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ドラゴンさんの暇つぶし  作者: R's
第1章 世界の始祖となりましょう
33/160

29話  災害の【午(うま)】 其の一


「はっは~! いや~何にもねぇな!!」


 大声で叫ぶ。いや~そんなことをやってみたくなってしまうね、こりゃ。現在、私が居るのは広大な草原(ステップ)。いや、サバンナとでも言うべきだろうか? 森林を抜けた先に広がるこの光景に感動してしまったよ。振り返ると見えるのは森と山。いつの間にか山の中にいたらしい。はっはっは。……いや森広すぎだろ!? どうなってんのさ!? あ、はい、世界樹のせいですね知ってます。


 う~ん、とりあえずやって来たものの生き物もほとんどいないんですけど。いてもなんかよく分からんものばっかりですね~。デカい蟻っぽい顔した蟷螂の鎌持ちの虫とか、動く顔のある木とか、鼠っぽい格好しているのに甲羅しょっている奴とか。……カオスですな~。襲ってくる奴には剣で応戦して薙ぎ払いながら進んでいく。………何かコイツラ滅茶苦茶好戦的なんですけど? お前絶対勝てないだろって小さい奴まで挑んでくるんですけど? なんなのマジで~。


 よし、鑑定してやる。狂戦士化でもしてんじゃなーい?

_____________________________________

名  無し

種族  マンティスアント

Lv.57    状態 狂暴化(バーサーク)

体力  124

魔力  47

武力  98

耐久  65

敏捷  55


特殊スキル  硬質化 居合切り

称号  暴走する者

_____________________________________


 ん? んんん? おっかしいな~? ……よし落ち着け私。まだ慌てるときじゃない。…ふう。え、弱くない? 私のステータスの何分の一よ? え、やった? やらかした? まずくない? ……よし、これは誰も知らないことだ。私のステータスは誰も見なかった、いいね?

 しっかし本当に狂暴化(バーサーク)してたね。道理で襲ってくるわけよ。ていうか周りを見れば死体がゴロゴロ転がってるね~。背の高めな草に隠されていて気が付かなかったよ。死の大草原だったか、ここ。


 その後も襲ってくる魔物? かな? は全部ぶっ飛ばして歩みを進める。んー。結構来たなー。歩きすぎてとうとうザ・厄ネタって感じの元凶を発見しちゃったよ。


「あはは、見ぃつけた♪」


 それは馬だった。赤黒く染まっているのは、恐らく返り血の所為。元の色なんて全く分からない。ただ、その眼はしっかりと私を見ていた。…かっこいいな。いいね。欲しくなってきたよ?


 まぁそれ以前に私は馬がいたことに物凄く驚いているんだけど!! え? 君さ、哺乳類だよね!? 何でもういるのさ!? 魚類すらいないのに(多分)!? 魚型の魔物はいるけど!! …もしかして馬型の魔物? えーっと主食何ですか?


「…何でもいっか。…それよりもどうやって返り血を浴びてきたのかな?」


 この子には角とか爪とかの武器がない。身体だけで戦うならここまで血生臭くならないと思うし。う~ん、分からん。

 そのまま見ていたら馬くんが嘶き立ち上がった。そして、蹄を振り下ろす。あれ? そこそこ距離があるのになんでかな。予想できん。

 馬くんの蹄が地面に触れた瞬間――衝撃波と共に大地が隆起し槍となる。


「っ!! 土魔法か!!!」


 いやあなるほど! その身体も十分に凶器になるだろうし、逃げて離れても魔法で戦うってことか!! 確かにこれなら返り血を浴びるね! はっはっは、面白いじゃない!! ……うん、決めた!


「あは、馬くん私と遊びましょう?」


 楽しい舞踏会の始まりだよ?


_____________________________________

名  無し

種族  未確定 (種族名を設定してください)

Lv.362     

体力  986

魔力  634

武力  723

耐久  847

敏捷  763


特殊スキル   闘志共鳴 大破壊 大地の侵略

称号  暴走する悪意  不屈の破壊者  止まらない者(アンストップ)

_____________________________________


「相変わらずサイコパス!」

「これでリナは通常運転です。」

「面白かったら高評価お願いします!」

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