ。3人で相談した結果、まず、魔法を持ってないスノウが風魔法を取得し、2人とも火魔法にはあまり関心がなかったので俺が使うことにした。


名前 神月 サイガ

レベル 30

HP 1880

MP 1720

スキル 鑑定 アイテムボックス 木聖術1 テイム6 気配遮断6 火魔法1 雷魔法5 魔力操作5 罠感知3 隠蔽4 気配察知4 魔法耐性3 縮地4 睡眠学習3

称号

世界初ダンジョン入り

世界初ダンジョンモンスター討伐

世界初フロアボス討伐


種族 ビックスライム

名前 グラム

レベル 5

HP 1500

MP 1460

スキル 物理耐性6 酸弾7 水魔法5 分裂5 魔法耐性4 巨大化5 

称号

神月サイガの従魔


種族 スモールホワイトタイガー

名前 スノウ

レベル 4

HP 280

MP 200

スキル 噛みつき3 爪撃3 俊敏2 風魔法1

称号   

神月サイガの従魔


名前 魔法の木刀

スキル 破壊不可 成長 魔纏


名前 魔法のロンティー

スキル 破壊不可 サイズ補正 温度調整 進化 物理耐性4 魔法耐性4


名前 魔法のジーパン

スキル 破壊不可 サイズ補正 温度調整 進化 物理耐性4 魔法耐性4


風魔法

風の魔法が使えるようになる。


魔法の木刀

魔力を良く通す木から作られた木刀。魔力を良く通す。


魔纏

木刀に魔法を纏わせる事ができる。


魔法のロンティー

魔力を良く通す糸から作られている。


魔法のジーパン

魔法を良く通す糸から作られている。


前の時も魔力を通せたみたいだがそういう使い方をしたことがなかったが今度は魔力を良く通すみたいなので使ってみようと思う。ステータスの確認も終わった事だし次の6階層に向けて歩き出す。階段を下りると俺は驚愕のあまり呆然としてしまう。何故ならそこには広い草原が広がっており奥の方には森も見えるからである。


…………何でこんなところに森があるんだろう?と思うが答えは簡単だった。それは、ここがダンジョンだからである。まぁ、まだ時間は夕方前なので攻略を開始する。草原には黒い大きな牛みたいな奴や狂暴そうな豚がいた。鑑定すると


種族 ホーンカウ

レベル 5

HP 500

MP 300

スキル 突進3 


種族 ラフピッグ

レベル 5

HP 300 

MP 250

スキル 突進4


牛の魔物がホーンカウで豚の魔物がラフピッグとなっていた。ステータスは牛の方が高いがスキルは豚の方が高かった。やはりラフ英語で狂暴とと言う意味だからだろうか。とりあえず俺は牛の方から倒してみることにした。俺は気配を消し牛に近づく。折角、木刀が進化したので木刀に魔力を流してみると無色の光を放ち木刀を魔力が覆った。そのままホーンカウの首に斬りかかると力は必要だったが一撃で仕留めることが出来た。ホーンカウはそのまま絶命し消えていった。後に残ったのはドロップ品であるがゴブリン系の魔物よりは少し大きめの魔石と布に包まれる物であった。何かと思い布を開くとそこには赤身の1キロはあろう肉があった。


ホーンカウの肉

ホーンカウからドロップする肉。


肉が好きな俺にとっては倒さなければならない相手であった。っと、その前にホーンカウが肉をドロップするのであればラフピッグも肉をドロップする可能性があると言うことだ。なので、次はラフピッグを倒してみようと思う。

俺はラフビッグに近づき今度は雷の魔力を木刀に流してみると黄色に光りバチバチと電気が走っていた。俺はそのままラフピッグに斬りかかるとさっきよりも簡単に木刀が入りスパーんとラフピッグを一刀両断してしまった。ラフピッグの死体は電気を帯びていたので、もし、ラフピッグが今ので生きていたら恐らく感電をしていたのではないかと思う。

さて、お待ちかねのドロップ品であるがホーンカウと同じくらいの魔石と布に包まれた物であった。俺は、興奮を抑えて包みを開くとそこには1キロくらいの豚肉の塊があった。


ラフピッグの肉

ラフピッグからドロップする肉。


それから、夜になるまで牛と豚を倒しまくって結局、ホーンカウ20等、ラフピッグ25頭倒すことが出来て、殆どの魔物から肉がドロップしたのはラッキーだった。


さて、もう夜の良い時間になってきたので今日はこの辺りでやめようと思う。それにしても、ここは真昼の草原のままであった。今は確実に夜なのだがここは違う。まぁ、ダンジョンだからと言われればそれまでなのだが、時計がなかったら確実に時間がわからなくなるのは確実である。とりあえず、魔法のテントを出し中にはいる。

そして、俺は台所に行きホーンカウとラフビッグの肉を取り出す。とりあえず今日はシンプルに塩コショウを振ってステーキしようと思う。


「グラム、スノウ。今日の晩飯はさっきの魔物のステーキでいいか?」


『グラムはご主人と一緒のもので良いの。』


『俺も文句無いぞ。』


「じゃあ、ちょっと待ってろよ。」


『はーいなの。』


『わかったぞ。』


それぞれくつろぎ始める。俺はフライパンを2つ使い牛と豚のステーキを作っていく。牛はレアで豚は良く焼いた方が良いので中まで火を通す。あとは、家からくすねてきた炊きたてのご飯と肉だけでは栄養が偏るのでサラダを出してやる。


「よーし、出来たぞ。ぐらむ、スノウ、食べるぞ。」


『わーい。美味しそうなの。』


『確かに旨そうだぞ。』


「じゃあ、食べるぞ。」


「『『いただきます(なの)(だぞ)』』」


俺はまず、豚を頬張り豚に歯を入れると豚肉の汁が溢れ出して来る。普段の豚肉とは違い高級な豚肉を食べている感じである。次に、牛肉を食べると赤身肉なので歯応えはしっかりしておりこちらも肉汁がすごく出てとても美味しかった。そして、何よりこれ等の品に合うのがご飯であった。肉を食べるとやはり日本人なのかご飯が進んで仕方がない。そう思っているとグラムもスノウも肉を食べてはご飯を食べており、肉の方が量が多かった為、ご飯が先になくなり悲しそうにしていたので


「ご飯の御代わりならあるぞ。」


そう言うと2人は急に元気になり


『欲しいの。』


『こっちもだぞ。』


と、御代わりをしていた。これは、日本人だけではなかったようだ。俺は、夕食を食べ終わると次はどんな料理を作ろうか心踊らせるのであった。その後は、風呂に入り部屋で就寝する。

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[一言] 誤字多すぎ
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