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ドラゴンさんの暇つぶし  作者: R's
第2章    天の意思と人類誕生 
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第11話  授業 魔法の正しい使い方

「年末なので投稿のペースが落ちてます。」

 私は《千里眼の水晶》で生徒たちの様子を見ながら思った。あれ、このままじゃ迷宮攻略できなくね? と。

 いや、ね? 確かにちょっと難易度は高めに設定しちゃっているよ? しかもドキドキ♡ホラーゲーム風♪なテイストでお送りしているよ? にしてもこのままじゃ他の世界に言った後すぐやられるんじゃないかな? って感じなんだよね~。で、まずは魔法を教えながらの方がいいのかもしれないという結論になった。


 そんな訳で今日から魔法を教えて動かない的に当てるという訓練をしようと思います。


「魔法ですか!?」


「しゃあ!! 異世界転生物っぽくなってきた!!」


「やっと私も戦力になれそうです!」


「……あ、レイチェルとシズルは体術苦手だったっけ?」


「恥ずかしながら……。」


 そうだよねー。普通はそうだったわ。なまじ戦える子が多かったから普通の戦えない人のための戦闘を教えてない気がするもの。座学でも基礎しか教えてないし、ちゃんとした戦力と言うよりサポート要員として扱っていたかもしれない。……バラバラの世界に送られるんだから一人でも戦えるように教えるべきだったか。

 反省は後でしよう。今日は魔法についての基礎を説明した方がいい。っていうか出来るように改造しておこうか。


「じゃ、説明するからよく聞いていてね?」


 そう言って私は魔法について語り始めた。





 さて、今回私が説明したこと。それは魔力回路の使い方と魔法の起動の仕方だ。ぶっちゃけ魔力回路の使い方っていうのは「魔力の操作の仕方」であり、今までやって来ていた事でもある。ただ、厄介なのはここからだ。「魔法」はイメージで発動させるものなのだが、起動の仕方にはコツがいるんだ。

 ステップ1、魔力を集める。ステップと言うか最早これは前提条件でもある。つーかこれの仕方にも二通りあるから知らずに魔法を使うなんて有り得ない。

一つは自身の体内に蓄積してある魔力を使うパターン。ゲームとかで聞く《MP(マジックポイント)》のイメージはこれ。こっちの方法だと無詠唱魔法が使いやすい。ただし、絶対量が人それぞれで決まっていて使い過ぎると気絶、もしくは死に至る。……私達神様は勝手に魔力を造り出せるのでその心配はない。どういう理屈なのかは知らない。

二つ目は周囲にある魔力を集めて使用するタイプ。こっちは魔法陣とか特殊な媒介を使用する魔法がこれに当てはまる。例として挙げるなら陰陽師かな? 自身の魔力は少ししか使わないから魔力の使い過ぎで倒れることはない。相当集中しないと大規模なものは出来ないし、魔力の緻密なコントロール力を求められるけれど。ただし、周囲の魔力濃度に影響を受ける。


ステップ2、術式の構築。これは個人のイメージによって発動する。明確なイメージを持って、『何』を『どうしたい』のかを定めなければ魔法は発動しない。あやふやにこうなりますように! ってやっても魔法として発動することはない。その場合ただの願掛けだ。逆に魔力集めて、対象を決めて、八つ裂きにする、とか言っちゃえば魔法として発動するけど。魔法のうかつな発動、ダメゼッタイ。私学んだ。

……寝ぼけて大爆発を起こしたことがあるからね………。Rに、「魔法漏れだー!!」ってめっちゃ笑われたし……。

因みに「詠唱魔法」はこの詠唱をすればこういう効果が表れるっていう風に《世界の法則》として定められていることが多い。だから必ずしも個人のイメージが必要であるという事ではなかったりする。……呪いとかはこういう風に設定しておかないとバンバン呪われるから……。ほんと、それで滅びかけた世界見たことあるから…。


んでステップ3、魔法の発動。もしくは起動。術式が法則になっている時は起動の方が正しい、らしい。個人的にはどうでもいい。

魔法の発動は構築された術式と言う名の『魔法回路』の中に集めていた魔力を流し込むだけなんだけど、ここで失敗してしまうと魔法が暴発する。こう、バーン!!! って派手に魔力の爆発が起きる。その威力は術式の複雑さ、使用魔力の多さに比例する。魔法の威力と、暴発のリスク&威力はイコールなんだとか。実際に実演して見せたRは只の馬鹿だったと今でも思う。


という事でまずは簡単に「指の上で明かりを灯す」という事を魔法でやってみよう。まずは私のお手本から。今回は最初だし、分かりやすいように右手の人差し指の先に魔力を集めて分かりやすい詠唱を行う。


《明かりを灯す》


 ポウッと私の指に小さなふんわりした光が点く。それを生徒たちに見せながら真似するように指示を出す。


「え、何か詠唱ってもっと、こう、何か……。」


「事務的っすね……。」


「はいごちゃごちゃ言わなーい。」


 はい。何か一部が消化不良そうだったけれど問題なく全員が出来たので次の段階へ移る。鞄の中から魔法に使う道具と説明書を30セット取り出し、一人三個ずつ渡していく。


「何ですかこれ?」


「わぁ!! めっちゃ面白そう!」


 危険なものもあるからね? 取り扱いには注意してよ? フリじゃないからね?


「コホン。え~、これからみんなには魔法用の的当てゲームをしてもらいます。折角この教室を使っているから活用したいしね? ルールは簡単! 私が魔法で的を動かすから皆は一列に並んで魔法を撃って的をぶっ壊してください。一番多く当てた人が勝利です。景品もあるよー!」


「「「「「おお~!!」」」」」


「的は普通の射的用のヤツだから安心してね。馬鹿みたい頑丈だったり、魔法を反射するタイプの奴じゃないから安心してね?」


「「「「「えっ?」」」」」


「よ~し!! それじゃあ始め!!」


 私は開始の宣言をした勢いを利用して仕込んでいた魔法を発動させた。


「面白かったら高評価お願いします!」

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